桐山先生すごかったです。若手の振り飛車党の第一人者井出先生に対して、最初は居飛車をもって千日手。
そして、指し直し局は、後手向かい飛車穴熊で、攻め切り、攻め切り(大事なことなので2度)現役続行を決めました!!!
桐山先生すごい。さすがは昭和の大棋士にして、豊島名人のお師匠様です。
御年72歳で、将棋ソフトを使って研究し、序中盤で若手を上回る構想を見せつけることが多いので、怪物すぎますね。
「いぶし銀の名棋士・桐山清澄九段(72)負ければ引退の一番を千日手指し直しの末にしのぎ通算995勝達成」
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20200707-00187048/
↑yahooニュースへのリンクですが、この記事はとてもわかりやすいのでおススメです。
振り飛車穴熊の固さを活かした、指しまわし。さすがは昭和の大棋士たちと激戦を繰り広げてタイトルを獲得した「いぶし銀」の異名は伊達ではありませんね。
加藤一二三先生が経験を活かした凄味であるならば、桐山先生は変化を恐れない柔軟性がすごいです。
生涯現役の精神は、本当に見習わなくてはいけないと思いました。
桐山先生は、駒落ちの隠れた名著であるこの本を書いているので、私もかなりお世話になっている大先生なんですよね。
上手目線が多いので、駒落ち本では異色の名著です。
先崎先生の「駒落ちのはなし」と組み合わせて使うと最強です。
駒落ち上手を持ちたい人はどうぞw私のタネ本のひとつです(^^)/