はじめに
なんかよくあるハウツー本みたいなタイトルになってしまいましたが、今回は私の終盤勉強法ですw
最近、この勉強法をためしてみると終盤での大逆転が増えて、いい感じです。
調子に乗って、花村元司九段みたいに、
終盤の入り口までに「互角で優勢」「不利で有利」「劣勢で互角」くらいのイメージで将棋を指しています。
完全に調子に乗っています(笑)
でも、将棋で一番楽しいのは、終盤戦のドキドキですよね。
詰むや詰まざるや。
一手差で寄せきる感覚。
あのスリルたまらない(笑)
あまりに調子がいいので、直近の棋譜を将棋ウォーズの棋神解析にかけてみたところ……
とかなり調子がいいことがわかりましたw
終盤力だけなら4段近くまで上がっております(笑)
自分で言うのもなんですが、4.7段だと、ほぼほぼアマトップクラスですよねw
ちょっと、ウォーズさん側の接待感がしますが、少し前の解析でこんな感じだったので、やっぱり終盤力が上がっていると思われます。
これは終盤の勉強をほとんどしていなかった時期の解析なので、ここからだいたい二ヶ月くらいでこの終盤力に達しましたw
その秘密を伝授したいと思います(笑)
しかし、この勉強法、かなりハードなので、みなさんも心してがんばってください(笑) 達成できれば間違いなく力はつくはずです。
トレーニングメニュー
1日分
・短手数の詰将棋(3~9手くらい) 30~80問
・必至や寄せの問題集 30~50問
・スマホ詰パラのレベル12~20くらいの問題 1~3問
以上
量的にはそんなに多くないと思う人がいると思いますw
これを1日も休まないで、数か月やり続けるのは、かなりの精神力が必要でしょう(笑)
短手数の詰将棋について
とりあえず、これがメイン。
浦野先生のハンドブックシリーズや高橋先生の〇手詰将棋シリーズなど、手に入りやすい一般的なものがおススメ。
自分的には
3手詰=80問 5手詰=50問 7手詰=30問くらいの量を目安にやっています。だいたい、自分が20~30分くらいで解ける量がこれくらいなので、それを目安に調整しています。
1週間くらいで400問くらい解くのが目標ですw
これでたしかな終盤力の基礎が身につきます。
筋トレみたいなものですw
寄せ・必死問題について
これは、実践トレーニングですね。
『寄せの手筋200』『寄せが見える本』とかを使って、ひたすら解く。
この本のレベルが5~7手詰くらいのレベルなので、級位者の方は最低でも5手詰が解けるようになってからやったほうがいいかもしれません。
詰将棋が直線的に勝つ方法。
こちらが、柔らかく勝つ方法になります。
実戦的な勝ち方を学ぶのにはこれ。寄せて、簡単な3~5手詰に討ち取る。
終盤の醍醐味ですw
この二つを同時に学ぶことで、バランスが良い美しい終盤力を身に着けることができるのです(笑)
スマホ詰パラについて
前2つは、筋力と実践力を身につける方法です。
そして、これは持久力を鍛えるトレーニング。
だいたいレベル12以上がおすすめ。
このレベル帯で、13手以上の詰将棋になりますので、同じ問題をうんうんと考え続けることになるでしょう(笑)
これで難しい終盤をたくさん考えることができる持久力が身につきます。
まとめ
以上、かなりハードなトレーニングになっています。
自分の体調や棋力と相談して、量を調整していってください。
そして、みんなで最強クラスの終盤力を手にいれよう!(笑)
「ナイス、バルク」(パクリ)
コラム(2019.12.14追記)
詰将棋嫌いにおすすめする1日4問の短手数問題反復勉強法
前にも書きましたが、私は級位者時代詰将棋が大嫌いでした。
1級までは1手詰onlyで昇級したくらい(笑)
でも、今では結構詰将棋大好き人間に生まれ変わりました。
詰将棋嫌い=解けないから
ほとんどのひとがこの公式に当てはまると思います。
なので、私がどうやって詰将棋嫌いを克服したのか、その手法を紹介します。
用意するのは、3手詰の問題集。
高橋先生の『3手詰将棋』か浦野先生の『3手詰ハンドブック』をおすすめします。
慣れるまでは1日4問くらいを目安に解きましょう。解けるようになってきたら、どんどん解きたくなるはずなのでw
まず、問題をみたらすぐに答えを読んでしまいます。
そして、答えを読みながら、問題図をもう一度みてみる。
頭の中で答えを読み切れたら、合格。
次の問題へ。
4問全部理解したら、1問目から答えをみないで解いてみましょう。
わからなくなってしまったら、答えを見て再確認。
ミスなく全問正解が3回出来たら、今日の分は終わりです。
最初から答えを見ていいのかと怒られそうですが、「詰将棋嫌い=解けない=詰ませる手筋がわかっていない」ということが多いはずです。
この方法は、詰ませる方法を理解して、考えるよりも先に体が勝手に反応するようにする訓練です。
詰ませる方法・手筋を数多くおぼえると、あとはそれらを組み合わせれば、どんどん長い詰将棋を解けるようになっていきます。
解けるとどうなるか。
勉強が楽しくなるんですね。
短い手数の基本的な問題は、考えるよりも先に体が動くくらいにしたほうが、読み時間の節約にもつながります。
そして、体が覚えれば、応用も効きやすくなる。
終盤の競い合いが強くなるということです。
1日15分くらい。慣れれば5分でできることも多いので、通勤・通学時間や隙間時間にトライしやすいです。
ちょっとした隙間時間に、できるので気楽にやってみてください(笑)
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