【将棋観戦記】西山朋佳 女流三冠 vs. 長谷部浩平 四段~6組ベスト4を賭けた力戦穴熊と強烈な受け潰し~

注意書き

将棋連盟の将棋連盟ライブ中継アプリ等(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/ )を使って観戦を楽しんでいる方向けの将棋観戦記です。

ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ等 のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第33期竜王戦6組ランキング戦

対局者: 西山朋佳 女流三冠 vs. 長谷部浩平 四段

日付:2020.4.1

観戦記

快進撃を続ける西山女流三冠。ついに竜王戦6組のベスト8までたどり着きました。

女流棋士最高記録のベスト4をかけての一局です。

対するは長谷部浩平 四段です。居飛車党(力戦派)で、まだまだデビュー間もないですが、王位戦の挑戦者決定リーグまで進出した若手の有望株。

お互いに力戦が好きそうなイメージがありましたが、やはり大力戦へ。

西山先生が先手中飛車・後手の長谷部先生が一直線穴熊でしたが、西山先生は囲いを省略させて一気に開戦です(;^ω^)

いきなり、暴れてきましたw

長谷部先生は、なんとか局面を抑えて、穴熊に潜る。

西山先生も、一旦は矛を収めて、穴熊へ。

力戦相穴熊になりました。

序盤から積極策に出た西山先生が主導権を握っていきます。

中盤の入り口でリードを奪うと、その後は、終始リードを奪い続けていた印象です。

長谷部先生は、穴熊の特性を生かしたすさまじい粘り。

穴熊の厚みがどんどん増していく様子は圧巻です。

しかし、そこは三段リーグ次点の強豪西山先生。

穴熊の補強によって、数が少なくなった長谷部先生の攻め駒を焦らずにほぼ根絶やしにして攻めを潰しました。

勝負に辛い。だから、強い。

攻め駒がほぼ消滅した長谷部先生の陣形をあとは料理するだけというところで、投了し勝利。みごとベスト4進出です。

これは、西山先生の本戦入りも期待してしまいますね。

凄い力戦勝負でした!おもしろかった。

まとめ

今回の見どころ

・序盤で積極的に暴れる西山先生の腕力

・長谷部先生の穴熊特有の粘り

・焦らずに勝ちにこだわる西山先生の大局観

他の観戦記はこちらです↓

https://dnovel.net/archives/tag/%E8%A6%B3%E6%88%A6

【奇襲戦法研究所】筋違い角に邪魔されない中飛車の指しかた~2手目△5二飛車~

はじめに

アマチュアの振り飛車党が、一番苦手ななんですか?

居飛車穴熊?

急戦?

いいえ、「筋違い角」でしょう。

筋違い角

振り飛車党に無理やり居飛車を強要する作戦ですね。

こちらの記事でも触れているので、興味がある方はどうぞ。

さて、昔は中飛車おじさんとして名をはせた(笑)私が、筋違い角対策の中飛車をひとつ紹介します。

それが、2手目の△5二飛車ですね。

序論

先手が▲7六歩とした時に、△5二飛車といきなり振ります。

こうして、筋違い角を事前に予防できます。

中飛車党おススメの戦法です。

何とも初心者っぽい手ですが、意外と咎めることが難しいので、何でも中飛車にしたいひとは採用してみてください!

流れ

▲7六歩△5二飛(基本図)

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は image-104.png です

先手が角道を開けてきた場合、筋違い角に誘導される恐れがあります。

そうすると中飛車にできない。それは嫌だと、初手から中飛車です。

こうすることで、筋違い角を避けて、安全に中飛車にすることができます。

あとは、ゴキゲン中飛車定跡との合流を目指します。

基本図から▲2六歩△5四歩▲2五歩△3四歩(結果図1)

ゴキゲン中飛車定跡に合流しました。

ここから先手が角交換してきたら、丸山ワクチン。

▲4八銀としてきたら、超速か一直線穴熊などの定跡と合流します。

どうして、角道を最後に開けるのか。これには、訳があるので次の章で説明します。

序盤の落とし穴

基本図から▲2六歩△3四歩(図①)

5筋の歩を突かずに、角道を開けると、一気に大乱戦に持ち込まれます。

図①から▲2二角成△同 銀(図②)

この角交換から一気に乱打戦になります。

図②から▲6五角(結果図②)

せっかく、筋違い角の乱戦を避けたのに、別の乱戦になってしまいますね。

この乱戦を避けるために、さきに5筋を突いておいた方が安全となります。

ちなみに結果図②のあとは、

△3二金▲8三角成△9二角と進んで、一応互角の戦いになるので、乱戦好きなひとはどうぞ。

先手を持った時のコツ

ということで、意外と居飛車ではこの初手5二飛車を咎めることは意外とできません。

では、どうするか?

中飛車の弱点を突く展開。それは相振り飛車です。

これについては、次回に続きます。

その他の戦法についての目次です。

【将棋ソフトと学ぶ定跡研究】中飛車vs棒銀

はじめに

さて、この前↓の記事で、中飛車vs棒銀の対局の感想を書きましたが、意外とこれについて書かれた本がない。ならば自分で書けばいいではないかと思いつきました。

ということで、今回は

先手中飛車vs後手棒銀の定跡を研究していきたいと思います!

棋譜

ポイント解説

初手から

▲5六歩△8四歩▲7六歩△8五歩▲7七角△5四歩▲5八飛△4二玉▲6八銀 △6二銀▲4八玉△3四歩▲1六歩△1四歩▲6六歩△3二玉▲3八銀△5二金右▲3九玉△7四歩▲2八玉△4二銀▲6七銀△5三銀左▲7八金
△4二金上▲4六歩△7三銀▲5九飛

ノーマル中飛車がどうして急戦に強いのか。

いくつか理由があります。

①左の金が、急戦に備えているので反発力が強い

②バランスがいいので、カウンターが決まりやすい

③相対的に固さが片美濃>舟囲いなので、終盤に強い

これらが理由です。

(続き)△8四銀

この位置に銀が来たらさばきポイント。

次の一手わかりますか?

(続き)▲6五歩(以後、分岐)

です。

これに対して、居飛車がチャンスとばかり、角交換を挑んで来たら、一気に中飛車優勢です。

分岐①(居飛車が角交換)

(続き)△7七角成▲同 桂△9五銀▲8九飛

角交換には、桂馬で取るのがポイント。

そして、むかい飛車に変化です。

(続きから)

△8六歩▲同 歩△同 銀▲8四歩

これで銀取り確定です。

仮に、△同 飛なら▲6六角で、飛車香車取りを防げません。

分岐②(居飛車が角交換拒否)

△4四歩▲5五歩

この場合は、中飛車側に主導権が移ります。

5筋から開戦して、積極的に角交換を目指していく方針になります。

後手の手が広いので定跡とまでは言えませんが、一例をここに置いておきます。

△同 歩▲同 角△7三桂▲5六銀△5四歩▲6六角△4三金右▲4五歩
△同 歩▲2二角成△同 玉▲4五銀△4四歩▲5六銀△3三桂▲7七桂
△9五銀▲7五歩△同 歩▲7四歩△7二飛

主導権が完全に中飛車側にうつるので、棒銀が取り残されて居飛車不満。

▲7八金がいるので、積極的に角交換ができます。

四間飛車でも応用可能な急戦との戦い方なので、使ってみてください(笑)

【将棋観戦記】里見香奈 女流四冠 vs 脇 謙二 八段~中飛車vs棒銀!?~

はじめに&注意書き


将棋連盟の将棋連盟ライブ中継アプリ(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/ )を使って観戦を楽しんでいる方向けの将棋観戦記です。

ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第46期棋王戦予選

対局者: 里見香奈 女流四冠  vs 脇 謙二 八段

日付:2020.1.22

観戦記

約2カ月前の将棋なんですが、アマチュアに大変参考になるので紹介させていただきます。

里見香奈 女流四冠 は言わずと知れた女流のレジェンド。退会してしまいましたが奨励会元三段の振り飛車党です。得意技は、中飛車。

対して、脇八段は、矢倉の脇システムの考案者として有名な居飛車党です。

なんとこの対局は、中飛車vs棒銀というドリームマッチです。

中飛車は、金が左の守りに加わっているため、急戦に対して圧倒的な力を持つ&後手の急戦は難解という常識に挑む脇八段の研究魂すごいです!

最初は、先手中飛車だったんですが、後手が5筋位取りを拒否して、ノーマル中飛車へと変化。

対して、後手は棒銀で対抗するという思い切った手を繰り出しました。

中飛車vs棒銀って意外と本がないんですよね。

自分が知っている限りだとこちらの本の第一章くらい↓

将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車 [ 戸辺 誠 ]

価格:2,035円
(2020/3/20 00:38時点)
感想(1件)

なので、大変貴重な棋譜です。この本の出版社さんがお試し動画を作ってくれているのでよかったらどうぞ。

対急戦には異常な強さを誇るツノ銀中飛車の理想形には組まずに、玉頭付近からも開戦するのが里見先生の工夫ですかね。

実際に中飛車の強みは、美濃囲いにこだわる必要がないことです。『羽生の頭脳』でも、袖飛車への変化を嫌い、中飛車に対する天守閣美濃は損だと述べています。

中飛車の強烈な玉頭戦への変化に対して、脇八段は初志貫徹。

敵陣の左翼を突破。

しかし、終盤のミスによって、玉頭戦で逆転という激しい終盤戦です。

まとめ&今回の見どころ

・ち密な計算によって、不利と呼ばれている棒銀で主導権を握る脇先生の指しまわし

・中飛車から袖飛車への変化からの玉頭戦

・里美女流4冠の玉頭戦における逆転術

とても参考になる棋譜です!

中飛車の歴史(最古の局面から現代まで)②~中飛車の再評価~

はじめに

前回は戦前までの中飛車の歴史を概説しました。

そして、戦後、中飛車は長い長い沈黙を経て、表舞台に踊り経ちます。

1950年代初期の中飛車

1950年、中飛車中興の祖「松田茂役」先生が順位戦において中飛車を連続採用します↓

当初は、片美濃や木村美濃ではなく、早囲いが中心でした。

対して居飛車は、袖飛車・5筋位取り・銀矢倉などで対応しています。黎明期は、四間飛車の時と同じように手探りだったことがわかりますね。

仮称として、「早囲い中飛車」とでも呼んでおきましょう。

そして、研究が進み、50年末には「ツノ銀中飛車」の形がついに出来上がります。下の局面が、1950年の12月の 順位戦 松田茂役vs原田泰夫の対局の様子です。早囲いから進化して木村美濃+中飛車のツノ銀中飛車の形になっていますね。

ツノ銀中飛車が産声を上げた翌年の1951年、ついに中飛車は大舞台名人戦の舞台に登場します。

升田幸三 vs木村義雄という両雄の激突に、木村名人が中飛車を採用。

こんな局面でした。

後手が木村名人です。なんと、我々が考える反対の方向に王が動きます(;’∀’)

戦型は中飛車ですが、どちらかといえば「天王山」の中央の厚みを作り出すために飛車が移動しただけという意味合いが強いですね。

松田茂役先生が中飛車を採用していると、少しずつ中飛車は市民権を獲得していきます。

1953年には、三間飛車の雄「大野源一」先生も大山康晴戦で中飛車を採用。

何とも現代的な局面が50年代前半には生まれました。

現代でも先手番のエース5筋位取り中飛車+美濃囲いの形です。

後手の大山先生の局面も、現代的な△6三銀型なので、もはやオーパーツに近いものを感じます。

有名な居飛車穴熊一号局も、松尾流穴熊の寸前まで形が進行していたのを考えると、大野・升田・大山の振り飛車ビッグ3の現代的な感覚にはおどろかされるばかりです。

大野先生はこの形を50年代中盤まで採用し続けており、元祖「振り飛車党総裁」「振り飛車名人」の異名は伊達ではないことを証明しています。

大野先生の活躍はこちらにまとめてます。

そして、次回、ついに怪物が動き出します!

中飛車の歴史(最古の局面から現代まで)

はじめに

それでは、前回の四間飛車に続いて、中飛車の定跡進化について歴史を振り返っていきたいと思います。

四間飛車とは違って、中飛車の進化は戦後からはじまるのでそこまでは結構進行が早いです。

しかし、最古の棋譜は四間飛車ですが、最古の局面は中飛車なのは意外と知られていません。

それでは、古来よりアマチュアを魅了してきた中飛車の歴史、はじまります。

安土桃山時代~戦前まで

中飛車がはじめて歴史上に登場するのは戦国時代に活躍した松平家忠の日記「家忠日記」です。彼は徳川家康の親戚で、関ヶ原の戦いに付随する戦いで戦死してしまいますが、趣味が将棋だったようで、中飛車についての局面図を残しています。

ただ、実力はそこまでではなかったようで、趣味の将棋の延長上に中飛車はありました。やはり、古来よりアマに大人気という立場は変わっていません(笑)

名人制が確立した後、将棋界は戦法の定跡化が進みますが、中飛車についての定跡はほとんど未整備でした。

アマチュアには大人気だけど、プロは使わない戦法。江戸時代をとおして、そういう位置にいる中飛車長い冬の時代です。

江戸時代の一大イベント御城将棋でも、他の振り飛車は使われていた形跡はありますが、中飛車が表舞台に出てくることはありませんでした。

しかし、江戸末期の1840年代、一部の棋士が、「ツノ銀中飛車」の原型を使いだします。

この将棋はその後、顧みることなく忘れられていきますが、約100年後の戦後に復活するのは将棋戦法のおもしろいところです。

戦後まで中飛車は「下手の中飛車」や「下手の中飛車、上手が困る」という格言のように、アマチュアが楽しむためのもの。プロは指さないものだと考えられていた。

木村名人の名著『将棋大観』でも初心者用の定跡として紹介されていて、

専門棋士間には、香落戦以外ほとんど指すことがないといっても過言ではない

とまで書かれているような状態です。

あくまで香車落ち専門の戦法と言うのが中飛車の立ち位置でした。

これがまさか、100年後には振り飛車のエースとして君臨するとは誰も思わなかったでしょう。

【将棋ソフトの結論】各種振り飛車vs居飛車穴熊 最も評価値が高いのはどれか

はじめに

毎度、ご好評をいただいておりますソフトの評価値比較記事第四段です。

今回は、各種振り飛車vs居飛車穴熊ということで、いつものように振電先生にジャッジしてもらいながら、どの振り飛車を一番有力視しているか教えてもらおうという企画です。

①角交換系の振り飛車を除外

②振り飛車を先手

③居飛車穴熊のハッチが閉まる前の評価値

この3条件でジャッジしていきます。

中飛車系

①5筋位取り中飛車

先手中飛車のエースですね。

5筋位取り中飛車。穴熊を許すかもしれませんが、高位置をキープできるのが狙いです。

攻守ともに隙が無い先手振り飛車のエース。

さあ、評価値は

振り飛車「116」と判断です。

さすがはエース。かなり指しやすいと考えているようですね。

②ノーマル中飛車

古き良き形。居飛車穴熊に最も割を食わされたノーマル振り飛車です。

急戦に対してはほとんど無敵。しかし、持久戦に弱いのがネックです。

振り飛車「マイナス206」。やっぱり厳しい結果になってしまいました。

三間飛車や四間飛車とは違って穴熊に対抗策がほとんどないのが評価値を下げています。

③矢倉流中飛車

ノーマル中飛車の穴熊対抗策です。

4六銀が特徴的な形。本当は後手番の戦法なのですが無理やり先手番に落とし込んでいます。

評価値は「マイナス148」

ノーマル中飛車よりも上です。さすがは、穴熊対策。しかし、先手番なのに評価値マイナスはやはりプロ間では厳しいか……

四間飛車系

①ノーマル四間飛車

みんな大好きいつもの形です。

さて、評価値は……

振り飛車「マイナス85」

やっぱりここからいくつもの作戦を取れるだけあってノーマル中飛車よりは有力だと考えているようです。

②藤井システム

アンチ居飛車穴熊の急先鋒。

天才藤井猛の代表作ですね。これは期待大

振り飛車「125」

暫定1位です(^^)/さすがは藤井システム!

③四間飛車穴熊

居飛車が固いなら、振り飛車も固くしてしまえばいいじゃないという理論で固める相穴熊です。

広瀬先生の活躍ももう10年くらい前のことなんですね~

振り飛車「マイナス1」

ほぼ互角です。

四間飛車穴熊はすぐに手詰まりになりやすいのでそこがネックですね。

三間飛車系

①ノーマル三間飛車

ソフトの評価も高く、中飛車とともに振り飛車党の中心にいる戦法。

アマのファンも増加中。

振り飛車「マイナス13」

ノーマル振り飛車最強の評価ですね。

②石田流

さばきを重視する振り飛車の完成形。

フットワーク軽く一気に捌ききる豪快な将棋になりやすい。

評価値は振り飛車「17」

やはり、こちらも有力。ただ、指しこなすのが結構難しいんですよね(;^ω^)

まとめ

ということで、今回も振電さんに大活躍してもらいました。

順位は

1位 藤井システム 125

2位 5筋位取り中飛車 116

3位 石田流 17

という形になりました。

このなかでは、個人的に2位の5筋位取り中飛車がわかりやすく指しやすいと思います。

ノーマル振り飛車は、やはり三間飛車が有力だと考えているようですね。

少し前は四間飛車が最有力という話もあったんですが、ここ何年かの三間飛車の勢いはすごいですね。

勝ちやすさNo.1!対振りなんでも居飛車穴熊 (マイナビ将棋BOOKS)[本/雑誌] / 北島忠雄/著

価格:1,694円
(2020/3/6 21:40時点)
感想(0件)

番外編 角交換振り飛車vs居飛車穴熊

さて、昨日ツイッターでこの記事がご好評いただきまして、角交換振り飛車verも読みたいというご要望がありましたので、追記します。しかし、角交換振り飛車は穴熊に強い&居飛車側の手損になるので、ノーマル振り飛車と競合させるのは酷。なので、今回は番外編です。

角交換中飛車・角交換四間飛車・ダイレクト向かい飛車を検討していきます。

①角交換中飛車

中飛車にした後に、角交換している形。筆者も得意でよく指す。

上の形は、△8五飛車が早いので向かい飛車に振りなおしている形です。

さて評価値は……

振り飛車「125」

やはり、角交換振り飛車に穴熊は指しにくいのがはっきりしましたね。

②角交換四間飛車

藤井猛発祥戦法の一つ。中飛車のように5筋を突いていないので、より評価値が高い気がする。

振り飛車「384」

やっぱり四間飛車のバランスで角交換できれば、穴熊にはかなり制限がかかるんですね。

さすがは、藤井猛。

③ダイレクト向かい飛車

現代振り飛車においての特異点”佐藤康光”会長の得意戦法。本来なら後手番専用の戦法を無理やり先手番に改造して評価してみます。

優位な感じはしますが、形を決めすぎているきらいはありますね。

評価は振り飛車「264」

やはり、四間飛車よりかは評価が低いですが、有力ですね。

まとめ

ということで、主要角交換振り飛車の序列は

角交換四間飛車>ダイレクト向かい飛車>角交換中飛車

でした。

中飛車が最下位は、使い手としてはやや不服ですがw

原因は、五筋を突いたことで角交換後に不安定となりやすいからですかねw

やはりバランスがいい四間飛車がそこでは評価されやすいということでしょう。

ただ、紹介した角交換振り飛車はすべて+評価なので、やはり穴熊に強いのは共通認識と言うことでしょう。

一手ごとに解説!ぴよ帝vs激指15(ゴキゲン中飛車対抗形)

前回の記事はこちら

はじめに

昨日ツイッターで実況したぴよ帝vs激指15の対局ですが、かなり盛り上がったので、ブログの方に感想戦と言うことで、一手ごとの解説を書きながら、取り上げていきたいと思います。

先手がぴよ帝、後手が激指15です。みなさんの事前予想はこんな感じです↓

序盤

▲2六歩

ぴよが、飛車先の歩を突いて居飛車を明示。後手も飛車先の歩を突けば、相がかりになりやすい初手。

△3四歩

対して激指は角道を開く。これで相がかりの可能性はグッと減った。

▲7六歩

ぴよも角道を開く。相居飛車なら横歩取りや一手損角換わりになりやすい局面だ。

△5四歩

激指は意外にも中飛車を選択した。ちなみに、このまま三間飛車に振るゴキゲン三間飛車という手もある。

▲6八玉

中飛車になることを予想して、玉の囲いを急ぐ一手。

定跡ならば、▲2五歩or▲4八銀が多い

△5二飛

やはり、中飛車。ゴキゲン中飛車という形だ。

▲7八玉

囲いを急ぐ一手。この局面なら ▲4八銀 のほうが主流。

△5五歩

五筋位取り中飛車が完成した。

中央の位を取っている影響で、開戦のタイミングを選びやすく、敵陣への圧迫感も強い形。

中飛車の理想形の一つで主導権を握りやすいと言える。

ちなみに、相手が ▲4八銀 を選択していれば、角交換して角交換振り飛車にする変化も有効。

▲4八銀

ここから超速や一直線穴熊を繰り出すことができる。対抗形において最も基本となる銀の位置。


△6二玉

後手も囲いにいく。中飛車の場合は基本は片美濃囲いだが、金美濃や片銀冠、穴熊など選択肢は多い。

▲5八金右

これにて居飛車の舟囲いが完成。

△7二玉

激指も囲いへと向かう。

▲9六歩

振り飛車穴熊をけん制。

△9四歩

端歩を確保して、将来の逃走経路を確保する意味がある一手。

ここが突かれた場合は基本的に美濃囲い系列になりやすい。

▲6八銀

中飛車の中央突破を警戒して、中央を厚くする。

持久戦よりも急戦になりやすい一手。

一直線穴熊の可能性はなくなった。

△8二玉

振り飛車の定位置

▲4六歩

少し前に流行した対中飛車▲4七銀型を志向する一手。

押さえ込みたい居飛車vsさばく振り飛車の勝負になりやすい。

超速が流行してから数を減らしている。

△7二銀

片美濃囲いが完成。

▲2五歩

居飛車が角の頭を狙う。

△3三角

角が動いて、居飛車の攻撃に備える。

▲7七銀

左銀も中飛車の抑えに向かう。囲いが薄くなる代わりに、抑え込む力が強くなる。

△4二銀

中飛車の左銀も動く。

最終的な行先は中央・左翼・右翼すべてに選択肢がある。

▲6六銀

左銀が中飛車の抑え込む形。かなり中央突破が難しくなる。

△5四飛

5六歩から歩交換をするのがよくある手。こちらの浮き飛車の場合は軽快なフットワークで攻守に飛車を使うような形になる。

※△5六歩▲同 歩△同 飛 ▲4七銀△5一飛が一般的な流れ

▲4七銀

▲4七銀 型が完成。左右の銀の活躍で、中央突破はほぼ無理となる。

△5三銀

左銀が積極的に前に出る。


▲3六歩

桂馬の利用を促進することもできるし、三筋を焦点にもできる攻撃的な一手。

△6四銀

3二金もありえる。その場合はバランスを取る一手。

この手は中央の厚みを維持しつつ、隙があれば囲いに合流。もしくは玉頭戦もしかけることができるバランス型。

△4四銀も普通に見えるがその後の▲3七桂△3五歩▲4五歩で銀がいじめられて居飛車が有利となる変化になる。

なので、今回の場合は中央の厚みを維持する場合は右に使う方が得。

▲3八飛

個人的に意外な手だった。3七の桂馬跳ねが第一感。

たしかに、ノーマル中飛車に対して、袖飛車からの急戦(加藤流袖飛車)があるが今回は角道オープンの中飛車。

△5二飛

三筋からの攻撃に備えて、飛車を引く。

さばきを目指す一手。

中盤

▲3五歩

ついに開戦。振り飛車の弱点である角頭を狙う。

△同 歩

取るしかない。

▲同 飛

こちらも取る一手。

一見主導権を握っているが……

ここまでぴよがやや有利

△4四角

中飛車のバランスの良い陣形を活かした飛車の迎撃方法。成りこめる隙が無い。

▲3八飛

一度退散。


△1四歩

6二角も有力。端歩を突いて、バランスを崩さないように調整していると考えられる。

▲4五歩

角をいじめて攻撃の主導権を確保

△2二角

△6二角 と比較してやや守備的な指しまわし。

端角も見せて、お互いに駆け引きが発生している。

▲3六飛

浮き飛車にして、攻防に効く場所をキープ。

△1三角

角を攻撃に使う端角。中央突破を示唆して中央の攻防を有利に展開する意味もある。

▲3四飛

次の一手で端を強襲して、角をいじめる意図がある。それが正しければ歩を得するが、読み抜けがあった。

△3二飛

これが振り飛車の強烈なさばき。

飛車を逃がしたら一方的に成りこめる。飛車交換に応じても、玉形の差がもろにでるためにっちもさっちもいかなくなる。

囲いと陣形のバランスを活かしたさばきの手筋だ。

▲同飛成

強制的に飛車交換に応じざるを得ない

△同 金

振り飛車のさばきが成立。


▲5五銀

歩を確保するとともに銀交換を打診。さすがに飛車だけでは攻め切れない

△6五銀

さすがに交換拒否。交換せずとも、飛車の打ち込みから玉形の差を活かしてリードを広げることができるので、交換するメリットが薄い。

▲4六銀引

角の軌道を封鎖し、中央からの揺さぶりを防ぐ。

ただ、6六銀のほうが、守りに使いやすいような気はする。

△3三歩

角の成りこみを防ぐ。陣形のバランスの良さから、飛車の打ち込みをそこまで恐れる必要がない。

▲4一飛

陣形バランスと次の一手で飛車は封じ込める。

これが中飛車のバランスの良さのおそろしいところ。

△3一金

飛車を追い払う一手。端角の利きを有効活用している。

▲4三飛成

たまらず逃げる飛車。美濃囲いから遠い場所に逃げるしかなく攻撃が遅れる。ここで中飛車のカウンターチャンス到来

終盤

△4九飛

強烈な飛車の打ち込み。リードが広がる。玉頭の銀、右翼の飛車で包囲網を作りつつある。


▲3二歩

歩を使って金をいじめる。2二金と避ける辛い手もあるが……

△7六銀

激指は攻め合いを選択した。

8七銀成という攻め筋から舟囲い潰しの選択肢も広がる非常に攻撃的な指しまわしだ。

それに対して同玉とすると、6九の金が取られる。

▲3一歩成

ぴよも攻め合いを挑む。しかし、包囲網の形成速度を考えると攻めが遅い。

△4六角

意外な一手が飛び出した。 8七銀成 のほうが有力だと思うが、角をさばいても囲いの差で勝てると踏んでいるのだろう。やや疑問手。

▲8六金

取った金で 8七銀成 の筋を消す。上側の包囲網を打破できる可能性が出てきた。

△4二歩

歩のただ捨てに見えるが取ってしまうと、▲6四角があり、龍取りかつ玉頭戦で勢いを与えてしまう。歩で龍の勢いを消す絶妙手だ。1九角成もあるがそれだと攻め合いになってしまい紛れる危険性がある。

▲5三龍

取れないのでかわす。

△6七銀成

一見タダに見えるが、同金のあとに相手の銀が無防備になる。上からの制圧を諦めて横からの攻めに特化する方針のようだ。ただ包囲網を壊すのであれば 8七銀成 の方を優先すべきだったと思う。窮余策の意味合いが強い。


▲同 金

取る一手

△4七飛成

銀交換を成立させて、角も救う。

▲6二歩

片美濃崩しの常とう手段がこの歩打ち。

かなり固さを崩すことができる。将来の決め手にもなりやすく積極的に狙いたい一手。

△7一金

逃げるしかない。少しぴよ将棋が持ち直してきた。

▲5八銀

固さを取り戻すための一手。▲6八金引~▲6一銀打の流れが私の第一感でした。

ぴよらしからぬかなり守備的な一手。悪手寄りの疑問手。

△3八龍

攻めをかわしつつ、王を視界にとらえる。

▲2一と

さすがに駒が足りないので桂馬を補充した。

個人的には5一龍のほうが美濃崩しに直結しやすいイメージ。 一手前に▲6八金引~▲6一銀打 のほうが良かったと思う。

△4七銀

駒不足の先手に対して、早い攻めに移行する。やはり ▲5八銀 の消極性が裏目に出てしまった可能性が高い。


▲6八金引

横からの攻撃に備えて守備を強化する。しかし、後手の攻め筋がしっかりしているので非常に厳しい。守備の強化時には金銀を連ねた形を作ると安定しやすい。

△5八銀成

攻める。守備駒と攻め駒の交換は、攻め駒の方に分がある

▲同金上

同金寄よりも若干横からの攻めに強くなりやすい形。ぴよも懸命に粘っている。

△1九角成

ぴよの手駒では美濃崩しができないので、自玉が安全だと確信し今まで遊んでいた角で持ち駒を補充。冷静な攻撃を見せる。

▲5一龍

美濃崩しに繋ぎやすい場所に龍が移動。しかし、これは形作り的な意味合いが強い。

激指に大きなミスがあれば逆転してやると言う宣言。

△4六馬

馬の戦力を玉の包囲に使う一手。

しかし、歩を打てない6筋に香車を打った方が攻めが早い。

かなり激辛な遅攻だがやや疑問手。

▲1一と

攻めも受ける術も少ないので、持ち駒を補充。

これで底香や合いごまに使える香車が手に入る。

よって、1手前は、香車打ちのほうが激指的には得だった。

△6四香

さきほどから指摘している香車打ち。順番がぎゃくになってしまった。


▲6七香

獲得した香車で合い駒。二歩になるので歩が打てない。

△同香成

香車同士を交換。金の連なりを崩せる。

▲同金右

これで横からの攻めに弱体化。

△5八銀

厳しい一手。先手が同金としてしまうと、龍が玉に迫り敗勢となる。

▲5六銀

大劣勢であるものの、何とかしのぐ一手。

次の一手の他に△5九銀打▲7七玉△6四香で「詰めろ」をしかける手順もある。

この手に有効手を指せなかったら「△6八銀不成▲同 金△6六金▲7八玉 △6七銀成▲同 銀△同 金▲6九玉△6八龍」などの手順で詰み。

△6四香

こちらが先でもかなり厳しい。

▲6六香

合い駒するしかない。

△5九銀打

先ほど言及した形に合流した


▲7七角

王の逃げ道と角を守りに使うための一手。しかし、絶妙手の決め手が次の一手となる。

△6七銀成

これを見てぴよ将棋は投了した。

以下、

▲同 銀△6八銀成▲同 角△8八金▲7七玉が最有力。

△8八金 を同玉とすると龍が迫り即詰み手順となる。

その手順は以下の通り。

(▲同 玉△6八龍▲7八金△7九角▲9八玉△9七金▲同 桂△7八龍▲同 銀△8八金)

上に脱出させるしかないが、その後の経路がほぼない。

かといって、即詰みを狙える手順も存在しないので、ぴよ帝の投了はやむなしという状況だった。

1手ずつ解説!将棋の筋が良くなる棋譜並べ上達法 (マイナビ将棋BOOKS) [ 佐藤慎一 ]

価格:1,694円
(2020/2/19 22:22時点)
感想(0件)

今回の企画はこちらの本に触発されました。

とても名著なのでぜひとも読んでみてください(‘ω’)ノ

オールラウンダーが考える定跡が難しい戦法

前回の記事はこちら

オールラウンダーが考える定跡が難しい戦法

さて、久しぶりにオールラウンダーっぽい将棋の戦法のお話です。
私が考える定跡をおぼえるのが難しい戦法5選です。
居飛車・振り飛車5つずつ選びました。

参考になると幸いです。

居飛車編


1位 先手番横歩取り

後手番なら自分の好きな戦法に誘導できるのいいんですが、先手番だと相手の土俵で戦わなくてはいけないのが難しい。
△2三歩戦法・△3三角型空中戦・△4五歩戦法などメジャーどころでも即死手順が多いのに、裏定跡も多数あるのが非常に怖いです。
なので、基本は避けちゃいます。相横歩なんて突入したら生きた心地はしないはず。

相手が横歩に誘導しても、横歩とらずで相がかりに突入させるのが私流。

ご先祖様申し訳ございません。

2位 角換わり腰掛け銀

こちらも即死手順が多い難関。
最近は、ソフトの影響で従来の同形だけでなく、2九飛車型なども登場してよりわけわかめな状況へ。
木村定跡は、必勝手順があるし、怖くてなかなか突入できません。

基本的に角換わりは棒銀か右玉を採用してますw

1位・2位が居飛車定跡の難関定跡の双璧です。

3位 相横歩取り


これは先手が横歩を受けて、後手が選択した場合に発生する戦いですが、はっきり言って激しすぎる。
20手台で、大駒総交換とかがざらに発生します。

プロの見解も結構変動する定跡で、古い本の結論が結構覆っていることも多いです。
研究家だけが採用できる戦法だと思います。

4位 一手損角換わり

どうして、一手損したほうがいいのか?
それを理解するためには、まず相腰掛銀の定跡を結構理解する必要があるのが難しいところ。

そして、それを理解しても、かなりの段階で正確に受け続ける必要が出てきます。
基本的に受けが大事になってくる戦法なので、持ち時間が短いネット将棋とかの相性が悪いと思います。
プロでも糸谷先生とか専門家だけがなんとか使っていますからね。めちゃくちゃ難しい印象です。

5位 先手矢倉

これは、後手の急戦策の対応を知らないと、タコなぐりにされる危険性があります。
ただ、この関係は名著が多くて、わかりやすく解説してくれるので、上記2つよりかは難しくないと思います。
また、最近は矢倉の自由化も進んできているので、以前のような定跡勝負にならないことも多くなってきました。

なのでここの順位へ。

居飛車の基本定跡はこちら↓

【増補改訂版】将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS) [ 上野裕和 ]

価格:1,804円
(2020/1/22 21:00時点)
感想(1件)

将棋・基本戦法まるわかり事典 居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS) [ 佐藤慎一 ]

価格:1,694円
(2020/1/22 21:02時点)
感想(0件)

(明日は振り飛車編を追記します)

振り飛車編


1位 藤井システム

これがはっきり言って難しい。
とりあえず、玉形が薄い。攻めが細い変化が多い。
しっかり研究しなくては指せない研究家向きの戦法です。

勝ちきった時の爽快感は、半端ないんですけど、勝ちきれないことのほうが多い印象です。

やっぱり藤井猛九段はすごいなと思います。

2位 超急戦

居飛車vsごきげん中飛車の激しい戦型ですね。

こちらも激しい将棋です。相横歩取り並みの激しさがあって、指しこなすのがかなり大変です。
いかに事前の準備をしたかの勝負なので、私は基本的に拒否してます(;’∀’)
大駒が乱舞して、詰みまで一直線の変化がある。怖いですね~
登場してから20年以上が経過しますが、いまだに進化を続ける怪物のような存在です。

激しい将棋を拒否しておくすべを理解するのも、オールラウンダーに必要な知識です。
すべてを勉強しようと思うと、まず時間が足りなくなりますからね。

3位 コーヤン流

こちらも穴熊潰しのための激しい変化。
端攻めを中心に、穴熊を押しつぶす作戦ですが、結構反動がきつい印象です。
反動を避けるために、3九や6二の地点に玉を置きますが、私が使ったら反動で圧死することが多いんですよね。

華麗な攻めをつなげる楽しさはありますが、実際にやるのは難しいです。

4位 相振り飛車

横の将棋じゃなくて、縦の将棋になる相振り飛車。
しかし、居飛車も指す自分的には、ちょっと特殊な縦将棋だと思います。

乱戦になる手順が多くて、相振りでしか登場しないような手筋もたまにある。

最大の根幹は、「端攻め」が戦いの中心であること。

端攻めと金無双・美濃囲い・右矢倉・穴熊などなど。
無数にある組み合わせをおぼえるのが難しいです。

5位 ダイレクト向かい飛車

これは角交換振り飛車最難関戦法。
まず、大乱戦になることが多い。
逆棒銀の反動が大きい。

こんな感じで指しこなすことに独特のセンスが必要になってくる戦法です。
勝局集が「魔導書」に例えられる佐藤会長の得意戦法なのもうなづけるところ(;’∀’)

振り飛車の総合定跡のおススメはこちら

令和新手白書 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS) [ 片上大輔 ]

価格:1,749円
(2020/1/23 23:40時点)
感想(0件)

将棋 基本戦法まるわかり事典 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS) [ 安用寺孝功 ]

価格:1,694円
(2020/1/23 23:41時点)
感想(0件)

将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS) [ 上野裕和 ]

価格:1,694円
(2020/1/23 23:41時点)
感想(0件)

youtube中飛車関連おススメ動画

前回の記事はこちら↓

はじめに

まず最初にTwitterでも呟いた通り、当サイトの広告に不具合があったことをお詫びいたします。

今回の件で、ご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございません。

対策をしっかり講じて安全に楽しめる記事作りを目指していきます。

それでは、動画紹介に入ります。

中飛車初心者の方におススメ

①強くなる将棋講座◎ゴキゲン中飛車で勝とう&駒の並べ方紹介【初心者講座】

こちらは、プロ編入試験を受けているアゲアゲさんの初心者さん向け講座です。

初心者の方には途中の超急戦は難しいかもしれませんが、基本的なゴキゲン中飛車の序盤を解説してくれる動画でとてもおすすめです。

②『将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車』1章 先手中飛車 5筋位取り 対棒銀

こちらは『将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車』の出版社さんが投稿してくれているお試し版です。有段者同士だと、なかなか先手中飛車に棒銀は発生しませんが、級位者さん同士だと結構あるので、参考になると思います。

将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車 [ 戸辺 誠 ]

価格:2,035円
(2020/1/2 21:36時点)
感想(1件)

超急戦

【将棋】超急戦は怖くない!【将棋講座 中飛車編 第2弾】

中飛車定跡最大の難関は「超急戦」です。

はっきり言って難しすぎる。

なので、慣れるまでは拒否した方がいいです(私も超急戦は絶対に受けない(;’∀’))

その拒否の方法を紹介している動画です。

ちなみに、超急戦拒否は↓の本でも推奨されています。興味のある方はどうぞ。

中飛車の基本 ゴキゲン中飛車編 (最強将棋21) [ 鈴木大介 ]

価格:1,540円
(2020/1/2 21:44時点)
感想(0件)

超速

『将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車』3章 後手ゴキゲン中飛車 対超速▲3七銀

またまた、 『将棋DVD 攻めて強くなる戸辺流中飛車』の出版社さんが投稿してくれているお試し版です。 後手中飛車対策=超速or相振り飛車と言うことが多いので、こちらは是非とも要チェックです。

戸辺先生の講座はわかりやすいので、一押しです。

丸山ワクチン

①中飛車vs丸山ワクチン!②角交換振り飛車vs左美濃!終盤戦、衝撃の結末とは!?将棋ウォーズ実況 第88回

序盤が中飛車vs丸山ワクチンの対局になっています。

丸山ワクチンの動画は、居飛車版が多くて、中飛車側の解説が少なかったです。

こちらも先手中飛車vs後手丸山ワクチンなんですが、後手中飛車でも使われる形になっているのでおすすめです。

イトシンTVの伊藤先生は今では居飛車党ですが、少し前までは生粋の振り飛車党だったので、とても参考になると思います。

先手中飛車

【将棋】先手中飛車の定跡講座【芸人最強への道 第4回】

またまた、 「石川泰の将棋チャンネル 」さんの動画です。

こちらは先手中飛車で使える基本定跡の総合解説です。

先手中飛車はより積極的な戦法なので、まずはこちらをみて基礎を固めましょう。

ちなみに、先手中飛車の最押し棋書はこちらです。

プロ合格の原動力!今泉の勝てる中飛車 (マイナビ将棋BOOKS) [ 今泉健司 ]

価格:1,694円
(2020/1/2 22:20時点)
感想(1件)

相振り飛車

【将棋】相中飛車は、これで大丈夫!【将棋講座 中飛車編 第6弾】

プロの対局では少ないけど、アマには大人気の相中飛車の講座動画です。

相中飛車は取り扱ってくれる棋書が3つくらいしかないので、貴重な講座記事です。

相振り中飛車で攻めつぶす本 (最強将棋21) [ 鈴木大介 ]

価格:1,650円
(2020/1/2 23:14時点)

これが決定版!相中飛車徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS) [ 杉本 昌隆 ]

価格:1,694円
(2020/1/2 23:15時点)
感想(0件)

この二冊の本と、さきほど上で紹介した今泉本です!

【将棋】中飛車vs三間飛車 有力な狙い筋を紹介!【将棋講座 中飛車編 第4弾】

こちらは相振り飛車最有力の三間飛車との戦いです。

石川先生は、今回の記事でもわかるように大量の中飛車講座を投稿してくれているので、中飛車好きの方は要チェックです。

左穴熊の基本的な狙いの↓の動画もとてもよかったです。

【将棋】中飛車左穴熊の基本【将棋講座 中飛車編 第9弾】