【映画感想・ネタバレ有】かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

0.はじめに

昨日、「かぐや様は告らせたい~天才たちの頭脳戦~」の映画を観てきました。

もともと、アニメにドハマりして、マンガ・外伝を全巻購入しているので、実写版も観るしかないと思い、映画館へ。

いつものように、キャラメルポップコーンとコーラを売店で買っていざ、スクリーンへ。

さあ、賛否両論になりやすいマンガ原作の実写化。どう、転ぶか。

ちょっと緊張しながら、映画が始まりました。

以下、ネタバレ有の感想になります。ご注意ください。

1.総評

うん、普通におもしろかったです。

かぐや様ファンだからこそ、細かい部分に注文はでてきますが、一個のラブコメ映画として普通におもしろかったです。

まず、役者さんたちが、いい感じで原作のキャラをつかんでいたと思います。

特に、かぐや様役の 橋本環奈 さんと藤原書記役の 浅川梨奈 さんがとてもよかった。ふたりの魅力で、最後までひっぱることができた映画だと思います。

あと、小ネタとして、アニメ版の かぐや 様役の声優さん「古賀葵」さんが、映画館スタッフとして、登場したのは笑いましたw

こういうサプライズは嬉しいです。

藤原書記役は、かなりアニメに寄せてきましたね。

イイ感じにぶっとんでいました。

橋本環奈さんは、やはりラブコメ女優として場数を踏んでいるせいか、安定感がありました。

たぶん、主人公役として、彼女以外は難しかったんじゃないかなというのが私の感想です。

2.ストーリー

原作8割、オリジナル2割くらいの印象でした。

原作人気エピソードの花火大会編は、特に良かったですね。

破壊力がありました。

夏休みまでを原作通り描いて、二学期の生徒会選挙をオリジナル脚本にしてきました。

まさかのかぐや様出馬。会長との一騎打ちの壮絶な選挙戦(笑)

(笑)としたのは、恋愛脳全開の内容になっていたからですw

柏木さんが、原作以上にアグレッシブになっていて笑いました。

そして、ふたりは幸せな……

恋愛頭脳戦を繰り広げて終了。

かぐや様を映画で知った人には十分楽しい映画だったと思います。

3.ファンだからこそ思う注文点

さて、以上のように十分楽しめた映画だったんですが、やはり原作の過激ファン(笑)である自分としては、いくつか残念な点がありました。

① 演出がチープで、作品が原作よりも下品になってしまった印象がある。

② ナレーターの佐藤二朗さんのアクが強い。おもしろいんだけど、かぐや様という作品の雰囲気には浮いてしまう気がする。

これは自分が原作原理主義者だから思う難癖のようなものです。

たぶん、映画製作陣と私の立ち位置が違うから発生するんでしょうね。

「原作の延長線上に映画を位置づける」私と「一本の映画として独立して完成させなくてはいけない」製作陣の解釈違いですね。

一本の映画としておもしろい作品なので、かぐや様をしらないひとに特におすすめです。映画が面白かったら原作もどうぞ。

絶対にはまります(笑)

―――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――

ブログ村のランキングに参加中です。
おもしろかったらクリックしていただくととても嬉しいです。

にほんブログ村 にほんブログ村へ


にほんブログ村

【映画感想】ボヘミアンラプソディ

今、話題の映画「ボヘミアンラプソディ」を観てきました。
ということで、感想記事となっています。
ネタバレがあるかもしれません。ご注意くださいm(__)m



兄が観たいと言っていたので、それに付き合うかたちで映画館へ。『名探偵コナンゼロの執行人』以来の映画館だったので、半年ぶりくらい。

売店でキャラメルポップコーンとコーラを買って準備万端。
いざ、映画館へ。

とはいっても、事前情報はほとんどなしで行ったのでわかるか不安でした。
なんとなく、バンドのクイーンについての映画だとしか知らず。
そもそも、クイーンは、テレビのドラマやCMで有名な歌を聞いたことがあるくらいという……。メンバーの顔は見たことがあるけど、名前が一致しない。
そんな、クイーン初心者の私でも十分楽しめるくらいおもしろかったです。

ストーリーは、伝説的なバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーを主人公とした伝記映画ですね。
厳格な父との対立、クイーンの結成、メアリーという恋人とのロマンスを経て、飛躍していく前半部分と、少しずつ歯車が狂っていく後半部分。そして、復活。

圧巻だったのは、随所に挿入されるライブシーン。
衝撃と臨場感が半端なかったです。これは、ぜひとも劇場でみるべき映画。
クイーン初心者の自分は、「あっ、この曲もクイーンなんだ」と驚きっぱなしでしたが汗。

特に、後半のライブシーンはすごかった。
会場の盛り上がり、汗、出演者の息づかい。
目の前で生きて動いている。自分もそこにいるのだという没入感がありました。
同性愛などきわどいシーンもたくさんありましたが、そのシーンがライブのすごみを作るためにつながっているような気がします。

兄は「ちょっと、ストーリーが弱かった気がする」と言っていましたが、自分はライブシーンを強く出すために、あえて薄味にしているように思えました。よく言えば、割り切っているような……。
あと、字幕で見たので、英語と字幕のニュアンスの違いも大きそう。婉曲的な表現で、意図を省略するようなシーンが多かったです。

文字やセリフ・ストーリーではなく、それ以外の……
いわゆる、文字以外の要素で訴えかけてくる映画ですね。ひとの動き、音、描写、リズム。セリフのない場所での、表現がとても印象的な映画でした。