ついにJT杯が開幕しました。棋戦の主催者さんもこんなに大変な時期なのに、いろいろと調整していただき開幕になっていることを考えると1ファンとしてとても嬉しくなりますね。
開幕カードは、▲久保利明九段vs△羽生善治九段
豪華ですww
戦型は角交換振り飛車の(4→3飛車戦法)になりましたね。
乱戦にしないで石田流にするために、一度四間飛車で途中下車する戦法です。
そうすることで、角交換振り飛車のいつもの角打ちからの乱戦を予防できます。
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絶版になってしまった本ですが、電子書籍はまだ買えるんですねb
羽生先生の角打ちによって、石田流は阻まれて乱戦パターンに突入です。
ここで打つとこういうパターンになるのかと驚きました。
今泉先生の見解です↓
羽生先生が久保飛車を完全に抑え込んだように見えたのですが、飛車が縦に横に動いて敵を揺さぶります。そこから華麗に敵の抑え込みをかわして、敵陣突入!?まるでラグビーみたいな飛車の動きでした。
今泉先生の解説通り、飛車を抑えまれないようにした久保先生が完勝してしまいました(;’∀’)
厚みの将棋は負ける時は一方的に成りやすいですからね。
押さえ込む構想が本当におもしろかっただけに残念です。