・小説を書こうと思ったけど、何を書けばいいのかわからない。
・「小説家になろう」や「カクヨム」に投稿してみたいけど、なにをすればわからない。
・そもそも、小説を書こうと思ったけど、一行も書けない。
・宿題で小説やシナリオを書かなくていけないのに全然書けない。
そう悩む人も多いでしょう。わたしもそうでした……。
しかし、そんなわたしも一年半の試行錯誤のはてに無事に、小説家になろうでコンスタントにランキング入りできるくらいには成長することができました。
ということで、今回は小説を書きたいんだけど、どうすればいいのかわからないという人向けの、小説の書き方を考えていきます!
小説をまだ一度も書いたことがない人を対象に書いていきます。
1.難しく考えすぎない
はい、いきなり根性論です(笑)
でも、これが一番大事。
一番最初の作品で、超大作を作ってやる。
小説の歴史を変えてやる。
だれも見たことがない世界を創ってやる。
完全に死亡フラグです。
「この戦争が終わったら、結婚するんだ」並みのフラグです。
絶対に挫折しますw
それができる天才なら、そもそもこのサイトにはやってこないはずです。
野望は大事です。モチベーションにもつながります。
でも、まだ一作目です。
肩の力を抜きましょう。
「とりあえず、1000文字以下の超短編で、そこそこ面白ければいいな~」くらいのやる気が大事です。
そうすれば、一作目は完成します。
2.書きたい作品のコンセプトを決めよう!
さあ、気持ちもできたので、実際の書き方に入りましょう。
まず、なにをするか?
それはコンセプトを決めることです!
どういう作品を作ろうか?
ラストにどんでん返しするSF?
ワクワクする異世界の冒険?
切ない恋愛もの?
楽しいラブコメ?
緊迫したミステリー?
一概に小説と言っても、いろんなカテゴリーコンセプトがありますね。
まず、自分はどんなコンセプトで小説を書くのか。
それを決めましょう。
ピンと来ないひとは、好きなドラマや小説、アニメなどを思い浮かべてください。
あんな雰囲気の作品を作りたいな~と思うものがひとつはあるはずです。
パクってはいけませんが、方向性を決める際に自分の趣向を思い浮かべれば、道は開けます。
(例)
ラブコメアニメを見るのが好き→あの後輩キャラかわいかったな~→可愛い後輩とイチャイチャするラブコメを書こう(単純)
3.キャラクターを創ろう!
さて、コンセプトも決まったところで、次はキャラクターです。
さきほどの例から考えると、まず後輩キャラは確定です。
そして、ラブコメなので相手となる主人公。
これでふたりのキャラクターが登場することは確定しました。
さらに、ふたりの家族や友人と、連鎖的に必要なキャラクターが増えていきます。
しかし、ここで注意。
まだ初心者のうちに、たくさんのキャラクターを本編にだすのは大変です。
こんがらがって、なにがなんだかわからなくなりますw
だから、まだ最初のうちは、2~3人の登場人物で止めておくほうが無難だと思います。
そうしたほうが、より魅力的なキャラクター劇を作れるでしょう。
(例)
①後輩
高校1年生。
あざとくて、部活の先輩の主人公をいつもからかっている。
本当は主人公のことが好きで、好意に気がついて欲しいのだけれど、主人公は鈍感でいつも失敗する。
……
②主人公
高校2年生。
鈍感ラノベ主人公で、いつも後輩の好意をスルーしてしまう。
……
(例)のように、こんなイメージでキャラクターを創りましょう。
設定が多いほど、あとあと楽になります。
4.エンディングを考えよう!
エンディングを決めずに作品を作る方法もあります。
しかし、やはり最初のうちは決めてしまったほうがいいと思います。
その方が、途中で挫折することなく書くことができるはずです。
(例)
後輩が告白し、ふたりは幸せなキスをして結ばれる。
(例)で言えばこんな感じ。
やっぱり、ラブコメのラストはキスです。
5.コンセプトとキャラクターとエンディングを繋げよう!
さあ、ここまできたらもうすぐ完成ですよ。
完成したコンセプトとエンディングをつなげましょう。
(例)
コンセプト:可愛い後輩とイチャイチャするラブコメ
エンディング:後輩が告白し、ふたりは幸せなキスをして結ばれる。
↓
主人公は、部活の後輩と仲が良い。
ふたりはいつも話している。
後輩がアプローチをかけようとするものの、いつもスルーされてばかり……。
後輩は勇気を出して、先輩をお祭りデートに誘う……。
(以下略)
紆余曲折のすえ、いくつものデートを体験し、自分の気持ちに気がつくふたり。
後輩が告白し、ふたりは幸せなキスをして結ばれる。
コンセプトとキャラが骨格になるので、それに少しずつ肉付けをしていくイメージですね。
そして、自分の考えた理想のラストへと突き進んでください。
6.実際に書いてみる。
5.で示した内容で、小説の容姿は完成しました。
あとは、体重(=文章量)を増やしていきます。
例の内容で言えば、どこにデートに行くのか?
どんな会話をするのか。
どこで、壁を殴りたくなるような展開にするのか(笑)
風景、描写、会話を増やしていくことで小説は完成します。
これで、あなたの第一作は完成です。
自分で読んだり、友だちに読んでもらったりして、感想をもらいましょう。
自信がついたら、レッツ投稿タイムです(笑)
ちなみに、(例)で示した内容は、わたしがなろうに投稿している『あざとい後輩』という短編のものです(最後に番宣していくスタイル)
よかったら読んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。