【アベマ観戦記】広瀬章人八段 対 折田翔吾四段~アゲアゲ先生vs振り穴王子!~

注意書き

将棋連盟の将棋連盟ライブ中継アプリ等(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/ )を使って観戦を楽しんでいる方向けの将棋観戦記です。

ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ等 のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第3回AbemaTVトーナメントエキシビション

対局者:広瀬章人八段 対 折田翔吾四段(第2局)

日付:2020.5.1

観戦記

さあ、昨日に続いてアベマ観戦記です。

今回は、先手折田先生vs後手広瀬先生です。

https://abema.tv/video/episode/288-23_s55_p30(動画リンク)

今回は広瀬先生が久しぶりに振り飛車穴熊を採用してくれました。

代名詞ですからね。ファンサービスは嬉しいところ。

対して、アゲアゲ先生は、居飛車ミレニアムで対抗します。

ガチガチに固めようとするミレニアム側に対して、4筋と6筋に位を取って対抗します。対ミレニアムに対しては、この位取りが有効なんですね。最近は振り飛車穴熊使っていなかったから知らなかったです(笑)

対して先手は、かなり早めの桂馬跳ねから端攻めを狙っていきます。

ミレニアムは穴熊と違って自分から端攻めを狙えるのが良いところですね。

とはいっても、かなり早めの端攻めでみんながびっくり。積極策で、先手が主導権を握ります。

後手は、左銀を穴熊にくっつけて攻撃を耐える方針へ。

よく見たら、解説の山本先生の後ろに『攻めて勝つ!三間飛車の心得』が(笑)

師匠の本をさりげなくCMしている先生、おもしろいですね。

好感度上がります(笑)

やや不利だと見られていた広瀬先生は、踏み込みの良さを見せて乱戦へ。

穴熊の伝家の宝刀、と金攻め。なんでこんなにうまくできるんでしょうか(;’∀’)

このと金攻めで華麗に勝つ。

やはり振り飛車穴熊は広瀬先生ですね。

今回の見どころ

ミレニアム対策

中盤の端攻めをめぐる攻防

と金攻め

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【アベマトーナメント観戦記】菅井竜也 八段 vs. 佐々木勇気 七段~相穴熊の攻防&手詰まりになった時の対処法~

注意書き

将棋連盟の将棋連盟ライブ中継アプリ等(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/ )を使って観戦を楽しんでいる方向けの将棋観戦記です。

ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ等 のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第3回AbemaTVトーナメント大将戦

対局者:菅井竜也 八段 vs. 佐々木勇気 七段

日付:2020.4.11

観戦記

さあ、いよいよ大将戦です。

前回の記事はこちら

振り飛車チームは、振り飛車党の若きエース菅井八段。(好きな女流棋士は、矢内先生らしいですw)

豊島チームは、天才との呼び名が高い佐々木七段です。

実はこの組み合わせ、小学生名人戦と同じ組み合わせらしいですw

15年以上もふたりで戦っているというのは面白いですね。

四間飛車穴熊vs居飛車穴熊の相穴熊になりました。

四間飛車穴熊を指す人は分かってくれると思いますが、意外と振り飛車穴熊ってセンスが問われるというか下手に指すと手詰まりになりやすいのが怖いですよね。

最近のプロの棋譜を見ていると、相穴熊は端歩を突き合うパターンが多いですね。

振り飛車穴熊側が苦戦しているイメージで、菅井先生がどんな工夫をしてくるかと楽しみにしていました。

と思ったら銀と金が右側を前進していく。ひえー、これをまとめきれるのかと震えました(笑)

振り飛車側からしかけていかないと、ジリ貧になりやすいのですが、攻めをまとめるのも難しそう。

そんな駆け引きをしていると、居飛車が攻撃を開始。

振り飛車は4筋の位取り穴熊という主張があるとはいえ、やはり攻撃の主導権を奪われるのは嫌ですね。

これは振り飛車がまとめにくそう。

中盤の入り口でそう思っていました。

しかし、閉塞感をものともせず、打開していく菅井先生。すごい。

4筋に作っておいた厚みを活かして、角の打ち込みスペースを作り出して、一気に攻める、攻める。

相穴熊では先に、囲いを崩した方が有利だと思っていますが、菅井先生が逆転して攻めます。

居飛車穴熊は固いんですが、急所を的確に突いて崩壊させて、菅井先生の勝利。

振り飛車側は、一度も王手をかけられていない。さすがは、穴熊。

まとめ

今回の見どころ

・振り飛車穴熊でどうポイントを稼ぐか

・手詰まりになりそうになった時の対処法

・居飛車穴熊を的確に崩す手筋

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徹底討論 級位者のかたと穴熊の関係

はじめに

ということで、今回は穴熊のお話です。
私も、居飛車穴熊・振り飛車穴熊どちらも採用しております。本格的に使い始めたのは、初段時代くらいからなんですが、よく聞くのは「級位者は穴熊にしないほうがいい」という議論。

感情論的な議論にも、なりやすい部分ではあるのですが、極力それを排して、メリット・デメリットを考えていきたいと思います。

デメリット

・漠然と穴熊に組むと、相手から速攻を受けた場合、一方的に蹂躙される危険性が高い。

 特に居飛車穴熊は顕著ですね。四間飛車なら、藤井システム・△4四銀型四間飛車・端攻めなど一直線に穴熊を目指すと危険なことが多いです(三間飛車ならトマホークや左銀速攻、中飛車なら5筋位取りからの速攻、向かい飛車は速攻など)。

 ということで、かなり注意深く穴熊に組まないと一方的に攻められて負けることが多くなり勝率が低くなりやすい。

・意外と覚えなくてはいけない変化が多い

 これもネック。居飛車穴熊なら上記。振り飛車穴熊でも、対急戦(棒銀・斜め棒銀・4五歩早仕掛け・鷺ノ宮定跡)・対持久戦(左美濃・位取り・相穴熊・銀冠穴熊)、相振り飛車。これに加えて、基本となる美濃囲いパターンもおぼなくてはいけなくなり、負担が大きくなりやすいです。

メリット

・穴熊感覚を学びやすい

 穴熊戦には独特の感覚が必要です。距離感・どのタイミングで大駒を捨てていいのか・端攻めへの対処法などなど。それをネイティブ感覚で使いこなせるのはなかなかのメリット。

・攻めのつなぎ方が丁寧になる

 穴熊の場合は意外と攻めの駒が少なる場合が多いので、丁寧に攻めをつなげなくてはいけません。固めてドカーンできるのは、終盤のはなしで序中盤はかなり繊細です。

私見

メリット・デメリットを見てきました。
ここで私見を述べたいと思います。

「いま、穴熊を採用しているなら続ける。ほかの戦いかたをメインならそっちに専念する」でどうでしょうか?

おい、政治家の答弁かと怒られそうですが(笑)
浮気せずに、いまやっていることを着実に伸ばしましょう。

穴熊を使うメリット・デメリットはどちらもあって、あえて浮気してまで穴熊にしなくてはいいけど、今使っているなら極めたほうがいいと思います。

【将棋観戦記】加藤桃子女流三段 対 西山朋佳女王~居飛車党の教科書のような攻めのつなぎ方~

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・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

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今回の対局の基本情報

棋戦名:第13期マイナビ女子オープン五番勝負

対局者: 加藤桃子女流三段 対 西山朋佳女王

日付:2020.4.7

観戦記

さあ、マイナビ女子オープン五番勝負がついにはじまりました。

最強の女王西山先生に加藤桃子先生が挑戦です。

どちらも奨励会経験があり、西山先生は現在三段リーグ挑戦中、次点1。

対して、加藤桃子先生は奨励会初段まで上がった強豪です。

居飛車党vs振り飛車党の戦いとなりました。

加藤先生が、居飛車穴熊。西山先生が、△5三銀型三間飛車に構えて、正面衝突。

加藤先生は、攻め将棋に定評がありますが、今日の将棋はキレキレでした。

早めに定跡から離れて、穴熊のハッチがしまったら即開戦。

思い切りが良すぎます(笑)

固さをある程度犠牲にして、積極的に主導権を握りました。たしかに、居飛穴にじっくり囲うと三間飛車側に主導権が移りやすいですからね。攻め将棋としてはそれをよしとしなかったのでしょう。

対して、西山先生も、左金を攻めに繰り出すすさまじい力戦の構想を披露。

昭和か、昭和の将棋なのか?

こんな力戦調でも、潰れずに互角の勝負を繰り広げる両者の剛腕ぶりには、私も感激しました。

そして、加藤先生の手筋の力が本当にお手本となる位うまかった。

歩のたたき、割り打ちの銀、継ぎ桂などなど。

基本手筋を着実に使って、攻めを繋げていく。もう、これは居飛車党の教科書ですよ!?

ということで、初段になりたい方はこちらの棋譜をバンバン並べてみてください(笑)

終盤もリードを保ったまま、暴れ馬を抑え込んで完勝。

加藤先生の会心譜ですね。

アマチュアのお手本にしたいくらいの中盤でした。

まとめ

今回の見どころ

・力戦調でも簡単に潰れない二人の剛腕ぶり

・中盤の手筋を使って、攻めを繋げていく技術

【将棋観戦記】豊島将之 竜王・名人 vs. 鈴木大介 九段~アマ必見の四間飛車鈴木システム~

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ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第61期王位戦挑戦者決定リーグ紅組

対局者: 豊島将之 竜王・名人 vs. 鈴木大介 九段

日付:2020.3.23

観戦記

ついに注目の一戦です。

四間飛車で好調の鈴木先生vs棋界の頂点豊島竜王・名人の激突です。

これはアマチュアに本当に参考になる棋譜なので、紹介させていただきます。

豊島名人の居飛車穴熊に対して、鈴木先生は四間飛車の△4四銀型でいどむ一局ですね。

四間飛車のオーソドックスな居飛車穴熊対策としては、 △4四銀型 と△5四銀型があります。

△5四銀型 はバランス重視で玉頭戦にも含みを持たせた形。

今回の △4四銀型 は四間飛車の攻撃力が高く、積極的に主導権を握りに行く形ですね。欠点としては、さばきあいになりやすく、そうなった場合は固さの暴力で居飛車穴熊が勝ちやすくなってしまうこと。

端歩の有無・穴熊の金の位置などで定跡が結構違うので、詳しく知りたい方はこちらの本の195~256頁をお勧めします。

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定跡通りになってしまうと、居飛車穴熊が有利になるので、鈴木先生は工夫し、△7一玉にして、展開を一手早めて打開しようとしていますね。

定義がイマイチ定まっていませんが、 △4四銀型 でできる限り早く速攻をかける広義の鈴木システムの変化ですね。

藤井システムよりもマイナーですが、この形はアマにとっては相対的に指しやすく、まずはこちらから始めるのが私のおススメです。

鈴木システムにはいくつか指し方があるのですが、今回は端攻めへの変化です。豊島名人が端歩を受ける穴熊を採用してきたこともあって、そちらを目指したものだと思われます。

中盤までのこの端攻めは本当に凄かった。

この流れは、是非ともお手本にして欲しい四間飛車です。

完全に主導権を握っていて、一時的に豊島名人からリードを奪っていたんですが、穴熊の固さを活かした指しまわしで、逆転されて、端攻めの反動もあり一気に勝負が決まってしまいました( ;∀;)

しかし、序中盤までの流れは、振り飛車党は必見です。

まとめ

今回の見どころ

・鈴木システム( △4四銀型 )の攻め方

・端攻めの手順

・端攻めの反動を活かした、豊島名人の穴熊感覚

こちらのブログの四間飛車人気記事はこちらですw

【将棋ソフトの結論】各種振り飛車vs居飛車穴熊 最も評価値が高いのはどれか

はじめに

毎度、ご好評をいただいておりますソフトの評価値比較記事第四段です。

今回は、各種振り飛車vs居飛車穴熊ということで、いつものように振電先生にジャッジしてもらいながら、どの振り飛車を一番有力視しているか教えてもらおうという企画です。

①角交換系の振り飛車を除外

②振り飛車を先手

③居飛車穴熊のハッチが閉まる前の評価値

この3条件でジャッジしていきます。

中飛車系

①5筋位取り中飛車

先手中飛車のエースですね。

5筋位取り中飛車。穴熊を許すかもしれませんが、高位置をキープできるのが狙いです。

攻守ともに隙が無い先手振り飛車のエース。

さあ、評価値は

振り飛車「116」と判断です。

さすがはエース。かなり指しやすいと考えているようですね。

②ノーマル中飛車

古き良き形。居飛車穴熊に最も割を食わされたノーマル振り飛車です。

急戦に対してはほとんど無敵。しかし、持久戦に弱いのがネックです。

振り飛車「マイナス206」。やっぱり厳しい結果になってしまいました。

三間飛車や四間飛車とは違って穴熊に対抗策がほとんどないのが評価値を下げています。

③矢倉流中飛車

ノーマル中飛車の穴熊対抗策です。

4六銀が特徴的な形。本当は後手番の戦法なのですが無理やり先手番に落とし込んでいます。

評価値は「マイナス148」

ノーマル中飛車よりも上です。さすがは、穴熊対策。しかし、先手番なのに評価値マイナスはやはりプロ間では厳しいか……

四間飛車系

①ノーマル四間飛車

みんな大好きいつもの形です。

さて、評価値は……

振り飛車「マイナス85」

やっぱりここからいくつもの作戦を取れるだけあってノーマル中飛車よりは有力だと考えているようです。

②藤井システム

アンチ居飛車穴熊の急先鋒。

天才藤井猛の代表作ですね。これは期待大

振り飛車「125」

暫定1位です(^^)/さすがは藤井システム!

③四間飛車穴熊

居飛車が固いなら、振り飛車も固くしてしまえばいいじゃないという理論で固める相穴熊です。

広瀬先生の活躍ももう10年くらい前のことなんですね~

振り飛車「マイナス1」

ほぼ互角です。

四間飛車穴熊はすぐに手詰まりになりやすいのでそこがネックですね。

三間飛車系

①ノーマル三間飛車

ソフトの評価も高く、中飛車とともに振り飛車党の中心にいる戦法。

アマのファンも増加中。

振り飛車「マイナス13」

ノーマル振り飛車最強の評価ですね。

②石田流

さばきを重視する振り飛車の完成形。

フットワーク軽く一気に捌ききる豪快な将棋になりやすい。

評価値は振り飛車「17」

やはり、こちらも有力。ただ、指しこなすのが結構難しいんですよね(;^ω^)

まとめ

ということで、今回も振電さんに大活躍してもらいました。

順位は

1位 藤井システム 125

2位 5筋位取り中飛車 116

3位 石田流 17

という形になりました。

このなかでは、個人的に2位の5筋位取り中飛車がわかりやすく指しやすいと思います。

ノーマル振り飛車は、やはり三間飛車が有力だと考えているようですね。

少し前は四間飛車が最有力という話もあったんですが、ここ何年かの三間飛車の勢いはすごいですね。

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番外編 角交換振り飛車vs居飛車穴熊

さて、昨日ツイッターでこの記事がご好評いただきまして、角交換振り飛車verも読みたいというご要望がありましたので、追記します。しかし、角交換振り飛車は穴熊に強い&居飛車側の手損になるので、ノーマル振り飛車と競合させるのは酷。なので、今回は番外編です。

角交換中飛車・角交換四間飛車・ダイレクト向かい飛車を検討していきます。

①角交換中飛車

中飛車にした後に、角交換している形。筆者も得意でよく指す。

上の形は、△8五飛車が早いので向かい飛車に振りなおしている形です。

さて評価値は……

振り飛車「125」

やはり、角交換振り飛車に穴熊は指しにくいのがはっきりしましたね。

②角交換四間飛車

藤井猛発祥戦法の一つ。中飛車のように5筋を突いていないので、より評価値が高い気がする。

振り飛車「384」

やっぱり四間飛車のバランスで角交換できれば、穴熊にはかなり制限がかかるんですね。

さすがは、藤井猛。

③ダイレクト向かい飛車

現代振り飛車においての特異点”佐藤康光”会長の得意戦法。本来なら後手番専用の戦法を無理やり先手番に改造して評価してみます。

優位な感じはしますが、形を決めすぎているきらいはありますね。

評価は振り飛車「264」

やはり、四間飛車よりかは評価が低いですが、有力ですね。

まとめ

ということで、主要角交換振り飛車の序列は

角交換四間飛車>ダイレクト向かい飛車>角交換中飛車

でした。

中飛車が最下位は、使い手としてはやや不服ですがw

原因は、五筋を突いたことで角交換後に不安定となりやすいからですかねw

やはりバランスがいい四間飛車がそこでは評価されやすいということでしょう。

ただ、紹介した角交換振り飛車はすべて+評価なので、やはり穴熊に強いのは共通認識と言うことでしょう。

居飛車持久戦vs四間飛車、将棋ソフトが一番評価する持久戦策はなにか?

はじめに

前回は急戦の検討をしました。

なので、今回は持久戦vs四間飛車です。

使うソフトは、またまた「振電」です。振り飛車最強クラスのソフトなので非常に信ぴょう性が高いはずですw

今回は前回の記事の反省も生かして、より見やすくするために振り飛車からの評価値で考えていきます。

姉妹記事です↓

①5筋位取り

四間飛車黎明期からある持久戦です。

5筋の位は天王山。ここをとって駒組を制限してしまうのが基本戦略。

定跡化が難しいので力勝負になりやすい。

振り飛車「マイナス52」です。

意外と評価が高くて驚きですよねw

位取りは理想形に組んだら、負けにくくなるので結構勝ちやすい形です。理想形に組めれば、ですが……

②玉頭位取り

筆者の得意戦法ですw

玉頭戦になりやすいので、振り飛車党が苦手な縦の将棋になりやすいです。

玉頭位取りは、美濃囲いの進展性を奪うこともできるのでそこも魅力です。

さてさて、結果は

振り飛車「マイナス1」です。ほぼ互角。

理想形に組めずに乱戦になると、まとめるのに経験が必要になる形ですからねw

使い手としても納得ですw

③左美濃急戦(※参考記録)

天守閣美濃と斜め棒銀を組み合わせた形

私の得意持久戦その2

火力と守備力を同居させていますw

振り飛車「マイナス311」

かなり有力ですね。まあ、天守閣美濃に対して、藤井システムを直撃されるリスクがあるので使える時とそうじゃないときが結構難しいのが玉に傷。なので、今回は参考記録とします。

④天守閣美濃

さて、天守閣美濃です。

4枚美濃は固さと広さを同居させていて、一時は穴熊よりも評価が高かった時代も……

しかし、対天守閣美濃藤井システム(上の画像)で一気に数を減らしました。

振り飛車「マイナス50」

意外にも五筋位取りに競り負けです。やはりそれほど対策が有能なんですね。

⑤端玉銀冠+右四間飛車

右四間飛車の決定版ともいえる優秀な戦い方。

理想形を崩したくない四間飛車側と囲いをドンドン強化する居飛車の心理戦が楽しめる。

振り飛車「マイナス134」

やはり火力と守備力を備えていると強い

⑥ミレニアム

穴熊並みに固い。藤井システム用の囲いだが、最近ではドンドン市民権を得ている。

今度書籍もでるんですよねw

振り飛車「プラス34」

案外、勝てると思っているw

この企画始まって初のプラス評価ですね。

意外な結果です。振り飛車側が主導権を握りやすいからかな?

⑦居飛車穴熊vs△4四銀型

攻撃的な居飛車穴熊対策ですね。

さばき合いになりやすいので、そういう時は穴熊側に分があるのが少し怖い。

穴熊側がミスると一気に逆転可能なのが魅力。

振り飛車「マイナス171」

やっぱり穴熊は強いw

➇居飛車穴熊vs△5四銀型

こちらも主流な穴熊対策。⑦と比較して玉頭戦になりやすく、縦からの将棋になりやすい。結構主流の形。

振り飛車「マイナス132」

⑦よりもこちらのほうが指しやすい判断ですね。

たぶん、居飛車感覚を持っている人はこちらの方が得意だと思いますw

⑨飯島流引き角戦法

こちらも対藤井システムに有効な引き角戦法。安定して美濃囲いになりやすいので、愛好家も多いです。

振り飛車「マイナス47」

穴熊よりかはやりやすいという判断ですね。まあ、囲いは同等なんで、いい勝負だと思います。

⑩銀冠穴熊

この状況から銀冠のまま穴熊に潜る広さと固さを両立させる囲い。

中央からの速攻に弱いので組めないときも多い。

振り飛車「マイナス131」

穴熊に組めなくても、銀冠ができているのでそこを評価してくれているんでしょうね。

銀冠の広さは強い。

⑪左美濃

大山先生が好んだ8八玉型左美濃。

囲いは優秀だが、意外と使いこなすのは難しい。角道も閉じるのでやや消極的と言われる

振り飛車「マイナス83」

結構高い印象ですね。居飛車党の技巧2だと振り飛車がプラスにしていたりするのに、振り飛車の専門家は高く評価する。なかなか面白いです。

⑫対振り矢倉

振り飛車黎明期に指されていた形。

意外にも加藤一二三先生が一押ししていたので入れてみました。

ここから穴熊に組みなおしたり、玉頭位取りに合流したりできるので、意外と深い。

引き角からの攻撃も可能。

振り飛車「プラス205」

やはり、横からの攻撃に弱いのがネック。攻撃力と囲いの進展性は高いので、力戦志向にチョイスされやすそうです。

⑬松尾流穴熊

最後に出てくるのは、やはり優勝候補筆頭。

00年代からの持久戦はこれが中心で回っていますw

組めれば勝率8割とも言われる居飛車の理想形。簡単に組ませてくれないので。とりあえず、この形で判断します。

振り飛車「マイナス195」

やはりかと思えるほどの強さですね。勝率8割は伊達じゃない。

ちなみに完成すると……

振り飛車「マイナス215」

強すぎますw

まとめ

さて、それではまとめです。

1位 松尾流穴熊 195

2位 居飛車穴熊vs△4四銀型  171

3位 端玉銀冠+右四間飛車  134

以下……

居飛車穴熊vs△5四銀型 132

銀冠穴熊 131

左美濃 83

5筋位取り  52

天守閣美濃  50

飯島流引き角戦法 47

玉頭位取り 1

ミレニアム マイナス34

対振り矢倉 マイナス205

やはり松尾流は強かったですね。上位は軒並み穴熊軍団です。

評価値だけの判断としては対穴熊の四間飛車の基本方針は……

・松尾流は絶対に組ませてはいけない

・ △5四銀型 と △4四銀型 では、若干、前者の方が戦いやすい

あとは端玉銀冠+右四間飛車もかなり有効です。右四間飛車好きならとりあえずこれを狙いましょう。穴熊は組む前に速攻があるので、こちらのほうが安定しやすいです。

やはり、居飛車としてはまずは固さを重視して、攻撃力ある陣形に組むのがソフトは重視するんですね。

ちなみに急戦編と合算してたたき出した順位は……

1位 松尾流穴熊 195

2位  居飛車穴熊vs△4四銀型  171

3位  棒銀 145

でした。棒銀の優秀さがわかりやすく出てますね。

穴熊に割り込んでトップ3にはいっちゃいました

やっぱり加藤先生半端ないw

最後におススメ棋書です↓

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一手ごとに解説!ぴよ帝vs激指15②~三間飛車対抗形~

前回の記事はこちら

はじめに

この前アンケートをさせていただいた観戦記ですが、今回は三間飛車になりました。

先手が激指15先生

後手がぴよ帝です。

さあ、「解説開始」(ウォーズ風)

棋譜

序盤

▲7六歩

激指が角道を開く

△8四歩

居飛車を明示。角交換振り飛車を制限する意味合いも強い一手。

相居飛車なら矢倉・角換わり・横歩取り・雁木の可能性が残る

▲7八飛

三間飛車へ。仮に△3四歩なら、▲ 7五歩からの早石田も有望

△3四歩

ここは石田流を制限できる△8五歩のほうが得が多いと思うが、もちろんこちらも有望

▲6六歩

三間飛車が角交換の乱戦を防ぐ

△8五歩

角の頭を狙う。

▲7七角

これをしなければ大乱戦

△4二玉

囲い合いへ。

▲4八玉

こちらも囲い合いへ


△3二玉

対三間飛車で有望なのは、エルモ・左美濃・穴熊

▲3八玉

穴熊の可能性を残す手

△3三角

居飛車は持久戦へ

▲6八銀

穴熊に備えて左銀が動く

△2二玉

さあ、穴熊か左美濃か

▲6七銀

対持久戦の銀の定位置。三間飛車なら5三銀も有力

△6二銀

おたがいにじっくり囲うので、穴熊作りを優先するかなと思ったがこちらももちろん有望

▲7五歩

三間飛車の積極策。

囲いを作らないまま居飛車穴熊完成前に動く。

定跡手だが、かなりの攻撃的な一手

△9四歩

手が広い中でこれを選ぶのは意外だった。あまり得を感じない?

定跡なら穴熊完成を急ぐはず


▲1六歩

美濃囲いの可能性が高くなる

△1二香

対して居飛車穴熊を明示

▲1五歩

端の位を確保。王の安全地帯と端攻めの可能性を作った

△1一玉

穴熊へ

▲6八角

三間飛車の速攻を目指す一手

△2二銀

ハッチを閉じた

▲5六歩

・振り飛車の常とう手段のひとつ。角の右翼への展開も可能になる

△5四歩

・穴熊の固さを優先すべきのような気がする。やはり、ぴよ帝の序盤はちょっと怪しい

▲2八玉

・速攻の前に王を安全にする


△5二金右

・▲8四飛車を推奨。対三間飛車にはこの浮き飛車がかなり有効

▲7四歩

・ぴよの見せた隙を逃さないで速攻。三間飛車はこの仕掛けがあるので、非常に攻撃的な振り飛車だと思う

△4二角

・疑問手、△6四歩▲7三歩成△同銀くらいで互角のはず

▲5八金左

・守備を整える、片美濃完成も有力。

△8四飛

・前述の通り三間飛車に対して有効な浮き飛車

中盤

▲7三歩成

ついに開戦

△同 銀

取る一手

▲3八銀

戦いの中で美濃囲いを作る。


△8六歩

居飛車も反撃に出るがこれは疑問手。正直、穴熊完成前に勝負に出過ぎたように見える。1枚穴熊と美濃囲いなら固さは美濃が勝る。

▲同 歩

取る一手

△同 角

穴熊特有の強引のさばき。しかし、無理気味。おそらく角交換の成立を読んでいたはずだが読み抜けがあった。

▲8八飛

この軽快なフットワークで飛車角総交換。固さ勝負で勝る三間飛車が、さばきに打って出た

△6八角成

三間飛車のてのひらで踊るしかない

▲8四飛

華麗なさばきが炸裂

△同 銀

不本意な総交換が成立。振り飛車有利

▲6八金

ここまでが三間飛車のシナリオですね。美濃囲いのバランスの良さと相対的な固さ、端歩の確保を考慮して受けきれると判断している


△8八飛

飛車を打ちこむ。ぴよが勝つためには速攻を決めるしかないが

▲7八銀

左銀の有効活用。これで飛車が動けなくなる。さばきの手順を使って陣形バランスを整えている。まさかここまで読んでいたとは……

△3五角

強引な攻めだが格言通りの受けがある

▲4六角

角には角で対抗

△同 角

これで攻撃が完全にストップ

▲同 歩

取る一手

△7三銀

攻撃が停滞してしまったので、振り飛車の打ち込みを警戒して陣形を引き締める。

これで飛車の利きも後ろに効いて陣形が引き締まる。

▲8七歩

飛車の打ち込みを予想していたが、激辛の一手。これで飛車の封じ込めが成功

△7九角

飛車の封鎖を解こうと必死だが、これは軽く受け流される。本来の狙いはここから4六角成だろうが……

やはり、未完成の穴熊問題が気になる


▲6九金

封鎖を維持しつつ、金と銀の連携の強化を図る。

△4六角成

駒がそろっていれば、美濃囲いに脅威を与える位置だが、持ち駒が足りない

▲7一飛

万感の飛車打ち。激辛な手のおかげで対応策もままならない。金・桂馬取り

△4二金寄

穴熊の守りを固める。遅きに失した感が強い。現代的な穴熊。連結こそ通常の穴熊よりもないが、防波堤になっている金によって一手差勝ちになったりもする。

▲7七角

飛車を殺す角打ち

△7八飛成

桂馬と銀の選択だが、銀を選択

▲同 金

取る一手

△5六馬

金に圧迫感を与える。しかし、攻めが切れ気味。このままだと姿焼きになる危険性も強い


▲6八金

駒損を避ける7九金もあるが、陣形の防御力を優先した。

△8八歩

馬で直接取る手もあるが、こちらのほうが馬を動かさないで桂馬を取れる

▲6五歩

角の有効活用を目指す。8一飛車成も有力

△8九歩成

桂馬を取る。馬と金銀と組み合わせれば逆転の芽が出てくるが……

▲8六飛

好手両方に使える飛車打ちからの両取り。桂馬を取った後、二段飛車で穴熊崩しを狙う手筋もある

△5五歩

馬を捨てる覚悟。二段飛車よりも駒損覚悟で飛車馬交換

▲5六飛

馬を取る。桂馬を取るなら攻撃的。こちらは受けを意識した手。

バランスがとれているため飛車の打ち込みに陣形を考慮している

△同 歩

取るしかない


▲8一飛成

桂馬をとった。攻撃力は少し足りないが自陣の安定感は抜群

△9九と

戦力がないので補充するしかない。ほとんど姿焼き状態

終盤

▲5四桂

現代的な穴熊の弱点。飛車と桂馬の連係プレイにもろい

△4四香

角の利きを止めて、穴熊の弱点を補強。ついでに金取り

▲4五歩

香車を動かしてしまえば、角の利きを王に直撃させることができる

△4六桂

終盤型のぴよ将棋猛烈な攻撃。4七銀と逃げてしまうと飛車の打ち込みの隙を与えてしまうので、銀は動かせない

▲4四歩

攻め合いを挑む

△同 歩

放置した場合は、穴熊の致命傷になるので取るしかない


▲4三香

・4二桂馬成もありうるが、そうすると4二の地点に金が残ってしまうので竜が穴熊に迫りやすいこちらの手順を選択。

△3八桂成

美濃囲いを崩して攻め合いを挑む。しかし、敵の王は遠い

▲同 金

取るしかない

△4九銀

・△4九銀▲3九金△3八銀打▲同 金△同銀成 ▲同 玉という攻め筋で激指玉に迫れる。しかし、それでも先手の玉は遠い。

▲4二香成

詰まないことを確信し、攻め合いを継続。

△3八銀成

詰むや詰まざるや。ぴよ特有の終盤の盛り返しを目指す猛攻

▲同 玉

さあ、どうするかと激指は銀を取る

△5七銀

ぴよらしい終盤の最後のお願い。なにもしなければ△4八飛車からの即詰み。

金で取っても、と金ができて攻撃の拠点が確保できる。穴熊の遠さを活かした強引な最後のお願いだ。

▲2八玉

ここで端の位を取っておいたことが活きてくる。早逃げして端に逃げ込んでしまえば、ぴよの猛攻は届かない

△4八飛

あきらめずに王を追う

▲3八桂

ぴよに斜めゴマがないので、受けても逃げても大丈夫。端の位を活かした攻防だ。

△4七金

形作り。端に逃げ込めるため「詰めろ」になっていない

▲4一龍

これで勝負あり。ぴよが投了した。

以下の手順の詰みから逃れることはできない。

▲2一龍    △同 玉 
▲3二銀    △1一玉 
▲2一金

仮に

△3八飛成でも▲1七玉△2五桂▲1六玉で逃げ切れる

【研究ノート】居飛車穴熊vs四間飛車研究~△4四銀型②~

前回の記事はこちら

前回は四間飛車側が端歩を突き越したパターンを考察していきましたが、今回は端歩突かないパターンを考察していきます。

この場合は攻撃が穴熊完成前に居飛車に襲いかかるのでそちらをどう対処するかが問題となってきます。

結論から言ってしまうと、四間飛車側の猛攻は脅威で、それをしのげば端歩をつかない棺桶美濃の四間飛車が苦しくなります。

ただ、穴熊完成前に攻めてきたら、居飛車も攻め合う展開を好むので今回のノートではお互いに攻め合う展開を考察していきます。

①四間飛車(2二角型)

こちらは、四間飛車が角の初期位置から動かさない場合。

私の居飛車穴熊は基本的に▲2五歩が遅めなので、このパターンもあります。

この瞬間に角交換を挑む積極策です。

角交換後でも穴熊は組もうと思えば組めるので積極的に狙って攻め合いを挑みます。

敵が上ずってきたところで、角を打ちこむカウンターを仕掛けるのが狙い。

駒損なくこれをしのぐのは四間飛車が結構難しいので、居飛車が有利になりやすいです。

②四間飛車(3三角型)

こちらも積極的な角交換勝負です。

こちらは端歩突き越しに合流しやすいですが、その対抗が最後の6筋位取り穴熊。

これで四間飛車側の高美濃を防ぎつつ、攻撃の主導権を確保します。

非常に勝ちやすい印象ですね。

まとめ

基本的に端歩をついてこない速攻型にはこちらも角交換で応戦し、流れの中で穴熊を作っていくイメージです。

次回は5四銀型四間飛車の考察をしたいと考えています。

棋譜まとめ

KIF形式棋譜ファイル

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手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 4二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
5 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
6 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
7 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
8 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
9 7八玉(68) (00:00 / 00:00:00)
10 7二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
11 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
12 3二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
13 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
14 7一玉(62) (00:00 / 00:00:00)
15 5七銀(48) (00:00 / 00:00:00)
16 5二金(41) (00:00 / 00:00:00)
17 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
18 8二玉(71) (00:00 / 00:00:00)
19 8八玉(78) (00:00 / 00:00:00)
20 4三銀(32) (00:00 / 00:00:00)
21 9八香(99) (00:00 / 00:00:00)
22 4五歩(44) (00:00 / 00:00:00)
23 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
24 7七角成(22) (00:00 / 00:00:00)
25 同 桂(89) (00:00 / 00:00:00)
26 3三角打 (00:00 / 00:00:00)
27 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
28 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
29 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
30 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
31 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
32 4四銀(43) (00:00 / 00:00:00)
33 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
34 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
35 3八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
36 2四歩(23) (00:00 / 00:00:00)
37 同 歩(25) (00:00 / 00:00:00)
38 同 角(33) (00:00 / 00:00:00)
39 2八飛(38) (00:00 / 00:00:00)
40 2三歩打 (00:00 / 00:00:00)
41 3三角打 (00:00 / 00:00:00)

変化:41手
41 3四角打 (00:00 / 00:00:00)
42 2二飛(42) (00:00 / 00:00:00)
43 3五歩(36) (00:00 / 00:00:00)
44 同 銀(44) (00:00 / 00:00:00)
45 7八銀(79) (00:00 / 00:00:00)

変化:23手
23 2二角成(77) (00:00 / 00:00:00)
24 同 飛(42) (00:00 / 00:00:00)
25 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
26 3三角打 (00:00 / 00:00:00)
27 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
28 4四銀(43) (00:00 / 00:00:00)
29 9九玉(88) (00:00 / 00:00:00)
30 3五銀(44) (00:00 / 00:00:00)
31 8八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
32 2四歩(23) (00:00 / 00:00:00)
33 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
34 同 銀(35) (00:00 / 00:00:00)
35 2四歩(25) (00:00 / 00:00:00)
36 2七歩打 (00:00 / 00:00:00)
37 3八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
38 2五銀(36) (00:00 / 00:00:00)
39 7五歩(76) (00:00 / 00:00:00)
40 2四飛(22) (00:00 / 00:00:00)
41 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
42 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
43 7九金(69) (00:00 / 00:00:00)
44 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
45 7四歩(75) (00:00 / 00:00:00)
46 同 歩(73) (00:00 / 00:00:00)
47 3二角打 (00:00 / 00:00:00)

変化:22手
22 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
23 9九玉(88) (00:00 / 00:00:00)
24 4五歩(44) (00:00 / 00:00:00)
25 3三角成(77) (00:00 / 00:00:00)
26 同 桂(21) (00:00 / 00:00:00)
27 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
28 2二飛(42) (00:00 / 00:00:00)
29 8八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
30 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
31 7九金(69) (00:00 / 00:00:00)
32 9五歩(94) (00:00 / 00:00:00)
33 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
34 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
35 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
36 2一飛(22) (00:00 / 00:00:00)
37 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)

変化:34手
34 2五桂(33) (00:00 / 00:00:00)
35 3三角打 (00:00 / 00:00:00)

【研究ノート】居飛車穴熊vs四間飛車研究~△4四銀型~

前回の記事はこちら

最初に

久しぶりにまともな定跡研究記事です。

今回は居飛車穴熊と四間飛車の戦いについての頻出の△4四銀型です。

一応、↓の記事と兄弟的な位置づけ。

何度も言いますが今回は、居飛車穴熊vs四間飛車△4四銀型のまとめです。

端歩の突き越しの有無・囲いをどうするかで結構変わる変化です。

ご注意ください。

①四間飛車(端歩突き越し型)

A基本的な流れ

とりあえず、最初は端歩突き越し型の研究です。

△4四銀型の場合は火力が高くて、振り飛車がさばきやすい感じの将棋になりやすい反面、単純にさばいていくと固さ負けするのが振り飛車側としては難点です。

意外と↑のこの形が嫌いな人も多いと思いますが、銀のこの体制を見た瞬間に、角を▲6八角としておけば安定して受けられます。

この形の時は松尾流穴熊にこだわらずに、2枚穴熊で満足して攻撃に移るのがベスト。

こんな感じで金銀が中央に出ていき押さえ込む感じの将棋が私の好みです。

B四間飛車の端攻め

あと、四間飛車側が無理やり端攻めを狙ってくる場合もありますが、以下のような形で対処していくことをおすすめします。

この形の居飛車の方針は、穴熊の形を残すよりも、抑え込みに行って無理やりな攻撃をいなすのが基本となります。

基本的に中盤での端攻めはほぼ無理筋なので、角によるカウンターを狙っていきましょう。

C振り飛車の桂頭の攻め

四間飛車が桂頭を狙ってきたパターンです。

この場合はあえて桂損して得を取る感じですね。

一見、ただ捨てのようにみえて怖いですが、桂馬と銀交換が成立しています。

よって、居飛車が優勢になる変化です。

まとめ

①4五銀がみえたら、角を下げる

②端攻め・桂頭攻めを怖がらない

③6筋の歩の突き捨てが重要な要素になるので、できたら突き捨てしておく

④基本は二枚穴熊で、銀と金を使ってがっちり抑え込む

攻撃の主導権は振り飛車が持ちますが、穴熊のおかげで無理攻めになりやすいです。

ある程度、気長に受けて、カウンターを目指す将棋になりやすいです。

次は端歩を突かない、振り飛車の速攻を見ていきたいと思います。

棋譜まとめ

手合割:平手
先手:プレイヤー
後手:プレイヤー
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 4二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
5 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
6 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
7 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
8 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
9 7八玉(68) (00:00 / 00:00:00)
10 7二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
11 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
12 7一玉(62) (00:00 / 00:00:00)
13 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
14 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
15 5七銀(48) (00:00 / 00:00:00)
16 9五歩(94) (00:00 / 00:00:00)
17 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
18 8二玉(71) (00:00 / 00:00:00)
19 8八玉(78) (00:00 / 00:00:00)
20 5二金(41) (00:00 / 00:00:00)
21 9八香(99) (00:00 / 00:00:00)
22 3二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
23 9九玉(88) (00:00 / 00:00:00)
24 4三銀(32) (00:00 / 00:00:00)
25 8八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
26 4五歩(44) (00:00 / 00:00:00)
27 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
28 4四銀(43) (00:00 / 00:00:00)
29 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
30 3五銀(44) (00:00 / 00:00:00)
31 6八角(77) (00:00 / 00:00:00)
32 投了 (00:00 / 00:00:00)
まで31手で先手の勝ち

変化:32手
32 4六歩(45) (00:00 / 00:00:00)
33 同 歩(47) (00:00 / 00:00:00)

変化:32手
32 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
33 7九金(69) (00:00 / 00:00:00)
34 6三金(52) (00:00 / 00:00:00)
35 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
36 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
37 3八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
38 2六銀(35) (00:00 / 00:00:00)
39 2八飛(38) (00:00 / 00:00:00)
40 3五銀(26) (00:00 / 00:00:00)

変化:38手
38 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
39 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
40 4四銀(35) (00:00 / 00:00:00)
41 3七桂(29) (00:00 / 00:00:00)
42 7三桂(81) (00:00 / 00:00:00)
43 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
44 同 歩(45) (00:00 / 00:00:00)
45 同 銀(57) (00:00 / 00:00:00)
46 4五歩打 (00:00 / 00:00:00)
47 5七銀(46) (00:00 / 00:00:00)
48 5四歩(53) (00:00 / 00:00:00)
49 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
50 5五歩(54) (00:00 / 00:00:00)
51 4八飛(38) (00:00 / 00:00:00)
52 5六歩(55) (00:00 / 00:00:00)
53 同 銀(57) (00:00 / 00:00:00)
54 5五銀(44) (00:00 / 00:00:00)
55 同 銀(56) (00:00 / 00:00:00)
56 同 角(33) (00:00 / 00:00:00)

変化:53手
53 同 金(67) (00:00 / 00:00:00)
54 5五銀(44) (00:00 / 00:00:00)
55 4四歩打 (00:00 / 00:00:00)
56 同 銀(55) (00:00 / 00:00:00)
57 4五桂(37) (00:00 / 00:00:00)
58 2二角(33) (00:00 / 00:00:00)
59 2四歩(25) (00:00 / 00:00:00)
60 5五歩打 (00:00 / 00:00:00)
61 4六金(56) (00:00 / 00:00:00)
62 2四歩(23) (00:00 / 00:00:00)
63 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)
64 同 桂(73) (00:00 / 00:00:00)
65 6六銀(57) (00:00 / 00:00:00)
66 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
67 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
68 同 歩(95) (00:00 / 00:00:00)
69 9四歩打 (00:00 / 00:00:00)
70 4三飛(42) (00:00 / 00:00:00)
71 9六香(98) (00:00 / 00:00:00)
72 8三銀(72) (00:00 / 00:00:00)
73 9三歩成(94) (00:00 / 00:00:00)
74 同 香(91) (00:00 / 00:00:00)
75 同 香成(96) (00:00 / 00:00:00)
76 同 玉(82) (00:00 / 00:00:00)
77 9八香打 (00:00 / 00:00:00)
78 9四歩打 (00:00 / 00:00:00)

変化:72手
72 9七歩打 (00:00 / 00:00:00)
73 同 銀(88) (00:00 / 00:00:00)
74 5六歩(55) (00:00 / 00:00:00)
75 6二歩打 (00:00 / 00:00:00)
76 同 金(61) (00:00 / 00:00:00)
77 2三歩打 (00:00 / 00:00:00)
78 同 飛(43) (00:00 / 00:00:00)
79 5六金(46) (00:00 / 00:00:00)

変化:71手
71 2三歩打 (00:00 / 00:00:00)
72 同 飛(43) (00:00 / 00:00:00)
73 9六香(98) (00:00 / 00:00:00)

変化:56手
56 同 飛(42) (00:00 / 00:00:00)
57 5五金(56) (00:00 / 00:00:00)

変化:55手
55 4五飛(48) (00:00 / 00:00:00)
56 5六銀(55) (00:00 / 00:00:00)
57 同 銀(57) (00:00 / 00:00:00)
58 4五飛(42) (00:00 / 00:00:00)
59 同 桂(37) (00:00 / 00:00:00)

変化:54手
54 9六歩(95) (00:00 / 00:00:00)
55 同 歩(97) (00:00 / 00:00:00)
56 9七歩打 (00:00 / 00:00:00)
57 同 香(98) (00:00 / 00:00:00)
58 8五桂(73) (00:00 / 00:00:00)
59 4五桂(37) (00:00 / 00:00:00)
60 2二角(33) (00:00 / 00:00:00)
61 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)
62 9七桂成(85) (00:00 / 00:00:00)
63 同 桂(89) (00:00 / 00:00:00)
64 9二香打 (00:00 / 00:00:00)
65 6四歩(65) (00:00 / 00:00:00)
66 同 金(63) (00:00 / 00:00:00)
67 8六角(68) (00:00 / 00:00:00)
68 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
69 6五歩打 (00:00 / 00:00:00)
70 6三金(64) (00:00 / 00:00:00)
71 7五角(86) (00:00 / 00:00:00)

変化:56手
56 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
57 4五桂(37) (00:00 / 00:00:00)
58 2二角(33) (00:00 / 00:00:00)
59 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)
60 3六歩(35) (00:00 / 00:00:00)
61 6四歩(65) (00:00 / 00:00:00)
62 6二金(63) (00:00 / 00:00:00)
63 8六角(68) (00:00 / 00:00:00)

変化:60手
60 同 桂(73) (00:00 / 00:00:00)
61 同 金(56) (00:00 / 00:00:00)
62 同 歩(64) (00:00 / 00:00:00)
63 3四桂打 (00:00 / 00:00:00)

変化:54手
54 5五歩打 (00:00 / 00:00:00)
55 4五金(56) (00:00 / 00:00:00)

変化:42手
42 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
43 同 歩(36) (00:00 / 00:00:00)
44 同 銀(44) (00:00 / 00:00:00)
45 4五桂(37) (00:00 / 00:00:00)
46 同 飛(42) (00:00 / 00:00:00)
47 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
48 同 銀(35) (00:00 / 00:00:00)
49 同 銀(57) (00:00 / 00:00:00)