【友だち対局感想戦】先手早石田(自分)vs後手居飛車力戦(初段の方)~

ということで、久しぶりの対人戦ですw

最近は2週間ほど対局をやっていなかったので、友だち対局です(^^)/

今日は、振り飛車の気分だったので、早石田から石田流本組ですb

将棋盤

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4手目5四歩型の相振り飛車の可能性がありましたね。気にせずに三間飛車にしましたが角交換からの角打ちで乱戦が怖いです。△4五角ときたら、ちょっと冒険して▲8五角と打ち込む乱戦をしてみようと思っていましたw

ちょっと不利でも乱戦なら終盤で勝ち切るというスタイルです(笑)

しかし、居飛車になったので、石田流本組へ!

駒落ち上手のような後手陣。

手厚い陣形なのでこちらから攻めてさばかないといけません。

タイミングを逃すと厚みにつぶされますからね。

このあと▲8五飛車とすればさばきが成立していたのに、飛車を引いてしまう大誤算w

△同飛▲同桂で飛車と桂馬がさばけて大優勢です。指してから後悔しました(笑)

固さで振り飛車大優勢ですね。なんとか次善策でさばきを成立させて、あとは猛攻するだけ。

ここからはわかりやすい9手詰ですね。

途中で19手とかの詰みもありましたが、無理せずに勝ちに行きました。

美濃囲いが手付かずなので、焦らなくも大丈夫ですし。

中盤にミスをしましたが、いい感じで完勝できましたね。

厚みの将棋は大勝か大敗かのどちらかになりやすいので、力戦形だと結構まとめるのが難しいと思います。

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【定跡メモ】石田流裏定跡?6手目角交換→△4五角に対しての9手目▲6八金研究ノート

疑問に思っていたことを検証していくノートです。

この角打ちに対して、

これが定跡ですが、
こっちにしたらどうなるかです(笑)

たぶん、裏定跡で、難解な局面が続くので指す人が少ないとは思うんですが、メモを置いておきます(笑)

KIF形式棋譜ファイル

Generated by Shogidokoro

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 7五歩(76) (00:00 / 00:00:00)
4 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
5 7八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
6 8八角成(22) (00:00 / 00:00:00)
*俗に言う6手目角交換。4手目角交換の時は向かい飛車にするのが有力。
7 同 銀(79) (00:00 / 00:00:00)
8 4五角打 (00:00 / 00:00:00)
9 6八金(69) (00:00 / 00:00:00)
*こちらは、裏定跡。定跡は▲7六角。
10 2七角成(45) (00:00 / 00:00:00)
11 3六角打 (00:00 / 00:00:00)
12 同 馬(27) (00:00 / 00:00:00)
13 同 歩(37) (00:00 / 00:00:00)
14 3二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
15 7四歩(75) (00:00 / 00:00:00)
16 同 歩(73) (00:00 / 00:00:00)
17 3七角打 (00:00 / 00:00:00)
18 7二金(61) (00:00 / 00:00:00)
*こちらの方が自然。
19 7四飛(78) (00:00 / 00:00:00)
20 7三歩打 (00:00 / 00:00:00)
21 3四飛(74) (00:00 / 00:00:00)
22 3三銀(32) (00:00 / 00:00:00)
23 3五飛(34) (00:00 / 00:00:00)
24 8三金(72) (00:00 / 00:00:00)
25 3八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
26 2二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
*先後どちらをもっても難解。

変化:18手
18 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
*ソフトの最善手。人間的にまとめるのが難しい。
19 7四飛(78) (00:00 / 00:00:00)
20 7三歩打 (00:00 / 00:00:00)
21 3四飛(74) (00:00 / 00:00:00)
22 3三銀(32) (00:00 / 00:00:00)
23 3五飛(34) (00:00 / 00:00:00)
24 4四銀(33) (00:00 / 00:00:00)
25 7五飛(35) (00:00 / 00:00:00)
26 3三桂(21) (00:00 / 00:00:00)
27 7八飛(75) (00:00 / 00:00:00)

変化:18手
18 3三銀(32) (00:00 / 00:00:00)
19 2八銀(39) (00:00 / 00:00:00)

変化:19手
19 8二角成(37) (00:00 / 00:00:00)
*これは、後手有利。
20 同 銀(71) (00:00 / 00:00:00)
21 3八金(49) (00:00 / 00:00:00)
22 5四角打 (00:00 / 00:00:00)
23 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)

変化:14手
14 2七角打 (00:00 / 00:00:00)
*後手は自然に見えるが、先手が攻撃の主導権を握れるので、歩を損しても、先手有利。
15 7四歩(75) (00:00 / 00:00:00)
16 同 歩(73) (00:00 / 00:00:00)
17 5五角打 (00:00 / 00:00:00)

変化:14手
14 6四角打 (00:00 / 00:00:00)
*ソフト的には後手有利だが、自分の感覚では、互角。かなり難解な乱打戦になる。
15 2八角打 (00:00 / 00:00:00)
16 同 角成(64) (00:00 / 00:00:00)
17 同 銀(39) (00:00 / 00:00:00)
18 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
19 3七銀(28) (00:00 / 00:00:00)
20 2二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
21 5五角打 (00:00 / 00:00:00)

【古典棋譜鑑賞会】天野宗歩の石田流~棋聖の脅威のスピード感覚~

はじめに

現代プロの棋譜は、将棋連盟のお願いによって規制されている。

ならば、著作権が完全にきれてパブリックドメインになっている古典棋譜を解説すればいいじゃない。

ラッキーなことに、私は趣味で歴史研究もしているので、古い本を読むのもまあまあ得意。さあ、レッツゴー国立国会図書館。

ということで、今回は国立国会図書館に収録されている『将棋手鑑』からの解説です。

国立国会図書館のデジタルライブラリーから、大量の古典将棋のデータをダウンロードしてきたので、現在は翻訳作業中です。

こちらのプロジェクトもその一環です。

今回は、前述の 『将棋手鑑』 11-12頁の内容の天野宗歩の香車落ちを取り上げようと思います。

天野宗歩は、振り飛車のさばきや終盤力が絶品なので、ぜひとも並べてみてください!

棋譜

解説

今回は、上手が天野宗歩です。この時、若干16歳。

下手が久田弥三郎というひとです。

天野宗歩は、石田流+美濃囲いに組みました。この時期は、美濃囲い黎明期に近いのですが、本当に現代的な駒組ですね。

それに対して、下手は、舟囲いから厚みを持った陣形で石田流のさばきを抑え込もうとしています。

38手目▲5七銀

そして、攻めのスピード感の違いが如実に出ている棋譜でもあります。

例えば、下手のこの一手。

40手目▲1六飛車

この手は香車がいない場所を狙っていますが、やや攻めが遅いです。それに対して宗歩は、中央付近の歩交換の反動をうまく利用して、高美濃を作り、将来的な左銀の攻めを実現させていく。

相手の力をうまく利用して、投げ飛ばす感じですね。振り飛車のこういうカウンターもとても勉強になります。

特に、50手台のさばきの感覚はやばいです。

↓飛車と銀桂の2枚替えで一気に優勢へと持ちこんでいますね。

56手目▲4六金

囲いの固さを考慮すれば、さばきが大成功してます。下手の飛車も正直、いい位置にいるとはお世辞でも言えないですからね。

振り飛車の左辺をうまくさばいた後は、銀を使って舟囲いの弱点である縦の攻めを断行。舟囲いのメリット広さを上から押しつぶして、逃げ場を封鎖し、攻めの形がうまく整わない下手をよそに、横からの攻撃も加えて二方面作戦でサクッと舟囲い潰しです。

93手▲6八金(終局図)

こちらが終局図。一応、一手差になっていますが内容的にはかなりの大差であるように感じました。

終局図以下の詰みの一例は

▲同 角△6九銀▲8八玉 △6八龍▲9七玉△7九角▲8六玉△8五銀▲同 玉△7四金▲7六玉 △6六龍▲同 玉△6五金打ですね。

棋譜データ

手合割:香落ち

△3四歩 ▲7六歩 △3三角 ▲2六歩 △3五歩 ▲2五歩
△3二飛 ▲4八銀 △6二玉 ▲5六歩 △4四歩 ▲6八玉
△4二銀 ▲7八玉 △4三銀 ▲4六歩 △4二角 ▲4七銀
△3四飛 ▲1六歩 △5四歩 ▲1五歩 △7二玉 ▲5八金右
△5二金左 ▲9六歩 △9四歩 ▲2六飛 △8二玉 ▲3六歩
△同 歩 ▲同 銀 △3五歩 ▲4七銀 △7二銀 ▲6八銀
△3三桂 ▲5七銀 △5三角 ▲1六飛 △6四歩 ▲3七桂
△6二角 ▲5五歩 △同 歩 ▲同 角 △6三金 ▲6六角
△5四銀 ▲3六歩 △同 歩 ▲3五歩 △3七歩成 ▲3四歩
△4七と ▲同 金 △2五桂 ▲3三歩成 △6五銀 ▲8八角
△7六銀 ▲1四歩 △5六歩 ▲6六銀 △4五歩 ▲5六金
△2七銀 ▲7七歩 △6五銀 ▲同 銀 △1六銀成 ▲4三と
△3八飛 ▲5八歩 △6五歩 ▲7九角 △5五歩 ▲5七金
△4六歩 ▲3二飛

その他、天野宗歩関係の記事はこちら

https://dnovel.net/archives/tag/%e5%a4%a9%e9%87%8e%e5%ae%97%e6%ad%a9

プロ棋士の棋風研究<第4回 戸辺誠七段>

ご好評いただいている棋風研究もついに第四回ですね。

今回は、戸辺誠七段です。

はじめに

振り飛車党の若き旗手として活躍されていますね。

ゴキゲン中飛車・石田流など現代振り飛車の使い手として知られていて、相振り飛車における戸辺流・後手石田流の「4→3戦法」などを奨励会時代に開発した若き天才ですね。相振り飛車の定跡の進化は彼と菅井先生によって現在の源流が作られていると言っても過言じゃありません。

経歴

加瀬純一門下。

兄弟弟子に、佐藤和俊先生(三間飛車藤井システム・振り飛車穴熊の使い手)・遠山雄亮先生(ゴキゲン中飛車における丸山ワクチン対策の「遠山流」の開発者)がいて、みんな振り飛車定跡の整備に功績が大きいんですよね。

師匠の加瀬先生も振り飛車党なので、貴重な振り飛車一門です。

1998年の第23回小学生将棋名人戦で3位、2006年に20歳でプロデビュー。

翌年、竜王ランキング戦6組で優勝。

2009年度の期王位戦予選で、森内九段、久保棋王(当時)を破り挑戦者決定リーグに進出。決定リーグでは羽生善治名人に勝ち、羽生とのプレーオフに進出するなど大活躍し将棋大賞の新人賞を受賞。

2010年に竜王戦5組優勝。

佐藤天彦(元名人)、糸谷哲郎(元竜王)、広瀬章人(現竜王)と将来を期待されてきた逸材です。

棋書の出版も多く、わかりやすい名著「石田流を指しこなす本」などを発表するなど、アマチュアの振り飛車党にとってはとても貴重なプロ棋士の先生です。

戸辺本にほとんどはずれがないので、石田流やゴキゲン中飛車、相振り飛車本の第一候補ですね。

棋風

純粋振り飛車党。

三間飛車の石田流を得意として、中飛車と使い分けている。

直近では三間飛車4割・中飛車3割・相振り飛車3割くらいの割合で使用している。

対石田流の△1四歩戦法(先手がつきかえしたら相振り飛車にして端に傷を作り、つきかえさなかったら突き越して先手の囲いを棺桶美濃に強制させる戦法。この流行で石田流がプロ棋界から激減した)発見後も、石田流を使い続けている貴重な振り飛車党です。

するどいさばきと華麗な一手で一気に攻め切る攻める振り飛車党。

なんでも、アマチュア時代の次の一手集中勉強法で作った棋風なんだとか。

詳細はこちらのインタビューをどうぞ。

棋士の本棚フェア 第1回:戸辺誠七段 【外部リンク】

エピソード

お父さんが有名なお米農家で、テレビ番組でもたまに特集されている。

ファンや棋界へのサービス精神が旺盛で、解説・若くして弟子を取る・名著を量産するなど広報活動や布教活動にもとても熱心な棋士。野球の始球式でボールを投げるなどユニーな活動も。

今後もドンドン将棋界を盛り上げて欲しいです。

【棋書レビュー】『ひと目の石田流』【現代振り飛車党になるために……】

ということで、最近はまっている「石田流」の基本書をご紹介です。

それがこちらの長岡裕也『ひと目の石田流』(マイナビ)です。

この本、最高の出来ですw

定跡確認用の次の一手問題集なんですが、石田流で初段になりたいひとはこれ1冊でOK

第1章 石田流三間飛車の基本
第2章 △5三銀型持久戦
第3章 △6三銀型持久戦
第4章 △6三銀型急戦
第5章 角交換型
第6章 相振り飛車
第7章 相三間飛車
第8章 後手番での石田流

この構成になっています。

まあ、後手側が石田流を拒否してくることもあるので、三間飛車定跡も勉強が必要なんですが(;’∀’)

石田流の利点として……

①振り飛車の理想形で戦える

②振り飛車側から積極的に戦うことができる

③さばきの手筋に困らなくなる

④美濃囲いとの相性が最高

⑤玉頭銀にして攻撃も可能

基本的にこの↓の形からはじまる基本定跡がこの本でカバーできます。

早石田ですね。ここから居飛車側が角交換してくる超急戦的な手順・基本的な対急戦の手順・居飛車側の持久戦・相振り飛車・後手石田流がすべてこの本でカバーできる網羅性が本当に凄いw

対抗形・相振り飛車・後手石田流これだけカバーできる高い網羅性。基本的な石田流の手筋。これ一冊でOK

石田流の基礎本いう立ち位置です。

惜しむらくは、出版年の関係で、△1四歩戦法の説明がないことくらいですが。

まあ、 △1四歩戦法は、後手が居飛車・相振り飛車どちらも指せるオールラウンダーくらいしか使いこなせない高度な戦い方なので、初段レベルの知識の対象範囲外とも言えます。なので、有段者になってから別の本で学んでもいいのかな?と私は思いますね。

もうひとつのデメリットは、居飛車の左美濃対策も乏しいこと。これも出版年の影響のはず。だから、左美濃対策の宮本新手とかも残念ながら取り扱われていません。

だいたい、棒金・二枚銀→居飛車穴熊→左美濃→ △1四歩戦法 といった感じで後手の対策が進化していったので、後ろふたつが抜けているのがちょっと残念。

ただ、基本手筋・相振り定跡をこれ1冊でカバーできるのは本当に凄い。

この本を完璧にして、後年に発売された『石田流を指しこなす本』三点セットを完璧にするのが、最強の石田流使い誕生の第一歩だと思います。

石田流に興味がある人は、絶対に解いた方がいいです。

次の難しい定跡に向かうための基礎知識が、確実に手に入ります。

この本を読んで先手の振り飛車のエース戦法を手に入れましょう。

中飛車・石田流ができるようになると本格派現代振り飛車党になれますw

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三間飛車vs居飛車穴熊研究~ソフトが評価する対居飛車穴熊各種戦法比較~

ということで今回は将棋ソフトを使って、三間飛車vs居飛車穴熊の各種戦法について、将棋ソフト「技巧2」がどう評価しているのか比較していきます。

人工知能・AIのイラスト

ノミネートされた戦法は以下の4つ。

・真部流

・コ―ヤン流

・下町流

・石田流

この4つですね。

正直、対抗形の三間飛車を採用する時は、7割がたvs居飛車穴熊になると思います。

なので、手厚く対居飛車穴熊対策をしておかないといけない。

そのためにプロが考えたこの5つの戦法に焦点を当てて、考えていく。

今回は、美濃を作らずに戦う「三間飛車藤井システム」「トマホーク」は除外しました。指しこなすのが難しいイメージだったので(笑)

三間飛車は、職人芸のようなものがあるので、これらを指して並べて職人芸をご堪能ください。

真部流

こちらが真部流の基本図。

変則的な高美濃囲い【▲4六銀型】を作り、中央を制圧していく。

プリンスと呼ばれた真部一男九段が好んだ三間飛車の形です。

厚みがあるので、私も結構好きです。

一番の問題は、居飛車が4枚穴熊に組まれてしまうこと。

中央の位を重要視していた昭和の将棋観が強く出ているように思います。

さあ、技巧2の評価値は……

互角【-13】

かなりの高評価です。

将棋ソフトの特性上、振り飛車にすると評価値がマイナスになるので、そのマイナス分をかなり挽回していますね。

技巧2は、かなり銀冠など厚み好きなので、それも評価に加味されているのかもしれません。

コ―ヤン流

こちらもコンセプトは真部流と似ていますが、最大のポイントは端攻め特化。

桂馬が2五の地点に跳ねて、一気に端をくいつぶす。

真部流とは異なり、4枚穴熊に組ませないのもポイント。

三間飛車の達人「中田功」八段考案。

バランス感覚が必要な作戦です。

さあ、技巧2さん、評価をお願いします。

【-382】やや不利

結構厳しい評価値になってしまいました。

たぶん、バランス感覚の難しさ、駒損覚悟の端攻めが辛口の原因でしょうか?

端攻めが決まった時の爽快感がたまらない楽しい戦法なんですが……

下町流

こちらは三間飛車から玉頭銀を発動させて、穴熊に組ませる前に攻撃をしようとする大胆な作戦です。

途中、中飛車に変化して一気に攻撃を仕掛ける定跡となり、火力抜群です。

考案者の小倉久史七段が下町に住んでいるから名付けられた戦法です。

さあ、結果は

【+102】互角

ついに三間飛車側がプラスになりました。

おそらく陣形の厚み、攻撃の主導権を握れる攻め好きなソフトの棋風と一致するのでしょう。

実際、私も勝ちやすい定跡だと使って思いました。

石田流

最後は石田流への組み替えです。

言わずと知れた振り飛車の理想形。

ただ、この展開だと結構受けに回る時間が多くなります。

さあ、ソフトはどう評価するでしょうか?

【-172】やや不利

やっぱり、受けまくりの展開になりやすいのでソフトはそこをあんまり評価してくれないようですね。

受け将棋の人におススメの戦い方です

まとめ

ということで、ソフト的には下町三間飛車が最有力だという結果になりました。

正直に言うと、ソフトの棋風・読みの深さ・PCスペックにかなり影響されるものなので話半分で読んでもらえたらと思います。

やはり主導権を握りやすい戦い方が評価が高いですね。

おもしろい結果になったと思います。

おススメ動画&棋書↓

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