落ち込んでいる時に読みたい将棋関係の名セリフ集

将棋で大ポカをして、落ち込んでいる自分のために作りました。

誰かの役にたつと幸いです。

引用元の本もとても面白い本や棋譜ばかりなので、是非とも読んでください!

たどり来て、未だ山麓

将棋史上初の全冠制覇した升田幸三実力制第四代名人の名言です。三冠(名人・王将・九段)制覇し、棋界の頂点に君臨してもたゆまぬ努力をし続ける意思表示。

ちょっとの失敗で落ちこんであきらめようとしている自分に響きます。

あと升田名人かっこいいw

錯覚いけない、よく見るよろし

こちらも升田の名言。

木村名人への挑戦権をかけた 高野山の決戦 で弟弟子の大山康晴に大頓死して挑戦権を逃したときの名言。

あの大棋士でもこういうことがあるんだから、自分の悔しさをばねにしなくちゃいけないなと思います。あの羽生先生だって1手詰の大頓死したことだってあるんだから。もっと頑張らなくちゃいけませんよね。

この後に全冠制覇するわけですし……

③ 「なあに、そのうち大人になりゃあいやでも気付くさ どんなヤツでも一線でやってる人間で恥をかいた事無いヤツなんていねぇってコトにな」

(三月のライオン3巻158頁より引用)

三月のライオンも名言が多いので、私も大好きです。

これは将棋だけじゃなくて、全ての世界で言えますからね。

私も仕事・小説などで大ポカしまくっている人間なので、こういう言葉に救われるんですよね~

④神様除去

『聖の青春』より

自分に過酷な運命を背負わせる神さまに向けての村山聖九段の名言。

運命に負けない。抗い続けてやるという病気で戦い続けた村山九段。

それに比べたら自分は恵まれているのだから頑張らなくちゃいけないと思うんですよ。

⑤ 己勝

『 大山将棋勝局集 』から

大山康晴15世名人の名言から。

己に勝つ。まずはここからですよね。

恥ずかしいと思っているのも、所詮は主観ですし……

まずは自分でドンドン落ち込んでいくスパイラルを解くところからはじめなくちゃいけませんよね。

自分に勝つことから自信は生まれるのだと勝手に思っています。

⑥助からないと思っても助かっている

『 大山、中原激闘123番 』

実はこれ、元ネタは大山名人ではないらしいです。

知り合いの社長さんから書いてもらった文字が元ネタだと本に書いてあります。

落ち込んでて、もうダメだと思っていても意外と周囲が助けてくれたり、意外と何とかなったり(笑)

実際、不安の九割以上は実現しないとか、昔本で読んだので、あんまり悲観しすぎずにがんばることって大事だと思いました(小並感)


中盤力を鍛える次の一手④~相振り飛車裏定跡編~

問題①

今回は、たぶん、相振り飛車の裏定跡です。

実はここから先手が意表をついた奇襲が成立します。

解答①

△7九角の引き飛車です。

ここから奇襲攻撃をかけていきます。

問題②

相手は引き角攻撃に対して、2五飛車としてカバーに動きました。しかし、まだ主導権は握り続けています。

解答②

あえて、金無双をくずす▲5七金です。この流れを見てたぶん自分の狙いがみんなわかりましたねw タコ金や嬉野流の合体版みたいなイメージで角と金の連携で相手の飛車を押しつぶす作戦です。D流相振りタコ金戦法と仮称しておきますw

問題③

最後は論述問題です。

相手は飛車を逃がしました。

それに対して先手は、▲2六歩と攻撃を誘っています。

後手がこれをとってしまうとどうなりますか?

解答③

飛車が死にます。

△同飛▲2五歩で飛車の動きを封鎖。

あとは美味しく料理してあげてください。

KIF形式棋譜ファイル

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
4 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
5 7八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
6 2二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
7 7五歩(76) (00:00 / 00:00:00)
8 5二金(41) (00:00 / 00:00:00)
9 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
10 6二金(61) (00:00 / 00:00:00)
11 6七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
12 2四歩(23) (00:00 / 00:00:00)
13 7四歩(75) (00:00 / 00:00:00)
14 2五歩(24) (00:00 / 00:00:00)
15 2八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
16 2六歩(25) (00:00 / 00:00:00)
17 同 歩(27) (00:00 / 00:00:00)
18 同 飛(22) (00:00 / 00:00:00)
19 2七歩打 (00:00 / 00:00:00)
20 2四飛(26) (00:00 / 00:00:00)
21 4八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
22 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
23 7三歩成(74) (00:00 / 00:00:00)
24 同 金(62) (00:00 / 00:00:00)
25 3八玉(48) (00:00 / 00:00:00)
26 8二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
27 4八金(49) (00:00 / 00:00:00)
28 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
29 5八金(69) (00:00 / 00:00:00)
30 7四歩打 (00:00 / 00:00:00)
31 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
32 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
33 8六歩(87) (00:00 / 00:00:00)
34 7二金(73) (00:00 / 00:00:00)
35 8五歩(86) (00:00 / 00:00:00)
36 7三銀(82) (00:00 / 00:00:00)
37 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
38 3二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
39 7九角(88) (00:00 / 00:00:00)
40 2五飛(24) (00:00 / 00:00:00)
41 5七金(58) (00:00 / 00:00:00)
42 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
43 4六金(57) (00:00 / 00:00:00)
44 4三銀(32) (00:00 / 00:00:00)
45 3五金(46) (00:00 / 00:00:00)
46 2二飛(25) (00:00 / 00:00:00)
47 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
48 同 飛(22) (00:00 / 00:00:00)
49 2五歩打 (00:00 / 00:00:00)
50 4二角(33) (00:00 / 00:00:00)
51 3六金(35) (00:00 / 00:00:00)

中盤力を鍛える次の一手問題③~対抗形~

問題① 後手番

後手番の問題です。

お互いに駒組が完成しつつある状況です。

居飛車穴熊側は、角の頭を狙いに来ました。

居飛車穴熊のさばきをおさえつつ、将来的にプラスとなる次の一手はなんでしょうか?

解答①

△5一角

これはよく大山名人が好んだ角移動の手筋ですね。

相手の飛車先をにらみつつ、隙あれば7三や8四に移動させて、敵陣地の右辺を狙撃する手筋です。穴熊との戦いでよくでる一手。

問題②

珍しい形です。居飛車がノーマル振り飛車に早繰り銀をさいようしてきました。

しかし、無理筋です。居飛車の陣形も固まっていないので、振り飛車伝統のあの手筋で撃退しましょう。

解答②

▲6五歩

角交換です。単純な手は△同銀ですが、そこから角交換~▲5五角と打てば振り飛車大優勢です。

問題③後手番

後手番となって考えてください。

急戦vsノーマル振り飛車の局面でイイ感じに駒がさばけました。

攻撃が早くなる後手の手順を考えてください。

解答③

一番最初に考えるのは、△5四歩ですが、これだと先手に先攻を許します。

なので、より攻撃が早い△2八飛車をおすすめします。

相手陣の舟囲いが崩れているので、銀を質にしたまま、攻撃を継続させていきましょう。

▲3八銀と受けても、△2七角などで攻撃が繋がります。

KIF形式棋譜ファイル①

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
5 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
6 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
7 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
8 3二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
9 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
10 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
11 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
12 7二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
13 7八玉(68) (00:00 / 00:00:00)
14 7一玉(62) (00:00 / 00:00:00)
15 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
16 8二玉(71) (00:00 / 00:00:00)
17 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
18 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
19 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
20 5四歩(53) (00:00 / 00:00:00)
21 8八玉(78) (00:00 / 00:00:00)
22 5三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
23 9八香(99) (00:00 / 00:00:00)
24 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
25 9九玉(88) (00:00 / 00:00:00)
26 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
27 8八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
28 9五歩(94) (00:00 / 00:00:00)
29 7九金(69) (00:00 / 00:00:00)
30 5二金(41) (00:00 / 00:00:00)
31 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
32 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
33 6八角(77) (00:00 / 00:00:00)
34 6三金(52) (00:00 / 00:00:00)
35 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
36 2二飛(32) (00:00 / 00:00:00)
37 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
38 5一角(33) (00:00 / 00:00:00)
39 5七銀(48) (00:00 / 00:00:00)
40 8四角(51) (00:00 / 00:00:00)
41 1五歩(16) (00:00 / 00:00:00)
42 7三桂(81) (00:00 / 00:00:00)
43 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
44 3三桂(21) (00:00 / 00:00:00)
45 3七桂(29) (00:00 / 00:00:00)
46 2一飛(22) (00:00 / 00:00:00)
47 8六角(68) (00:00 / 00:00:00)
48 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
49 2七飛(28) (00:00 / 00:00:00)
50 6一銀(72) (00:00 / 00:00:00)
51 1四歩(15) (00:00 / 00:00:00)
52 同 歩(13) (00:00 / 00:00:00)
53 6八銀(57) (00:00 / 00:00:00)

KIF形式棋譜ファイル②

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
4 8五歩(84) (00:00 / 00:00:00)
5 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
6 7二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
7 7八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
8 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
9 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
10 7三銀(72) (00:00 / 00:00:00)
11 4八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
12 6四銀(73) (00:00 / 00:00:00)
13 3八玉(48) (00:00 / 00:00:00)
14 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
15 2八玉(38) (00:00 / 00:00:00)
16 4二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
17 3八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
18 7二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
19 6七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
20 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
21 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)
22 同 銀(64) (00:00 / 00:00:00)
23 2二角成(77) (00:00 / 00:00:00)
24 同 銀(31) (00:00 / 00:00:00)
25 5五角打 (00:00 / 00:00:00)

KIF形式棋譜ファイル③

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:01 / 00:00:01)
3 3八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
4 4四歩(43) (00:02 / 00:00:03)
5 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
6 3二飛(82) (00:00 / 00:00:03)
7 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
8 6二玉(51) (00:01 / 00:00:04)
9 4七銀(38) (00:00 / 00:00:00)
10 7二銀(71) (00:00 / 00:00:04)
11 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
12 7一玉(62) (00:00 / 00:00:04)
13 4八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
14 4二銀(31) (00:00 / 00:00:04)
15 3八金(49) (00:00 / 00:00:00)
16 4三銀(42) (00:00 / 00:00:04)
17 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
18 8二玉(71) (00:00 / 00:00:04)
19 7八玉(68) (00:00 / 00:00:00)
20 9四歩(93) (00:00 / 00:00:04)
21 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
22 5四銀(43) (00:00 / 00:00:04)
23 5六銀(47) (00:01 / 00:00:01)
24 5二金(41) (00:03 / 00:00:07)
25 4五歩(46) (00:00 / 00:00:01)
26 同 歩(44) (00:00 / 00:00:07)
27 2二角成(88) (00:00 / 00:00:01)
28 同 飛(32) (00:00 / 00:00:07)
29 7七角打 (00:00 / 00:00:01)
30 3三角打 (00:00 / 00:00:07)
31 4五銀(56) (00:00 / 00:00:01)
32 7七角成(33) (00:00 / 00:00:07)
33 同 桂(89) (00:00 / 00:00:01)
34 4二飛(22) (00:00 / 00:00:07)
35 5四銀(45) (00:00 / 00:00:01)
36 4八飛成(42) (00:00 / 00:00:07)
37 同 金(38) (00:00 / 00:00:01)
38 2八飛打 (00:00 / 00:00:07)
39 3八銀打 (00:00 / 00:00:01)
40 2七角打 (00:00 / 00:00:07)

序盤力を鍛える次の一手~相振り飛車駒組・仕掛け編~

論ジュ

今までの問題はこちら

問題①

これは三間飛車のひとがよくやってしまううっかりです。

咎めて優勢に立ちましょう。

解答①

▲6五角

この角打ちから、馬成りは防げません。

△4二飛車▲8三角成△7四角

この返し技がありますが、先手だけ一歩得をするので後手はあまり積極的に指したい変化ではありません。

角交換したあとに、三間飛車は落とし穴です。

三間飛車の失敗あるあるですねw

こういう時は3二飛車戦法を使うといいです。

問題②(後手番)

今回は後手番です。

相振り飛車の序盤で一番欲しいものは何ですか?

5手進めて考えてみてください

解答②

正解は歩です。

△2六歩▲同歩△同飛▲2七歩△7六飛

俗に言う十字飛車ですね。これで二歩持ち駒にできました。

あとは有効活用して、端攻めに移行する準備を行いましょう。

問題③

今回は論述問題です。

候補手が3つほどあります。

相振り四間飛車vs石田流の陣形です。

次の四間飛車側の一手ですが、有力手が3つほどあります。

それぞれの手をあげて、その一手を指す意味を答えてください。

解答③

①▲6四歩

相振り四間飛車の有力手のひとつです。飛車先の歩を交換。

相振り四間飛車は飛車先の歩の交換=端歩攻めの準備だけでなくて、角道がクリアになることから、飛車と角の両方を攻撃に参加させやすくなります。振りなおさずに四間飛車のまま戦うなら、できる限り飛車先の歩の交換を挟みましょう。なお、飛車が下がる時、浮き飛車にすると隙が大きくなるので、自陣まで下げてしまったほうが無難です。

②▲7七角

こちらは向かい飛車に振りなおすための有力手。

端攻めをする場合、向かい飛車にすると理想形を作りやすくなるため、振りなおすことも有力な選択肢です。

ただ、今回の場合だと、1筋側の端歩をつきあっているため石田側のほうが先に端攻めをする選択肢を持っています。

相振りの場合は極力、囲い側の端をつかないように駒組することをおススメします。

③6六角

こちらは、小駒と角を使って、金無双の端を攻めることを宣言する一手です。

このあとに桂馬が跳ねて、飛車と香車のロケットが作れると理想形となります。

こちらの場合は一度、石田側の攻撃をいなしたあとに、本命の端攻めに移っていくための一手です。お互いに攻め合うスリル満点な棋譜になります。

KIF形式棋譜ファイル~問題①~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:01 / 00:00:01)
3 2二角成(88) (00:01 / 00:00:01)
4 同 銀(31) (00:01 / 00:00:02)
5 8八銀(79) (00:00 / 00:00:01)
6 3二飛(82) (00:02 / 00:00:04)
7 6五角打 (00:02 / 00:00:03)
8 5二玉(51) (00:00 / 00:00:04)

KIF形式棋譜ファイル~問題②~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 6八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
4 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
5 4八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
6 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
7 3八玉(48) (00:00 / 00:00:00)
8 2二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
9 2八玉(38) (00:00 / 00:00:00)
10 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
11 1八香(19) (00:00 / 00:00:00)
12 4三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
13 1九玉(28) (00:00 / 00:00:00)
14 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
15 2八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
16 7二玉(62) (00:00 / 00:00:00)
17 8六歩(87) (00:00 / 00:00:00)
18 8二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
19 8五歩(86) (00:00 / 00:00:00)
20 6二金(61) (00:00 / 00:00:00)
21 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
22 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
23 3九金(49) (00:00 / 00:00:00)
24 1五歩(14) (00:00 / 00:00:00)
25 8八飛(68) (00:00 / 00:00:00)
26 2四歩(23) (00:00 / 00:00:00)
27 5八金(69) (00:00 / 00:00:00)
28 5二金(41) (00:00 / 00:00:00)
29 4八金(58) (00:00 / 00:00:00)
30 2五歩(24) (00:00 / 00:00:00)
31 7八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
32 2六歩(25) (00:00 / 00:00:00)
33 同 歩(27) (00:00 / 00:00:00)
34 同 飛(22) (00:00 / 00:00:00)
35 2七歩打 (00:00 / 00:00:00)
36 7六飛(26) (00:00 / 00:00:00)
37 3八金(48) (00:00 / 00:00:00)
38 7四飛(76) (00:00 / 00:00:00)

KIF形式棋譜ファイル③

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:01 / 00:00:01)
4 3五歩(34) (00:02 / 00:00:02)
5 6八飛(28) (00:04 / 00:00:05)
6 3二飛(82) (00:01 / 00:00:03)
7 4八玉(59) (00:02 / 00:00:07)
8 6二玉(51) (00:01 / 00:00:04)
9 9六歩(97) (00:01 / 00:00:08)
10 7二玉(62) (00:01 / 00:00:05)
11 9五歩(96) (00:01 / 00:00:09)
12 5二金(41) (00:01 / 00:00:06)
13 3八銀(39) (00:00 / 00:00:09)
14 1四歩(13) (00:01 / 00:00:07)
15 1六歩(17) (00:01 / 00:00:10)
16 6二金(61) (00:00 / 00:00:07)
17 3九玉(48) (00:00 / 00:00:10)
18 3六歩(35) (00:00 / 00:00:07)
19 同 歩(37) (00:01 / 00:00:11)
20 同 飛(32) (00:01 / 00:00:08)
21 3七歩打 (00:01 / 00:00:12)
22 3四飛(36) (00:01 / 00:00:09)
23 2八玉(39) (00:02 / 00:00:14)
24 4四歩(43) (00:01 / 00:00:10)
25 6五歩(66) (00:03 / 00:00:17)
26 4二銀(31) (00:01 / 00:00:11)
27 5八金(69) (00:01 / 00:00:18)
28 4三銀(42) (00:01 / 00:00:12)
29 7八銀(79) (00:00 / 00:00:18)
30 1三角(22) (00:01 / 00:00:13)
31 6七銀(78) (00:05 / 00:00:23)
32 5四銀(43) (00:01 / 00:00:14)
33 5六銀(67) (00:03 / 00:00:26)
34 3三桂(21) (00:03 / 00:00:17)
35 6六角(88) (00:00 / 00:00:26)
36 2四角(13) (00:00 / 00:00:17)
37 7七桂(89) (00:00 / 00:00:26)
38 1五歩(14) (00:00 / 00:00:17)
39 同 歩(16) (00:00 / 00:00:26)
40 4五桂(33) (00:00 / 00:00:17)
41 9八飛(68) (00:00 / 00:00:26)
42 1五香(11) (00:00 / 00:00:17)
43 1八歩打 (00:00 / 00:00:26)
44 3六歩打 (00:00 / 00:00:17)
45 同 歩(37) (00:00 / 00:00:26)
46 同 飛(34) (00:00 / 00:00:17)
47 3七歩打 (00:00 / 00:00:26)
48 3二飛(36) (00:00 / 00:00:17)
49 4八金(49) (00:00 / 00:00:26)
50 4三金(52) (00:00 / 00:00:17)
51 1七歩(18) (00:00 / 00:00:26)
52 3四金(43) (00:00 / 00:00:17)
53 2六歩(27) (00:00 / 00:00:26)
54 3五金(34) (00:00 / 00:00:17)
55 2七銀(38) (00:00 / 00:00:26)
56 3六歩打 (00:00 / 00:00:17)
57 同 歩(37) (00:00 / 00:00:26)
58 同 金(35) (00:00 / 00:00:17)

変化:35手
35 6四歩(65) (00:00 / 00:00:26)
36 同 歩(63) (00:00 / 00:00:17)
37 同 飛(68) (00:00 / 00:00:26)
38 2四角(13) (00:00 / 00:00:17)
39 6九飛(64) (00:00 / 00:00:26)

変化:35手
35 7七角(88) (00:00 / 00:00:26)
36 2四角(13) (00:00 / 00:00:17)
37 8六歩(87) (00:00 / 00:00:26)
38 1五歩(14) (00:00 / 00:00:17)
39 同 歩(16) (00:00 / 00:00:26)
40 同 香(11) (00:00 / 00:00:17)
41 同 香(19) (00:00 / 00:00:26)
42 同 角(24) (00:00 / 00:00:17)

中盤力を鍛える次の一手問題②~相振り飛車編~

file

前回の問題はこちら

問題① 先手番

先手番で中飛車左穴熊との戦いからです。

相手が無理やり穴熊にしようとしました。

しかし、これが大悪手です。

強烈なさばきをおみまいしてあげましょう。すなおに3手進めてください。

解答①

▲6五歩△同銀▲7五飛車

これで後手は銀が戻らなくてはいけなくなり、先手側に主導権が移ります。

仮に飛車交換をしてしまうと▲同角があるので、固さ的に先手有利ですね。

穴熊の完成前は、駒が偏りやすいので、積極的に動いてさばきにいきましょう。

問題②(後手番)

今回は相振り飛車の後手番です。

相手は四間飛車できましたが、うかつでした。

後手となって、相振り特有の悪手をとがめてください。

解答②

△8四飛車

相振りうっかりあるあるです

防ぐためには▲6七飛車とあがるしかありません。

かなり駒組が制限されてしまうので、ご注意ください。

問題③

後手がうっかりしてしまいましたね。

相振り四間飛車のとき、四間飛車側が浮き飛車にするのは難しいです。

悪形を咎めてください。

解答③

▲3二角

四間飛車側が浮き飛車にしてしまうとこの場所ががら空きになってしまうことが多いんです。この隙が生まれやすいので、相振り四間飛車を避ける人も多いですね。

△5四角▲2三角成で馬が無料で作れます。

まちがいなく先手有利の局面です。

KIF形式棋譜ファイル~問題①~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:01 / 00:00:01)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:01 / 00:00:02)
4 5四歩(53) (00:00 / 00:00:00)
5 7八飛(28) (00:01 / 00:00:03)
6 5二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
7 5八金(69) (00:00 / 00:00:03)
8 5五歩(54) (00:00 / 00:00:00)
9 6八銀(79) (00:01 / 00:00:04)
10 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
11 4八玉(59) (00:01 / 00:00:05)
12 1五歩(14) (00:00 / 00:00:00)
13 3八玉(48) (00:01 / 00:00:06)
14 4二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
15 9六歩(97) (00:02 / 00:00:08)
16 9四歩(93) (00:01 / 00:00:01)
17 7五歩(76) (00:00 / 00:00:08)
18 3二玉(42) (00:00 / 00:00:01)
19 7四歩(75) (00:00 / 00:00:08)
20 7二銀(71) (00:01 / 00:00:02)
21 7三歩成(74) (00:01 / 00:00:09)
22 同 銀(72) (00:00 / 00:00:02)
23 7六飛(78) (00:02 / 00:00:11)
24 6四銀(73) (00:04 / 00:00:06)
25 6七銀(68) (00:05 / 00:00:16)
26 7五歩打 (00:02 / 00:00:08)
27 7八飛(76) (00:02 / 00:00:18)
28 7二飛(52) (00:01 / 00:00:09)
29 9七角(88) (00:01 / 00:00:19)
30 3三角(22) (00:04 / 00:00:13)
31 2八玉(38) (00:02 / 00:00:21)
32 2二玉(32) (00:00 / 00:00:13)
33 3八銀(39) (00:01 / 00:00:22)
34 1二香(11) (00:00 / 00:00:13)
35 6五歩(66) (00:00 / 00:00:22)
36 同 銀(64) (00:00 / 00:00:13)
37 7五飛(78) (00:00 / 00:00:22)
38 7四銀(65) (00:00 / 00:00:13)
39 7八飛(75) (00:00 / 00:00:22)
40 7五歩打 (00:00 / 00:00:13)
41 8八角(97) (00:00 / 00:00:22)
42 3二金(41) (00:00 / 00:00:13)
43 6六銀(67) (00:00 / 00:00:22)

KIF形式棋譜ファイル~問題②~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
4 3二飛(82) (00:02 / 00:00:02)
5 6八飛(28) (00:01 / 00:00:01)
6 3五歩(34) (00:00 / 00:00:02)
7 7八銀(79) (00:00 / 00:00:01)
8 6二玉(51) (00:00 / 00:00:02)
9 6七銀(78) (00:00 / 00:00:01)
10 7二銀(71) (00:00 / 00:00:02)
11 5六銀(67) (00:00 / 00:00:01)
12 3六歩(35) (00:00 / 00:00:02)
13 同 歩(37) (00:00 / 00:00:01)
14 同 飛(32) (00:01 / 00:00:03)
15 3七歩打 (00:00 / 00:00:01)
16 3四飛(36) (00:02 / 00:00:05)
17 4八玉(59) (00:00 / 00:00:01)
18 1四歩(13) (00:01 / 00:00:06)
19 5八金(69) (00:02 / 00:00:03)
20 7一玉(62) (00:00 / 00:00:06)
21 4五銀(56) (00:00 / 00:00:03)
22 8四飛(34) (00:00 / 00:00:06)

KIF形式棋譜ファイル~問題③~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
4 1四歩(13) (00:01 / 00:00:01)
5 2二角成(88) (00:01 / 00:00:01)
6 同 銀(31) (00:01 / 00:00:02)
7 6八銀(79) (00:00 / 00:00:01)
8 3三銀(22) (00:01 / 00:00:03)
9 7七銀(68) (00:00 / 00:00:01)
10 4二飛(82) (00:01 / 00:00:04)
11 8八飛(28) (00:00 / 00:00:01)
12 6二玉(51) (00:01 / 00:00:05)
13 7八金(69) (00:00 / 00:00:01)
14 5二金(41) (00:00 / 00:00:05)
15 4八玉(59) (00:01 / 00:00:02)
16 7二玉(62) (00:00 / 00:00:05)
17 3八金(49) (00:00 / 00:00:02)
18 6二金(61) (00:00 / 00:00:05)
19 8六歩(87) (00:00 / 00:00:02)
20 4四歩(43) (00:00 / 00:00:05)
21 8五歩(86) (00:00 / 00:00:02)
22 8二銀(71) (00:02 / 00:00:07)
23 6六銀(77) (00:00 / 00:00:02)
24 4五歩(44) (00:00 / 00:00:07)
25 7七金(78) (00:00 / 00:00:02)
26 4六歩(45) (00:01 / 00:00:08)
27 同 歩(47) (00:01 / 00:00:03)
28 同 飛(42) (00:01 / 00:00:09)
29 4七歩打 (00:00 / 00:00:03)
30 4四飛(46) (00:02 / 00:00:11)
31 7五銀(66) (00:03 / 00:00:06)
32 7四歩(73) (00:11 / 00:00:22)
33 6六銀(75) (00:01 / 00:00:07)
34 3五歩(34) (00:02 / 00:00:24)
35 3二角打 (00:00 / 00:00:07)
36 5四角打 (00:00 / 00:00:24)
37 2三角成(32) (00:00 / 00:00:07)
38 4二飛(44) (00:00 / 00:00:24)

【将棋・書評】 「大山康晴の晩節」・「不屈の棋士」・「聖の青春」

ooyama

大山康晴の晩節

さて、今日は河口俊彦『大山康晴の晩節』(ちくま文庫)の感想です。またまた、趣味の将棋関係です。

 感想の前にこの本の主役、大山康晴について少し解説です。将棋界では歴代棋士の中で最強候補の最有力とまで言われている大名人です。圧倒的な「受け」で、ライバルたちの攻撃を受け潰し、無敵のような強さで勝利を積み重ねる。当時、将棋界にあった五大タイトルをすべて制覇し、それを何度も繰り返したまさに伝説の名人です。  全盛期の強さとして、この本ではライバルになる可能性のあるNo.2候補を完膚なきまでに叩き潰して、苦手意識を相手に与えることで圧倒的な立場を築いたと書かれております。なぶり殺しのような手を使ってでも、ひたすらに勝利を求める勝負師。背筋がゾッとするほど、勝利を求める姿勢です。

 さすがに加齢で圧倒的な力は陰りを見せますが、それでも将棋連盟の会長やがんの手術を繰り返しながら、トップテンクラスの棋士のみ在籍できる名人戦のA級を維持する。まさに勝負の鬼です。  がんとの闘病生活をおくりながら、迎えた一九九一年度の名人戦のA級。なんと彼は、並み居る強豪に打ち勝ち、リーグ内で同率一位となり、プレーオフに進出するという快挙を成し遂げます。この時の大山康晴の様子が凄いです。病気の影響でフラフラになりながらも、病気のことをなんとなく他人のことのように話し、顔面が真っ白でありながら、すべてを超越した「生き仏」のように見えたそうです。

 大山はこの次の年になくなるのですが、この様子に自分は一種の憧れを抱いてしまいます。才能を持ち、一時代を築きながらも、ひたすら勝利を求めた先にあるもの。それが、すべてのことを超越した仏のような姿だったというのはとても心が揺さぶられます。求道者というのこうではなくてはいけない。それほどまでに厳しいことなのでしょう。

不屈の棋士

不屈の棋士 (講談社現代新書)

 さて、今日は大川慎太郎『不屈の棋士』(講談社現代新書)の感想です。将棋のプロ棋士が「台頭してきたコンピュータについてどう考えているのか?」、「圧倒的な強さを持つコンピュータが誕生してきている今、このまま棋士はどうなってしまうのか?」という一冊です。登場するのも羽生善治、渡辺明、森内俊之、糸谷哲郎などなどそうそうたる名前が並んでおります。

 近年、ニコニコ動画の電王戦で、コンピュータに苦戦している人間側。時代の変革期に来ていると考えている人が多いと思います。

 今回のインタビューでも多くのプロたちが、コンピュータの実力を認めています。より強いコンピュータを手に入れることができたプロが、そのコンピュータを通した研究によってアドバンテージを得ることができるという情勢になりつつあるようです。もしかすると下位のプロは、仕事がなくなってしまうかもしれない。コンピュータの登場で、今までそこにあったはずのパイがいつの間にか数を減らしてしまい、壮絶な奪い合いが始まることになるかもしれないという危惧を多くのプロが持っている様子です。

 結局これは将棋の世界に限らないで、全世界的に何百年にも亘って起きている現象です。産業革命以後、機械の登場で、熟練工たちが次々に仕事を奪われていってしまった。それが、近年ドンドン大きくなってきている。

 果たして、コンピュータによって人間は追い詰められていくのか?それとも、使用者としてそれを制御できるのか?どうのような結末になるのでしょうか?。コンピュータという文明の利器によって人間世界が原始的で鮮烈な競争社会となるというのはかなり皮肉的です。

聖の青春

聖の青春 (講談社文庫)

 この本は、二十九歳で亡くなった将棋のプロ棋士、村山聖九段の一生を描いたノンフィクションです。幼少期より難病と闘いつつも、師匠や家族による献身的なサポートによって将棋界最高位リーグA級に登り詰め、これからというところで亡くなってしまった天才の一生。羽生善治や谷川浩二、佐藤康光など当時のトッププロと病気と闘いながら、しのぎを削っていたというのが凄い。

 あるアンケートについての村山の答えがとても印象的です。

 「神様が一つだけ願いをかなえてくれるとしたら何を望みますか?」
 「<神様除去>」

 難病と闘い続けることを強いた運命への呪いとそれをも超えていこうとする強い意志が感じます。棋界のトップ「名人」のタイトルを取り、引退する。そしてふと語られる淡い結婚願望。彼はいくつものことを夢に見て、それを果たせず亡くなってしまったのですが、彼の願望からも強い闘争心と、それとは別にある「普通」への憧れが読み取れます。

 「死」というものがそこにあるからこそ、「生きる」という行為が生まれてくる。そんな風に思いました。

中盤力を鍛える次の一手問題~三間飛車さばき編~

①問題

先手番

三間飛車ピンチに見えますが、返し技があります。

3手進めてみましょう。

①解答

▲9七角△8九飛車▲8八飛車

これで一気に飛車がさばけます。

囲いの差も大きいので先手有利ですね。

問題②(後手番)

鳥刺しの力戦から。

後手番です。

美濃囲いを完成させたいところですが、落とし穴があります。

解答②

△2一飛車

さきに陣形を引き締めましょう。安易に美濃を完成させると、▲3一角と打たれて一方的に馬を作られる展開になってしまいます。



③問題 (後手番)

(後手番)

嬉野流との乱戦から。

さあ、飛車が狙われています。逃げますか?攻めますか?

5手進めてみましょう。

③解答

△7九角成▲同金△3五飛車▲2六飛車△1五角

さばきのチャンスです。一気に踏み込みましょう。

△1五角で後手勝勢ですね。

KIF形式棋譜ファイル~問題①~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:01 / 00:00:01)
4 8五歩(84) (00:00 / 00:00:00)
5 7七角(88) (00:00 / 00:00:01)
6 7二銀(71) (00:02 / 00:00:02)
7 7八飛(28) (00:01 / 00:00:02)
8 3二銀(31) (00:00 / 00:00:02)
9 6八銀(79) (00:01 / 00:00:03)
10 4二玉(51) (00:00 / 00:00:02)
11 6七銀(68) (00:00 / 00:00:03)
12 9四歩(93) (00:00 / 00:00:02)
13 4八玉(59) (00:01 / 00:00:04)
14 6二金(61) (00:00 / 00:00:02)
15 3八玉(48) (00:00 / 00:00:04)
16 5二金(41) (00:00 / 00:00:02)
17 2八玉(38) (00:00 / 00:00:04)
18 3一玉(42) (00:00 / 00:00:02)
19 3八銀(39) (00:01 / 00:00:05)
20 3四歩(33) (00:00 / 00:00:02)
21 1六歩(17) (00:00 / 00:00:05)
22 6四歩(63) (00:00 / 00:00:02)
23 5八金(69) (00:00 / 00:00:05)
24 6三銀(72) (00:00 / 00:00:02)
25 9六歩(97) (00:01 / 00:00:06)
26 7四歩(73) (00:00 / 00:00:02)
27 5六歩(57) (00:02 / 00:00:08)
28 7三桂(81) (00:01 / 00:00:03)
29 7九飛(78) (00:04 / 00:00:12)
30 5四銀(63) (00:00 / 00:00:03)
31 7八飛(79) (00:01 / 00:00:13)
32 6五歩(64) (00:01 / 00:00:04)
33 同 歩(66) (00:00 / 00:00:13)
34 7七角成(22) (00:00 / 00:00:04)
35 同 桂(89) (00:00 / 00:00:13)
36 8六歩(85) (00:00 / 00:00:04)
37 同 歩(87) (00:00 / 00:00:13)
38 同 飛(82) (00:00 / 00:00:04)
39 7五歩(76) (00:00 / 00:00:13)
40 8九飛成(86) (00:00 / 00:00:04)
41 6八飛(78) (00:00 / 00:00:13)
42 3三角打 (00:00 / 00:00:04)
43 6六角打 (00:00 / 00:00:13)
44 8七龍(89) (00:00 / 00:00:04)

変化:44手
44 8三龍(89) (00:00 / 00:00:04)

変化:39手
39 9七角打 (00:00 / 00:00:13)
40 8九飛成(86) (00:00 / 00:00:04)
41 8八飛(78) (00:00 / 00:00:13)
42 9九龍(89) (00:00 / 00:00:04)
43 8一飛成(88) (00:00 / 00:00:13)
44 4一香打 (00:00 / 00:00:04)
45 6四角(97) (00:00 / 00:00:13)

変化:31手
31 1五歩(16) (00:00 / 00:00:12)

変化:29手
29 1五歩(16) (00:00 / 00:00:08)
30 8一飛(82) (00:00 / 00:00:03)

KIF形式棋譜ファイル~問題②~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 2六歩(27) (00:01 / 00:00:01)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2五歩(26) (00:01 / 00:00:02)
4 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
5 6八銀(79) (00:01 / 00:00:03)
6 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
7 5六歩(57) (00:01 / 00:00:04)
8 3二飛(82) (00:01 / 00:00:01)
9 5七銀(68) (00:01 / 00:00:05)
10 4二銀(31) (00:00 / 00:00:01)
11 4八銀(39) (00:03 / 00:00:08)
12 4三銀(42) (00:01 / 00:00:02)
13 6八玉(59) (00:01 / 00:00:09)
14 6二玉(51) (00:01 / 00:00:03)
15 7八玉(68) (00:01 / 00:00:10)
16 7二玉(62) (00:00 / 00:00:03)
17 3六歩(37) (00:01 / 00:00:11)
18 8二玉(72) (00:01 / 00:00:04)
19 7九角(88) (00:01 / 00:00:12)
20 9四歩(93) (00:01 / 00:00:05)
21 9六歩(97) (00:01 / 00:00:13)
22 5四歩(53) (00:01 / 00:00:06)
23 6六銀(57) (00:01 / 00:00:14)
24 7二銀(71) (00:01 / 00:00:07)
25 2四歩(25) (00:01 / 00:00:15)
26 同 歩(23) (00:01 / 00:00:08)
27 同 角(79) (00:01 / 00:00:16)
28 2二飛(32) (00:04 / 00:00:12)
29 2五歩打 (00:01 / 00:00:17)
30 2三歩打 (00:02 / 00:00:14)
31 3三角成(24) (00:02 / 00:00:19)
32 同 桂(21) (00:01 / 00:00:15)
33 4六歩(47) (00:04 / 00:00:23)
34 5二金(41) (00:00 / 00:00:15)
35 3一角打 (00:00 / 00:00:23)

変化:34手
34 2一飛(22) (00:00 / 00:00:15)
35 5三角打 (00:00 / 00:00:23)

変化:34手
34 6四角打 (00:00 / 00:00:15)
35 4七銀(48) (00:00 / 00:00:23)

変化:35手
35 3七銀(48) (00:00 / 00:00:23)

KIF形式棋譜ファイル~問題③~

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:01 / 00:00:01)
3 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
4 3三角(22) (00:01 / 00:00:02)
5 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
6 4四歩(43) (00:00 / 00:00:02)
7 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
8 3二飛(82) (00:01 / 00:00:03)
9 3七銀(48) (00:00 / 00:00:00)
10 1四歩(13) (00:01 / 00:00:04)
11 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
12 4二銀(31) (00:00 / 00:00:04)
13 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
14 4三銀(42) (00:00 / 00:00:04)
15 5七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
16 6二玉(51) (00:01 / 00:00:05)
17 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
18 7二玉(62) (00:00 / 00:00:05)
19 7八玉(68) (00:00 / 00:00:00)
20 8二玉(72) (00:01 / 00:00:06)
21 7九角(88) (00:00 / 00:00:00)
22 5四銀(43) (00:01 / 00:00:07)
23 4六銀(57) (00:01 / 00:00:01)
24 4五歩(44) (00:01 / 00:00:08)
25 5七銀(46) (00:02 / 00:00:03)
26 7二銀(71) (00:03 / 00:00:11)
27 2六銀(37) (00:00 / 00:00:03)
28 5二金(41) (00:04 / 00:00:15)
29 6六銀(57) (00:02 / 00:00:05)
30 6四歩(63) (00:01 / 00:00:16)
31 3五歩(36) (00:00 / 00:00:05)
32 6五歩(64) (00:03 / 00:00:19)
33 3四歩(35) (00:01 / 00:00:06)
34 4四角(33) (00:00 / 00:00:19)
35 5七銀(66) (00:03 / 00:00:09)
36 3四飛(32) (00:01 / 00:00:20)
37 4八銀(57) (00:02 / 00:00:11)
38 3二飛(34) (00:02 / 00:00:22)
39 2四歩(25) (00:03 / 00:00:14)
40 同 歩(23) (00:01 / 00:00:23)
41 2五歩打 (00:09 / 00:00:23)
42 同 歩(24) (00:03 / 00:00:26)
43 同 銀(26) (00:00 / 00:00:23)
44 2二飛(32) (00:01 / 00:00:27)
45 2四歩打 (00:06 / 00:00:29)
46 2六歩打 (00:02 / 00:00:29)
47 3四銀(25) (00:02 / 00:00:31)
48 3二飛(22) (00:09 / 00:00:38)
49 2五銀(34) (00:12 / 00:00:43)
50 3五角(44) (00:05 / 00:00:43)
51 2三歩成(24) (00:02 / 00:00:45)
52 7九角成(35) (00:02 / 00:00:45)
53 同 金(69) (00:01 / 00:00:46)
54 3五飛(32) (00:01 / 00:00:46)
55 2六飛(28) (00:03 / 00:00:49)
56 1五角打 (00:02 / 00:00:48)
57 2七飛(26) (00:00 / 00:00:49)

変化:57手
57 3六飛(26) (00:00 / 00:00:49)
58 2五飛(35) (00:00 / 00:00:48)

【奇襲戦法研究所】相振り端角中飛車破り

相振り端角中飛車

ということで、今回は相振り端角中飛車をいかに対処するかの研究です。

この前級位者さん同士の対局を見ていたら、相振り飛車で端角中飛車になって、中央突破して中飛車側が完勝していたので、なるほど面白いと思って今回の記事となりました(笑)

端角中飛車は「5五の龍」というマンガが元ネタで、羽生・深浦のタイトル戦でも登場したことがあるおもしろい戦法です。

基本的に、対居飛車の時に使うのですが、たまに相振りでも使いたい原理主義者さんたちもいらっしゃるので、そちらをどう破るのか考えていきましょう。

三間飛車側がいかに中飛車の中央突破を防ぐのかのついての研究となります。

成功例

こちらが成功例です。

後手の三間飛車側が、不用意に駒組を進めてしまったがために、簡単に中央突破を許してしまいました。

基本的に端角中飛車に対しては、中央に守り駒を集結させることがコツとなります。

わかりやすい対策例

端角中飛車は基本的に上の図を作り出すと抑え込みやすくなります。

黄色く塗ってある銀2枚がポイント!

居飛車の時でも意外と使える陣形なので、覚えて損なしです。

これで後手が優勢となります。

ちょっと難しいけど積極的に攻めるやりかた

こちらが積極策です。

銀二枚の守りを固めずに一気に押しつぶすやりかたw

一度、3→7→5筋と陽動で動かして敵の守備陣を乱して無理やり飛車交換。

あとは、固さを活かして敵の居玉を粉砕するスリル満点な指しまわし方法です。

良くなりやすいんですが、実際に使うのはちょっと難しいですね。

KIF形式棋譜ファイル

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 5八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
4 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
5 5五歩(56) (00:00 / 00:00:00)
6 3二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
7 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
8 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
9 9七角(88) (00:00 / 00:00:00)
10 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
11 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
12 7二玉(62) (00:00 / 00:00:00)
13 5七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
14 5二金(41) (00:00 / 00:00:00)
15 5六銀(57) (00:00 / 00:00:00)
16 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
17 6五銀(56) (00:00 / 00:00:00)
18 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
19 5四歩(55) (00:00 / 00:00:00)
20 同 歩(53) (00:00 / 00:00:00)
21 同 銀(65) (00:00 / 00:00:00)
22 5三歩打 (00:00 / 00:00:00)
23 同 銀成(54) (00:00 / 00:00:00)
24 同 銀(42) (00:00 / 00:00:00)
25 同 角成(97) (00:00 / 00:00:00)
26 同 金(52) (00:00 / 00:00:00)
27 同 飛成(58) (00:00 / 00:00:00)
28 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
29 5四龍(53) (00:00 / 00:00:00)

変化:22手
22 3六歩(35) (00:00 / 00:00:00)
23 2八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
24 3五飛(32) (00:00 / 00:00:00)
25 5三歩打 (00:00 / 00:00:00)
26 5一金(52) (00:00 / 00:00:00)
27 7九角(97) (00:00 / 00:00:00)
28 8五飛(35) (00:00 / 00:00:00)
29 7八金(69) (00:00 / 00:00:00)
30 5五飛(85) (00:00 / 00:00:00)

変化:20手
20 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
21 5三歩成(54) (00:00 / 00:00:00)
22 同 銀(42) (00:00 / 00:00:00)
23 5四歩打 (00:00 / 00:00:00)
24 4四銀(53) (00:00 / 00:00:00)

プロ棋士の棋風研究<第4回 戸辺誠七段>

戸辺先生

ご好評いただいている棋風研究もついに第四回ですね。

今回は、戸辺誠七段です。

はじめに

振り飛車党の若き旗手として活躍されていますね。

ゴキゲン中飛車・石田流など現代振り飛車の使い手として知られていて、相振り飛車における戸辺流・後手石田流の「4→3戦法」などを奨励会時代に開発した若き天才ですね。相振り飛車の定跡の進化は彼と菅井先生によって現在の源流が作られていると言っても過言じゃありません。

経歴

加瀬純一門下。

兄弟弟子に、佐藤和俊先生(三間飛車藤井システム・振り飛車穴熊の使い手)・遠山雄亮先生(ゴキゲン中飛車における丸山ワクチン対策の「遠山流」の開発者)がいて、みんな振り飛車定跡の整備に功績が大きいんですよね。

師匠の加瀬先生も振り飛車党なので、貴重な振り飛車一門です。

1998年の第23回小学生将棋名人戦で3位、2006年に20歳でプロデビュー。

翌年、竜王ランキング戦6組で優勝。

2009年度の期王位戦予選で、森内九段、久保棋王(当時)を破り挑戦者決定リーグに進出。決定リーグでは羽生善治名人に勝ち、羽生とのプレーオフに進出するなど大活躍し将棋大賞の新人賞を受賞。

2010年に竜王戦5組優勝。

佐藤天彦(元名人)、糸谷哲郎(元竜王)、広瀬章人(現竜王)と将来を期待されてきた逸材です。

棋書の出版も多く、わかりやすい名著「石田流を指しこなす本」などを発表するなど、アマチュアの振り飛車党にとってはとても貴重なプロ棋士の先生です。

戸辺本にほとんどはずれがないので、石田流やゴキゲン中飛車、相振り飛車本の第一候補ですね。

棋風

純粋振り飛車党。

三間飛車の石田流を得意として、中飛車と使い分けている。

直近では三間飛車4割・中飛車3割・相振り飛車3割くらいの割合で使用している。

対石田流の△1四歩戦法(先手がつきかえしたら相振り飛車にして端に傷を作り、つきかえさなかったら突き越して先手の囲いを棺桶美濃に強制させる戦法。この流行で石田流がプロ棋界から激減した)発見後も、石田流を使い続けている貴重な振り飛車党です。

するどいさばきと華麗な一手で一気に攻め切る攻める振り飛車党。

なんでも、アマチュア時代の次の一手集中勉強法で作った棋風なんだとか。

詳細はこちらのインタビューをどうぞ。

棋士の本棚フェア 第1回:戸辺誠七段 【外部リンク】

エピソード

お父さんが有名なお米農家で、テレビ番組でもたまに特集されている。

ファンや棋界へのサービス精神が旺盛で、解説・若くして弟子を取る・名著を量産するなど広報活動や布教活動にもとても熱心な棋士。野球の始球式でボールを投げるなどユニーな活動も。

今後もドンドン将棋界を盛り上げて欲しいです。

書評『カンガルー日和』・『天才』・『五分後の世界』

カンガルー日和

カンガルー日和 (講談社文庫)

さて、今日は村上春樹の『カンガルー日和』(講談社文庫)の感想です。これは村上春樹の短編集で表題のほかに「眠い」「スパゲティ―の年に」などなどが収録されています。この本の中で一番好きな作品「図書館奇譚」を今回は紹介していきます。

(あらすじ)
 ひょんなことから老人によって図書館の地下に閉じ込められてしまった主人公。老人は主人公に一冊の本を暗記するように指示して、彼の世話を羊男に命ずるのであった。このままでは頭を切断されて脳みそをすわれてしまうことを知った男は、羊男ともう一人の不思議な少女と触れ合い脱出計画を練っていく。

(感想)
 いやはや、相変わらず不思議な世界です。常連の羊男も登場し、摩訶不思議な世界観です。村上作品はいつも不思議です。この不思議な世界観は、何かの例えではないかといつも妄想しながら読むようにしています。地下とはいったい何を意味するのでしょうか?。

 あくまで個人的な考えで、作者の意図とは別のものかもしれませんが、「地下」=「社会」のような気がします。人に知識を蓄えるように強制するものの、蓄えた知識はあくまで社会の養分としてのみ使うことを求められ、思考を奪われた人間は大衆化していく。その世界への反逆のようなお話だと思いました。

 これは男が脱出する物語ですが、同時に囚われた羊男を助けるもののように思えます。ある意味では、羊男は男の潜在意識のような。二人の男を助ける少女にはなんとなく「母性」というものを感じます。母性による社会という暴力装置からの独立というのがこの作品についての私の解釈です。

 専門家や作者からすると、何変な解釈しているんだと怒られそうですが、村上作品は難しくて面白いです。

天才

 さて、今日の書評は石原慎太郎の『天才』(幻冬舎)です。最近、本屋に行くとかなりの確率で、田中角栄関係の本が特集されています。「立身出世」という言葉は田中角栄のためにあるような感覚になってしまいます。

 政敵でもあった石原慎太郎が、自分の政治観を表現するために、田中角栄の霊言という形でこの本を発表したのは面白い。

 石原慎太郎を含めて、多くの日本人は「田中角栄」という人物、もしくは人生に一種の憧れがあるように思います。金権政治という負の部分を否定しながらも、決断力や実行力に惹かれてしまう。「天才」が作り出すカリスマ性に引き寄せられてしまっている。

 過去のカリスマに未だに囚われ続けているということは、社会全体に一種の閉塞感が蔓延してしまっているということでしょう。ブラック企業や高齢化などニュースはネガティブなものが多い昨今。それをぶち破ってくれる強烈な個性を社会が欲しているように思えます。それが果たしてどのような結果をもたらすのでしょうか?

五分後の世界

五分後の世界 (幻冬舎文庫)

 さて、今日一番の感想は村上龍『五分後の世界』(幻冬舎文庫)です。これは時間が五分ずれた平行世界に迷い込んだ男を主人公に描く小説です。その五分後の世界では、太平洋戦争が長期化し、日本全土が連合軍に占領され、ゲリラが地下に潜り何十年も抵抗を続けています。主人公はゲリラ側につき、敵と戦っていくのでした。

 読んでいて、この世界は平行世界であって、平行世界ではないように感じました。現代世界の裏側、アンダーグラウンドと表裏一体なのではないでしょうか?。主人公、小田切が最初に居た世界が、私たちが住んでいる世界で、迷い込んだ世界が最初の世界の裏にあるような印象です。

 世界全体が帝国主義とは決別し、紳士的な対応を取っていますが、裏では弱肉強食で権謀術数の世界が繰り広げられている。倫理や科学といった服を着飾ろうとも、結局は攻撃的な人間の本性を風刺しているような作品です。

 自分の解釈は、たぶん作者の意見とはずれていると思います。俗にいう「戦後レジーム」からの脱却を意図して書かれているのではないかと思いますが、自分はより人間の攻撃性というものを読み取りました。