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初段チャレンジ
今朝からぴよ将棋のレート戦をはじめました。
レート戦はストレスかかるから封印していたんですが、今日は気分が乗っていたので、朝から廃指しました……w
結果は……
無事に初段まで到達しました。
27勝1敗という記録です。
とりあえず、初段になりたかったので、2~初段+までのひよこたちと死闘を繰り広げました。
一応使った戦法をメモしておいたので、列挙
・角交換四間飛車 13勝1敗
・飯島流引き角戦法 4勝
・極限早繰り銀 3勝
・ノーマル四間飛車 3勝
・嬉野流 1勝
・中飛車左穴熊 1勝
・藤井矢倉 1勝
・横歩取り 1勝
角交換四間飛車を中心に、各種戦法をつまみぐいしました。
この成績なら一応、オールラウンダーの面目躍如かなと思います。
ちなみに1敗は、寄せ間違えて飛車がただで死にましたw
さて、このチャレンジを通して、ぴよ将棋で初段になるためのコツを列挙していきたいと思います。
どうして、角交換四間飛車を中心に戦ったのか?
いくつか理由があります。
①序盤から大乱戦になる変化が少ないので、安心して戦えること。
対局数も多くなるので、序盤の空中戦をできる限り避けて、安定して戦える戦法がイイと思っていました。
角交換四間飛車なら攻撃の主導権をにぎりつつ、美濃囲いor穴熊に組めるので、かなり安定感があったので、チョイス。
②変化の余地が少ないので、自分の研究が生かしやすい
序盤から角交換するので、お互いに駒組の制限を受けるんですね。
だから、研究局面に誘導しやすく戦いやすいです。
ぴよ側が振り飛車に来ることも少ないので、基本的に対抗形でチャレンジできるのがいいです(相振り苦手なので(;’∀’))
③序盤からリードを作りやすい
基本的にぴよは序盤下手ですが、終盤は初段クラスでも結構強いですよねw
だからこそ、序盤でできる限りリードを作っておくのがいいですね。
基本的に終盤型の自分もぴよの終盤力で大頓死する経験が多々あるので、もう序盤から積極的にリードして、押し切る戦い方を目指しました。
藤井先生の名著を読んでおけば基本的にぴよに序盤負けすることはないと思います。
この本の内容と少しの応用で、逆棒銀が決まったり、飛車先の攻防を制して大優勢を築きやすいです。
なので、手っ取り早くぴよ将棋に勝ちたかったら、↑の本を読んで「角交換四間飛車」を連採すればOK
もしかすると相振りになる可能性もあるので、ここまで読んでおけばかなり安心でしょう。
ぴよに勝つのに必要なのはたしかな終盤力
そして、大優勢になったら、一気に押し切りましょう。
ぶっちゃけると、ぴよ将棋で初段になるためには、↑の2冊と断固たる終盤力が必要です。
ぴよの終盤力ははっきり言って脅威です。
粘りがうまい上に、緩手をみせたら一気に寄せてきます。
なので、基本的な寄せの力と確実に勝ち切る詰将棋力が大事。
終盤の問題をたくさん解きましょう。
序盤はある程度適当でもいいから、安定した終盤力を身につけて欲しい。身につけないと、初段以上にはなれない。というひよこたちの声なき声が聞こえてくるような気がします・
こちらが終盤の問題集では私の最押しです(^^)/
参考になると幸いです。
追記:四間飛車vs原始棒銀
こちらの記事に感想をいただいたので、追記します。
角交換四間飛車に角道を突かない棒銀で対抗された場合どうすればいいのかという趣旨で、たしかに角交換四間飛車にはできない変化です。
角交換四間飛車が使えないパターンはいくつかあって、居飛車が
①原始棒銀できた場合
②飯島流引き角戦法を使ってきた場合
これが代表例ですね。どちらの場合もノーマル四間飛車にして対抗しなくてはいけなくなります。
とはいっても、①②の場合もある程度定跡が確立しています。
とりあえず①の場合の対抗策はこんな感じです。
①原始棒銀が3筋から攻めてきた場合
②原始棒銀が1筋から攻めてきた場合
基本的に原始棒銀に対しては四間飛車側からの積極策が効果的です。
今回の流れは↓の本の定跡を私なりに改造して作ったものなので、より詳細を知りたい方は、読んでみてください。おすすめです。