【順位戦観戦記】▲谷川浩司 九段  vs △藤井聡太 二冠~新旧角換わりの名手同士のぶつかり合い~

ということで昨日の順位戦で実現した中学生棋士同士の対局ですね!!

藤井二冠が小さいころに谷川九段と指導対局して、泣いてしまったことがあるというエピソードをおぼえています。

戦型は現代角換わりの相腰掛け銀でした!!

若いころの谷川先生の得意戦法といえば、横歩取り△4五角と角換わり腰掛け銀というのは有名で、まさに新旧の名手同士の対局となりました。谷川先生は、角換わりの中興の祖みたいなところありますよね!!

手待ちの千日手模様から、谷川線が棋風通りに切り込んでいく将棋でした!!

しかし、そこはさすがの高校生二冠!!

谷川先生の切り込みのカウンターを成立させて、主導権を握ると、そのまま居合切りみたいな形で攻めを成立させて藤井二冠の勝利!B2組で無敗を続けています!

まさに、達人同士の居合切り対決となりました(;’∀’)

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【叡王戦観戦記】▲豊島将之竜王―△永瀬拓矢叡王~歴史的名勝負ついに第九局へ~

第8局は、豊島竜王が勝利して、3勝3敗2分というすさまじい結果になりましたね。

最近は下火になっている▲4五桂馬急戦でしたね。豊島竜王はこの戦法をうまく使い序盤から後手陣に傷を作りました。

千日手の手順もありましたが、それにはならずに永瀬叡王の猛攻を華麗にかわして、豊島竜王圧巻のカウンターが炸裂し、75手で快勝してしまいました。あの永瀬叡王が完全に豊島先生の術中にはまってしまった棋譜でしたね。

おそろしいほど精密な豊島将棋でした。ついに、お互いに3勝で決着は次回に持ち込まれました。

さあ、第九局がラストになるのでしょうか?

それとも・・・

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【NHK杯観戦記】▲糸谷哲郎八段ー△青島未来~力戦角換わりからの右玉!~

やはり、この二人の対局は角換わりになりましたね。ふたりとも早指が強いイメージですw

修行時代はネット将棋の強豪として知られていますからね。

今回は角換わりですが、青嶋先生が△2二金型角換わりに誘導しました。△3二金に戻すと一手損なので、力戦形勝負ということでしょうね。

ただ、糸谷先生も力戦形はかなり得意ですよね、青嶋先生危険な道を渡るな~というイメージ。まあ、青嶋先生も糸谷先生も右玉好きだから、こういう薄い力戦形は大好物なんでしょうw

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↑糸谷流右玉

厚みを作りつつある糸谷先生。広さとバランスで勝負する青嶋先生。

攻める糸谷vs受ける青島!そして、指すスピードが早すぎておいていかれそうになりますw

青嶋先生は右玉含みでやっていましたが、開戦も早かったので、受けに回っています。バランスがいいので2筋が食い破られても、右玉にして粘れるという計算が成立してますね。

青嶋先生のカウンターで糸谷先生が厳しい状況へ。しかし、そこはさすがの剛腕ぶりで、一手間違えれば詰むギリギリの終盤へ。

しかし、そこはさすがの右玉の広さが生きる展開でした・・・

青嶋先生は糸谷先生の猛攻をかわしきり、長めの即詰み筋を冷静に決めました!

いやー、見事な終盤でした!!

今回の棋譜はすごく面白かったですね。

私のお勧めする右玉本を最後におススメして終わります!

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【竜王挑戦者決定三番勝負観戦記】▲丸山九段-△羽生九段~両雄一歩も譲らず!!~

戦型は角換わりでしたね!丸山先生のもっとも得意とする早繰り銀!

対して羽生先生は腰掛け銀に構えて勝負へ。

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丸山先生が仕掛けて、羽生先生がカウンターをおこなうTHE角換わりとなりました。

終盤の入り口付近の羽生先生の歩の連打がすごかったですね。

これで一気に勝利を引き寄せた形となりました。羽生先生のこういう攻めが本当にうまいですよね。さすがの大局観というべきか……丸山先生の最期の猛攻も耐えきり、最後は上部脱出。

上下の挟撃体制を整えて寄せ切り1勝1敗!運命は最終局にゆだねられました(^^)/

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最近、角換わりをたくさん指していて思ったこと

実は最近、角換わりの採用割合を増やしています。
というのも、初手▲7六歩とするのが自分の将棋なんですが、△2五歩なら矢倉、△3三歩なら雁木か振り飛車みたいな採用の仕方が多かったんですよね。

でも、最近、居飛車を持った時の対抗形の勝率が結構よくて、居飛車等寄りオールラウンダー化しているので、角換わりも指さなくてはいけなくなりました(笑)

自分は横歩を取らないので、先手一手損角換わり(つまり後手番角換わり)にしないといけなくなることが多いので、角換わりは避けて通れないんですよね。

①角換わりは、終盤力が一番重要。

お互いに陣形が薄いので(矢倉・雁木・美濃基準)、逆転の一手が成立しやすい将棋です。
絶対的に負けていても、勝負手からの大逆転が多く、終盤勝負になりやすい戦型だと思います。

あまり、余して勝つという局面が少ないような印象がありますね。1手差勝負になりやすいので。

②無理して腰掛銀にこだわらなくても大丈夫

棒銀・早繰り銀・右玉は優秀です。
そこまでの差はつきません。
終盤勝負になりやすいので、自分が指しやすい戦法でOK

自分は腰掛銀と早繰り銀が多いですね。

③落とし穴が多いのでそこだけは注意。でも、落ちたからと言ってあきらめてはいけない

定跡が複雑化しているため、手順前後で落とし穴にはまることが多くなります。
それでおぼえていく要素が強いので、負けも税金だとは思います(;’∀’)

でも、意外と逆転できたりもするのがこの戦法の面白いところなので、あきらめずに終盤に勝負手を放ち続けてみてください。

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↑角換わり初心者さんにおすすめ。自分が読んだ角換わり本で一番わかりやすい名著

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有段者の方はこちらめちゃくちゃ難しいんですが、絶対に持っていた方がいい名著

【竜王戦観戦記】▲藤井聡太棋聖vs△丸山忠久九段~千日手の後の一手損角換わり・元名人の壁厚く、藤井聡太棋聖、タイトル後初黒星~

いや~竜王戦ですがすごい将棋でした。

丸山九段のノーマル角換わりと一手損角換わりのどちらも観れるのとは(;’∀’)

さすがは元名人ですね。

ノーマル角換わり棒銀・一手損角換わりvs先手棒銀と今回は角換わり棒銀と棒銀づくしでした。

腰掛け銀・早繰り銀に比べるとややマイナーですが、やっぱり棒銀はアマ的に見ればこの中で一番とっつきやすいので、嬉しいところです。

一手損角換わりは受け中心になりやすく勝ちにくいと言われているなかで、丸山先生がプロフェッショナルの実力を見せつけました。

角換わりの名手対決ということもあり、すさまじい死闘でした。

竜王戦における丸山先生の強さはさすがです!

この棋譜は何度も並べたいと思います。

丸山先生の角換わり研究か名局集が欲しいです(笑)

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【棋聖戦第3局観戦記】渡辺明 棋聖 VS 藤井聡太 七段

いや~渡辺先生が強かった。最年少タイトルをかけた大一番で、執念の勝利をあげて、次の対局に繋げました。

運命の第三局は、角換わりになりました。

先手の藤井先生が得意とする腰掛け銀ですね。

すさまじい勢いで対局が進みます。

昼休み前に、ほぼ終盤の入り口まで到達しました。

これは最強の終盤力を持つ藤井先生有利か!?

私もそう思っていました。

実際、夕方まではプロ棋士の先生たちも藤井先生持ちが多かったです。

藤井先生が自分から敵の攻撃を誘い込んで、難解な局面を飄々と泳いでいました。

今日の将棋飯。

藤井先生豚しゃぶが多いイメージですw

好きなんだろうな~

午前から続くこの難解な局面において、渡辺先生の妙手がすべてを覆しました。

ほんの少しの歩の動きが世界を変えてしまいました。

冷静に藤井先生の最後のお願いを回避して、渡辺棋聖がそのまま勝ち切りました。

今回もすさまじい将棋でしたね。

さあ、5番勝負がわからなくなりました。サッカーでも2-0から2-1になった瞬間が一番危ないといわれますからね。次回も楽しみです。

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【 叡王戦 七番勝負第2局観戦記】 ▲豊島将之 竜王・名人 VS △永瀬拓矢 叡王~相入玉の激突~

二人の意気込みです。

前回の観戦記はこちら

戦型はやはり角換わりになりました。

永瀬先生が先手なら矢倉もありそうですが、今回は全体的に角換わりシリーズですね。

タイトル戦の御飯は美味しそうです。ゆっくり旅行に行きたいな~

そのためにも早くコロナ終焉してくれって感じですが( ;∀;)

厚みある切り合いが大迫力でした。

しかし、ここでもあの可能性が・・・

ここで出るのか千日手ともおもいきや、今回は回避されましたね。

豪華な夕食の後に、局面は入玉をめぐる攻防に・・・

永瀬先生が入玉をはたし、豊島先生がそれに続く。

駒の点数をめぐる泥沼の入玉戦へ。

後日指し直しですね。すごい勝負でした。

https://twitter.com/bunshun_shogi/status/1279740347359170567

このバナナを食べるシーンは、永瀬将棋の真髄みたいなところあります。

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まさに負けない将棋の真骨頂みたいな対局でした。

おふたりともお疲れ様でした。指し直し局も楽しみです。

追記

勝又先生のtwitterから。まさに軍曹。

王位戦第1局2日目・ついに激突史上最年少▲藤井聡太七段vs最年長△木村一基王位~受け将棋の真髄~

いや~藤井先生強かったですね。昨日から有利になっていましたが、ひたすら受けまくっていた木村王位の最強の楯を撃破して、1勝目を挙げました。

昨日の感想はこちら

木村王位の朝ご飯です。美味しそうですね。トマトと野菜と卵、うまくないわけがないですからね。

封じ手は予想通りの展開でした。木村先生が受けまくる展開です。

もうほぼ終盤戦ですね。

藤井先生キノコ苦手なんですね。高校生っぽいところを見られてちょっと安心した自分がいますww

大劣勢の中でも、さすがの木村将棋の粘り。

解説陣の上を行く読み筋を披露し、簡単には終わらせません。

猛烈な受けで、勝負を難解なものにした木村先生でしたが・・・

30手以上受けまくっての壮絶な投了図でした。

一方的な勝負となってしまいましたが、凄まじい粘りでした。

感動しましたね。

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王位戦第1局1日目・ついに激突史上最年少▲藤井聡太七段vs最年長△木村一基王位~棋界最強の攻めと受けの激突~

将棋情報局さんのこのツイートがすべてを語ってくれましたw

ついにはじまりましたね。注目の王位戦です。

史上最年少タイトル挑戦者vs史上最年長の初タイトル保持者

棋界最強の攻め将棋vs棋界最強の受け将棋

まさに正反対のふたりのタイトル戦ですね。どっちを応援していいのかいまだにわかりません(;^ω^)

戦型は角換わり早繰り銀になるかと思いきや、腰掛け銀の方の変化になりました。

角換わり腰掛け銀のなかでは、アマチュアでも出やすい結構オーソドックスな形の将棋のオープニングになりました。

先手の藤井先生が攻めて、後手の木村王位が受けまくるまさに棋風通りの展開ですね。

相変わらずタイトル戦のご飯は美味しそうですよね。

海鮮丼食べたい(笑)

角換わり腰掛け銀はかなり難しい定跡ですが、遠山先生がわかりやすく解説をまとめてくれています。

将棋ソフト的には先手持ちの局面ですが、後手も工夫次第でチャンスがある形なんですね。

仕事終わり(終わったとは言ってない)に疲れた頭でツイートしたので誤字ってますww

先手が攻めまくっていて、かなり主導権を握っている状況です。ただ、木村先生が得意の受けに回る展開なのでまだまだわからないと信じております。終盤の入り口付近まで進んでいるという解説もあったので、激戦を期待します。

さあ、明日も楽しみです!(^^)!

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