四間飛車党と居飛車党の級位者さんが知っておいた方がいいこと!(ウォーズ1級くらいまでの人向け)

ということで、四間飛車や居飛車級位者さんがつまづきやすいポイントをまとめます!

①四間飛車の左銀がどこにあるかで、急戦は全然違う

銀がここにある場合は、基本的に急戦に強いです。

角交換しやすいので、居飛車の早仕掛けは無理筋になりやすいですね。

基本的にこの形に急戦は難しいので、居飛車は棒銀や右四間飛車を使うことをお勧めしますb

逆に、銀がここにいる時は、急戦全般がOKです。

早仕掛けも斜め棒銀もOK。棒銀も右四間飛車もOKです。

この銀の位置は居飛車持久戦に強い形なので、その違いをおぼえておくといいと思います(^^)/

②四間飛車側の歩はどこをついているか

四間飛車側のこの赤く囲った歩のどちらがうごいているかも注意してほしいですね。

こっちを動かす人が多いですね。

これは、囲いを強化する手です。

ただ、これって結構リスクが高くて、四間飛車側がミスをすると何もできずにやられるパターンになるので注意してくださいw

初心者のうちは5筋の歩を動かす方が楽です。

これは角による強力なカウンターを仕掛けることができるんですよ。

こんな感じ

あえて最善手じゃない場所に打ち込みましたが、わかりやすさ重視です。この角度に角を配置すると、居飛車の飛車を狙えるのでわかりやすくカウンターできるんですね。

でも、そこの歩が突かれていたらこのカウンターはできませんよね?

なので、カウンターの選択肢が多い真中の歩をついたほうがわかりやすくカウンターできるんです。

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四間飛車はある意味居飛車である説

『四間飛車を指しこなす本』を解きなおしていて思いました。
四間飛車って振り飛車よりも居飛車だよなってw

というのも、四間飛車がさばきを見せるよりも厚みで攻めたり守ったりすることが多いんじゃないかなと思うんですよ。

四間飛車の中でさばきが必要なのは、

船囲い急戦(特に、▲5六銀左急戦)くらいで、位取り・右四間飛車・居飛車穴熊・天守閣美濃(棒銀も一部)でかなり厚みの重要性が増しています。

縦の将棋になりやすいんですよ。

位取り→厚みをめぐる攻防(さばきが重要になるのは、石田流への組み替え時)

天守閣美濃→玉頭戦(縦の将棋)

居飛車穴熊→端攻め(縦の将棋)

右四間飛車→待機戦術

エルモ急戦→飛車をさばかれたら逆に困る

ってな感じですね。対急戦の時に、三間飛車に組み替えるときくらいしかさばいてなくない?

なので、居飛車党でも比較的に指しやすい振り飛車戦法ですよね。
使い手の藤井猛先生も矢倉得意だし、藤井システムは縦の将棋だしw

異論は認めるw

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藤井猛九段の四間飛車を指しこなす本を解きなおして思ったこと!~メリット・デメリット~

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ということで藤井猛先生の『四間飛車を指しこなす本』1・2巻を解きなおしました!

何年振りかですね。
いま、3巻もといているところです。

さて、この本を久しぶりに読んでわかったことがあります。

(メリット)
・四間飛車の基本が詰まっている
・穴熊を上からつぶす手筋がたくさん紹介されている
・わかりやすい
・終盤の手筋は必須級クラス

(デメリット)
・定跡が古い(急戦は早しかけに対する玉頭銀、持久戦は松尾流穴熊登場前)
・初心者が読むには結構難しい
・扱っている定跡が高度で端歩をついているかどうか、囲いが美濃か片美濃かどうか。など些細な違いで結論が変わるので、そこらへんは注意が必要(見よう見まねで級位者さんがやると痛い目にあいやすい)

2巻を読んでもらえればわかりますが、藤井システム以外は、穴熊に対して片美濃のまま開戦しています。これを本美濃でやったりすると1手遅くなるので、仕掛けが成立するかどうかが変わりやすいですね。

また、1巻の棒銀についても居飛車側の飛車側の端歩をついていたりするんでちょっと注意したほうがいいかもです。現在の主流はそこはつかないことが多い気がしますね。

ただ、全体の手筋や考え方は間違いなく最高の四間飛車本です。
いや~おもしろかった。

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次は四間飛車の急所シリーズを読み直そうかな?

将棋ウォーズで2級になりたい人向け!~四間飛車のわかりやすい指し方(上級者以上は絶対に見ないでください(笑))~急戦編

ということで、将棋ウォーズを始めたての人が2級になるためにおススメの四間飛車をご紹介していきます。

四間飛車vs居飛車を意識して書いていきます。人気があれば、相振り飛車編も書きますね!

四間飛車の難しさは、居飛車に攻撃されるのでカウンターをしかけなくちゃいけないことですね。

①左銀は基本的にこの位置で待機

ここで待機した方が、急戦に強くなります。

四間飛車初心者さんは、穴熊よりも急戦の方が怖いんで、やっかいな急戦対策はここです。

銀がこっちに行くのは、居飛車が右四間飛車か穴熊の時だけでOKです。

②とりあえず美濃囲い&端歩で守備は完成

この形を目指しましょう。あいてが何できてもこれでOKです。

③相手が歩をぶつけてきたら角交換!

居飛車が歩をぶつけてきたら、角交換です。

銀が待機しているおかげで角交換しやすいんですよね。

角交換が発生したら銀で取れば、角がさばけて飛車も動きやすくなるので、いい感じにさばけた状態を作りやすいです。

銀が角の下で待機は、さばきをしやすいので急戦に強いです。

左の香車が一歩前にでておけば最強だと覚えておいてください。

急戦はこんな感じで基本はOKです。相手が船囲いでもエルモでも対応できるので、このコツを何度も読んで復習してみてください。

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藤井猛全局集を50ほど並べて感じた藤井将棋の性格について

ということで年末年始のキャンペーンで少しだけこの本を安く買えたので並べています。

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キャリア最初のころの50局を並べました!

意外と四間飛車は少なくて、矢倉・三間飛車・中飛車が多い印象です。
奨励会時代のてんてーの得意戦法は、中飛車穴熊でしたからね。そのあと矢倉を猛勉強したということもあって、藤井猛九段の将棋って振り飛車なのに縦将棋っぽいんですよ。

特に藤井システムなんて、まんま居飛車急戦の四間飛車版みたいなものですもんねw

急戦矢倉とかの流れを汲んでいる気がします。

そして、縦の将棋の振り飛車党といえば、私の中では大山康晴永世名人を思い出すんですよ。

この本でも書かれていますが、藤井先生は大山将棋の影響を強く受けていて、対急戦対策の左金の使い方や大山流雲隠れ飛車(対急戦対策の振り飛車から居飛車に戻す高等テクニック)が結構炸裂していて、それがまさに大山将棋の後継者としての藤井猛を象徴していますね。

そして、キャリア序盤は結構受けつぶしして穴熊を撃破することが多いのもおもしろいです。

ここはまさに大山将棋の再来。
大山名人も若い時代は居飛車でしたからね。四間飛車や中飛車はまさに縦の振り飛車って感じですごいんですよ。

升田幸三先生の陰に隠れててあれですが、大山名人も序盤うまいんですよね。あの序盤は、歴史的に考えてオーパーツ的な存在です。

ということで四間飛車を極めたいと思います(笑)

【新作棋書レビュー】『1手ずつ解説する四間飛車』~初段になりたければこれを暗記しましょう。最高の出来~

ということでこちらを買ってしまいました。

気になっていた四間飛車本。

自分の場合は、ほとんど競技者として引退気味なので、級位者の方に教えていく視点でレビューをしていきたいと思いますが、四間飛車級位者のかたはまずこちらを暗記しましょう。

そう言えるくらい最高クラスの出来です。

わかりやすい!!

四間飛車を指しこなす本も級位者の人にとっては難しいので、こっちのほうが入門には向いていると思います。手を広げずにこれだけ暗記してしまいましょう。たぶん、それが初段への近道です。

有段者の人的には、専門家じゃない自分でもある程度読まなくてもわかることも多かったので、ちょっと物足りないかも。ただ、解説は最高にいいので大局観養成にはおすすめします!

第1章はvs棒銀

結構珍しい変化も紹介しておもしろかったです。わかりやすさ優先で選ばれた変化ですね。棒銀は私の得意戦法ですので、この完成度の高さは一押しです。

級位者の天敵・原始棒銀もきちんと解説されているので、ここは最高ですね。

美濃囲いの組み方が、対天守閣美濃を考えない組み方なのはちょっとマイナスポイントかもしれません。この意味が分かれば四間飛車有段者レベルだと思うので、級位者の方向けにわかりやすくしていると思います。

気になったのはそこらへんですね。

第2章はvs斜め棒銀or早仕掛け

棒銀よりも少しだけ難易度が上がります。

でも、解説はわかりやすい。

斜め棒銀は比較的にオーソドックス寄り。もっと難しい定跡もありますが、わかりやすさ重視ですね!!

早仕掛けはじっくり対応する定跡ですね(自分は玉頭銀速攻派ですが、わかりやすいのはこっちかな?)

第3章は居飛車穴熊

高美濃で戦う形を紹介しています。

▲6五歩型と言えば四間飛車党の人はピンと来るかな?

自分は平美濃で仕掛ける方が好きですがw 居飛車穴熊の△4二角型対策にこの形を推しているのかな?

穴熊編はやっぱり難しいなという印象はあります。

でも、必須知識ですからね。

穴熊をどう攻めるかまでは書いていないので、崩し方は別途勉強が必要な印象ですね。

定跡が難しいので、初段を目指す人同士の対局ではここまで再現されることも少ないかもしれませんが、手筋は勉強になるものが多いです。解説もわかりやすいので何度も読んで考えを吸収する章ですね。

松尾流だけでなく普通の穴熊も収録されているので、そこは嬉しいですね!

この章は、最後に読んだ方がいいかも。難しかったら、読み飛ばして急戦編&右四間飛車編を繰り返し読むのも策ですね。

普通の穴熊の端攻め手順の紹介だけは何度も読むことをおすすめします!

むしろ松尾流を読み飛ばしてそこだけ優先して読む方がいいかもです!

第4章は右四間飛車

ここは需要マックスですよね~

居飛車は船囲い右四間飛車です!

相腰掛け銀で戦うスタイル(自分は6七銀の待機の方が好み)と思ったら、6七銀の待機型が本命だったようです!!

これは本当に右四間飛車をかもりやすいのでおすすめ。

そして、居飛車穴熊右四間飛車も解説されています!

こちらは級位者の方同士の対局だと少ないかもしれませんね。

第3章の端攻めの応用なのでここも難しかったら読み飛ばして、強くなったら読んでもOKです。

まとめ

おススメの読み方は

棒銀→急戦→右四間飛車船囲い(4章前半)→居飛車穴熊普通ver(3章後半)/→右四間飛車穴熊(4章後半)→松尾流穴熊(3章前半)/

ここをとりあえずローテしておけば基礎は確実です。スラッシュで区切ったところは余力があればやっておきたいところです。

ただ内容は難しめなので、ちょっと応用が入っていますね。

参考になったら幸いです!

級位者の方に特におすすめの一冊でした!

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現存する最古の棋譜・右四間飛車vs四間飛車~#古典棋鑑賞会~

こちらのブログにも書きましたが、ちょっとみんなでワイワイ古典棋譜で盛り上がりたいなと思いました。

練習で、2020年12月6日(日曜日)つまりの今日の21時から強行開催をしようと思います(笑)

最初は練習がてら日本最古の棋譜である1607年の初代大橋宗桂 (初代名人)vs. 本因坊算砂(囲碁の初代本因坊)の右四間飛車vs四間飛車でやってみようかなと!

今とは全然違うので、驚く人も多いかもしれません。

基本的なルールはこちら!

盛り上がるまで。一人でつぶやいているかもしれませんww

参加はご自由にどうぞ!

今回は『古今象戯評判』という本をもとに作りました。

盤に並べたい人向けの棋譜

手合割:平手  
先手: 初代大橋宗桂
後手:本因坊算砂

▲7六歩△3四歩▲4八銀△4四歩▲4六歩△4二銀▲4七銀△4三銀▲3六歩△4二飛▲4八飛△3三角▲1六歩△1四歩▲2六歩△6二玉▲6八玉△7二玉▲7八玉△6二銀▲5八金右△5四歩▲5六歩△5三銀▲6八銀△6四歩▲6六歩△5二金左▲6七銀△6三金▲9六歩△9四歩▲8六歩△7四歩▲8七玉△8二玉▲7八金△7二金▲7七桂△8四歩▲3八飛△3二飛▲2五歩△5一角▲2八飛△2二飛▲6五歩△7三桂▲6四歩△同 金▲4五歩△3三角▲3七桂△6五歩▲2九飛△7五歩▲同 歩△同 金▲7六歩△7四金▲6九飛△6四銀▲6五桂△同 桂▲6六歩△8五歩▲同 歩△7七歩▲7九金△7五桂▲同 歩△同 銀▲7六歩△8六歩▲9八玉△9五歩▲7五歩△同 金▲7六銀打△同 金▲同 銀△9六歩▲6五歩△7八銀▲9二歩△同 香▲8四桂△5一角▲7四桂△8三玉▲9二桂成△同 玉▲7七角△6九銀成▲同 金△7五歩▲9三歩△8一玉▲8六角△7六歩▲9二金△7一玉▲5三角成△6一玉▲6四香△6二歩▲4三馬△5二桂▲8七玉△8九飛▲7八玉△7七歩成▲同 玉△6九飛成▲5三銀△6六銀▲8六玉△8九龍▲9五玉△6三歩▲6二銀打△同 角▲同銀成△同 金▲同桂成△同 玉▲5三角△7三玉▲8四金△7二玉▲7三歩△6一玉▲6三香成

ソフトで並べたい人向けの棋譜(ぴよ将棋などでも↓をコピーすれば並べられます!)

手合割:平手  
先手: 初代大橋宗桂
後手:本因坊算砂
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00)
2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)
3 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00)
4 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00)
5 4六歩(47) ( 0:00/00:00:00)
6 4二銀(31) ( 0:00/00:00:00)
7 4七銀(48) ( 0:00/00:00:00)
8 4三銀(42) ( 0:00/00:00:00)
9 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00)
10 4二飛(82) ( 0:00/00:00:00)
11 4八飛(28) ( 0:00/00:00:00)
12 3三角(22) ( 0:00/00:00:00)
13 1六歩(17) ( 0:00/00:00:00)
14 1四歩(13) ( 0:00/00:00:00)
15 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00)
16 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00)
17 6八玉(59) ( 0:00/00:00:00)
18 7二玉(62) ( 0:00/00:00:00)
19 7八玉(68) ( 0:00/00:00:00)
20 6二銀(71) ( 0:00/00:00:00)
21 5八金(49) ( 0:00/00:00:00)
22 5四歩(53) ( 0:00/00:00:00)
23 5六歩(57) ( 0:00/00:00:00)
24 5三銀(62) ( 0:00/00:00:00)
25 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00)
26 6四歩(63) ( 0:00/00:00:00)
27 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00)
28 5二金(41) ( 0:00/00:00:00)
29 6七銀(68) ( 0:00/00:00:00)
30 6三金(52) ( 0:00/00:00:00)
31 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00)
32 9四歩(93) ( 0:00/00:00:00)
33 8六歩(87) ( 0:00/00:00:00)
34 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00)
35 8七玉(78) ( 0:00/00:00:00)
36 8二玉(72) ( 0:00/00:00:00)
37 7八金(69) ( 0:00/00:00:00)
38 7二金(61) ( 0:00/00:00:00)
39 7七桂(89) ( 0:00/00:00:00)
40 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00)
41 3八飛(48) ( 0:00/00:00:00)
42 3二飛(42) ( 0:00/00:00:00)
43 2五歩(26) ( 0:00/00:00:00)
44 5一角(33) ( 0:00/00:00:00)
45 2八飛(38) ( 0:00/00:00:00)
46 2二飛(32) ( 0:00/00:00:00)
47 6五歩(66) ( 0:00/00:00:00)
48 7三桂(81) ( 0:00/00:00:00)
49 6四歩(65) ( 0:00/00:00:00)
50 同 金(63) ( 0:00/00:00:00)
51 4五歩(46) ( 0:00/00:00:00)
52 3三角(51) ( 0:00/00:00:00)
53 3七桂(29) ( 0:00/00:00:00)
54 6五歩打 ( 0:00/00:00:00)
55 2九飛(28) ( 0:00/00:00:00)
56 7五歩(74) ( 0:00/00:00:00)
57 同 歩(76) ( 0:00/00:00:00)
58 同 金(64) ( 0:00/00:00:00)
59 7六歩打 ( 0:00/00:00:00)
60 7四金(75) ( 0:00/00:00:00)
61 6九飛(29) ( 0:00/00:00:00)
62 6四銀(53) ( 0:00/00:00:00)
63 6五桂(77) ( 0:00/00:00:00)
64 同 桂(73) ( 0:00/00:00:00)
65 6六歩打 ( 0:00/00:00:00)
66 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00)
67 同 歩(86) ( 0:00/00:00:00)
68 7七歩打 ( 0:00/00:00:00)
69 7九金(78) ( 0:00/00:00:00)
70 7五桂打 ( 0:00/00:00:00)
71 同 歩(76) ( 0:00/00:00:00)
72 同 銀(64) ( 0:00/00:00:00)
73 7六歩打 ( 0:00/00:00:00)
74 8六歩打 ( 0:00/00:00:00)
75 9八玉(87) ( 0:00/00:00:00)
76 9五歩(94) ( 0:00/00:00:00)
77 7五歩(76) ( 0:00/00:00:00)
78 同 金(74) ( 0:00/00:00:00)
79 7六銀打 ( 0:00/00:00:00)
80 同 金(75) ( 0:00/00:00:00)
81 同 銀(67) ( 0:00/00:00:00)
82 9六歩(95) ( 0:00/00:00:00)
83 6五歩(66) ( 0:00/00:00:00)
84 7八銀打 ( 0:00/00:00:00)
85 9二歩打 ( 0:00/00:00:00)
86 同 香(91) ( 0:00/00:00:00)
87 8四桂打 ( 0:00/00:00:00)
88 5一角(33) ( 0:00/00:00:00)
89 7四桂打 ( 0:00/00:00:00)
90 8三玉(82) ( 0:00/00:00:00)
91 9二桂成(84) ( 0:00/00:00:00)
92 同 玉(83) ( 0:00/00:00:00)
93 7七角(88) ( 0:00/00:00:00)
94 6九銀成(78) ( 0:00/00:00:00)
95 同 金(79) ( 0:00/00:00:00)
96 7五歩打 ( 0:00/00:00:00)
97 9三歩打 ( 0:00/00:00:00)
98 8一玉(92) ( 0:00/00:00:00)
99 8六角(77) ( 0:00/00:00:00)
100 7六歩(75) ( 0:00/00:00:00)
101 9二金打 ( 0:00/00:00:00)
102 7一玉(81) ( 0:00/00:00:00)
103 5三角成(86) ( 0:00/00:00:00)
104 6一玉(71) ( 0:00/00:00:00)
105 6四香打 ( 0:00/00:00:00)
106 6二歩打 ( 0:00/00:00:00)
107 4三馬(53) ( 0:00/00:00:00)
108 5二桂打 ( 0:00/00:00:00)
109 8七玉(98) ( 0:00/00:00:00)
110 8九飛打 ( 0:00/00:00:00)
111 7八玉(87) ( 0:00/00:00:00)
112 7七歩成(76) ( 0:00/00:00:00)
113 同 玉(78) ( 0:00/00:00:00)
114 6九飛成(89) ( 0:00/00:00:00)
115 5三銀打 ( 0:00/00:00:00)
116 6六銀打 ( 0:00/00:00:00)
117 8六玉(77) ( 0:00/00:00:00)
118 8九龍(69) ( 0:00/00:00:00)
119 9五玉(86) ( 0:00/00:00:00)
120 6三歩(62) ( 0:00/00:00:00)
121 6二銀打 ( 0:00/00:00:00)
122 同 角(51) ( 0:00/00:00:00)
123 同 銀成(53) ( 0:00/00:00:00)
124 同 金(72) ( 0:00/00:00:00)
125 同 桂成(74) ( 0:00/00:00:00)
126 同 玉(61) ( 0:00/00:00:00)
127 5三角打 ( 0:00/00:00:00)
128 7三玉(62) ( 0:00/00:00:00)
129 8四金打 ( 0:00/00:00:00)
130 7二玉(73) ( 0:00/00:00:00)
131 7三歩打 ( 0:00/00:00:00)
132 6一玉(72) ( 0:00/00:00:00)
133 6三香成(64) ( 0:00/00:00:00)

ピンポイント解説

22手目

・居飛車は現代的な陣形ですが、振り飛車は美濃囲い誕生前のため、早囲いになっています。美濃囲いがオーソドックスな形になるのはここから200年後です。

38手目

天守閣雁木のような形の囲いが登場!非常にバランスが良く制圧力が高い。右木村美濃のような形でもあるので、なんだかんだで捕まえにくい。後手は駒落ちの上手陣みたいですね。

58手目

ダイナミックな玉頭戦

85手目

バランスを生かした初代名人の受けとカウンター

89手目

かつて織田信長からも絶賛された桂馬の使い手としての絶妙な一手

終局図

ギリギリの攻撃をかわして最後には寄せきる。

ついに対四間飛車右急戦の本の出版が決定~独学してたけど、ついに……~

https://twitter.com/mynavi_shogi/status/1324284963370332162

ということで、居飛車舟囲い右4六銀急戦の本が出版されるそうです(‘ω’)ノ

自分は、たまに藤井システム対策で使っていたんで嬉しいです(^^)/

表紙の浮き飛車は、おもしろいですね。

△3二銀に戻った四間飛車とかの時は浮き飛車に構える定跡もありましたが・・・

新時代の右急戦楽しみです(^^)/

基礎を知りたい方はこちらがおすすめ。珍しく紹介されています(‘ω’)ノ

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【王座戦観戦記】▲永瀬拓矢王座vs△久保利明九段~端歩穴熊vs振り飛車ミレニアム~

こちらのガイドラインに従って王座戦の観戦記を書いていきます!

今回は永瀬王座が端歩穴熊、久保九段が四間飛車ミレニアムとなりました。

久保先生が耀龍四間飛車を見せながら、ミレニアムに組みましたね。まさに新時代の振り飛車です。

しかし、ここからがふたりの心理戦でしたね。

千日手を見せつつ少しずつ囲いが変化して、最終的にこうなりました。

銀冠穴熊対銀冠!

囲いが進化しすぎて、まさかの前例と合流するすごい展開でした(;’∀’)

中盤以降はさばくよりもねじり合う感じの将棋となりましたね。

永瀬王座が穴熊の固さを活かして、攻めを誘発させて守りこんでカウンターする展開です。まさに、千日手からのリードを奪って守り抜く永瀬スタイルです!!守っていく中でじわじわとリードを拡大させる負けない将棋・・・

永瀬将棋の真骨頂です。久保先生の攻めを抑え込んで強烈なカウンターが発動し、一気に銀冠を崩しました。端歩穴熊は突いている端歩が決め手になることが多くて今回もそうなりましたね。

永瀬先生が先勝です。

終局図

以下、△7三角▲同角成△同金▲9三角……と9手詰や11手詰がありますね。

これぞ永瀬将棋でしたね!

次回も楽しみですb

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ここ数年の将棋世界の特集記事でも、屈指の分かりやすさを誇ります!

ノーマル四間飛車大特集の巻です!!

ノーマル四間飛車特集「教えて!大介先生」

実はこの講座の一部はこういう感じで読めますw

鈴木九段がざっくばらんに四間飛車の現状を語ってくれます。上記リンクから引用するとこんな感じ

――――

真梨花 鈴木先生は急戦が苦手と言いましたが、私も急戦は苦手です。
鈴木 最善を尽くせば、4五歩(6五歩)早仕掛けと棒銀は、居飛車が互角以上に戦えると思っていますが、いつの間にか廃れていきました。4五歩早仕掛けは私の若手時代の頃は、仕掛けをまともに受けていたのですが、いまは▲5六銀~▲4五銀(第1図・便宜上先後逆)の玉頭銀が有力で、四間飛車側も十分戦えます。急戦は玉が薄く、有利になっても勝ちづらいという側面があるので敬遠されがちですが、いまはプロの終盤力も上がっているので、いずれは急戦全体が見直される日がくるかもしれません。

ノーマル四間飛車特集「教えて!大介先生」より

――――

ねっ?すごくわかりやすいでしょ!

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対右四間飛車の決定版が紹介されているので一読をおススメします!