働きながらでも大丈夫!将棋初段になる方法!  

はじめに

世はまさに将棋ブーム。

最近、将棋は大ブームですね。バラエティーをみたら、加藤一二三九段や竹俣紅元女流が出演し、テレビのニュースでは羽生九段や藤井聡太七段の大活躍が報道される。大バブル。

いまから、将棋を始めようとする人も多いでしょう。しかし、将棋って結構難しい。とりあえず「初段」を目指す人が多いですが、初段は将棋人口の10%以下という統計データもあります。つまり、目指すは狭き門なんですね。 この狭き門を仕事などやりながら突破するのは、正直言って難しいことでしょう。

なので、この記事では、どうやってその狭き門を突破していくのかを考えていきたいと思います。

 かくいう私も、社会人になってから将棋を初めて、2年ほどで初段になりました。

そこから3年が経過し、今はアマチュア三段で指しています。この間はほぼ独学で、非常に効率が悪かったです(;’∀’) それを反省して、今回は自分が考える将棋上達法を書いていきたいと思います。

1.入門書を買ってきて、ルールをおぼえる

これからはじめましょうw

入門書をばかにしてはいけません。駒の動きからはじめて、最初におぼえるべき戦法、初歩的な詰将棋などなど上達に必要な基礎が詰まっているものばかりです。

まずは、間違いなく駒の動きと、戦法をひとつだけおぼえましょう。

入門戦法の、おすすめは「中飛車」・「棒銀」・「四間飛車」・「早石田」あたりですね。入門書にどれかは必ずのっているので好きなものをチョイスしてみてください。これで入門編は完了です。

2.入門用ソフトと戦ってみる

さあ、ルールと基本戦法をおぼえたところで早速実戦です。ただ、いきなり対人戦は厳しいですね。

なので、インターネットで無料で対戦できる入門用将棋コンピュータと対戦してみましょう。

入門用と言っても、駒の動きをおぼえただけのひとでは勝てません。入門書で学んだことを全力で相手にぶつけていくのです。

おすすめは、ハム将棋or将皇レベル0orぴよ将棋ですね。負けたらどこがいけなかったのかを反省してみてください。

①で買った本に戻って復習も最高です。勝てるまで、やってみましょう。勝ったら②の段階はクリア。

http://www.hozo.biz/shogi/ (ハム将棋)

http://www14.big.or.jp/~ken1/application/shogi.html

(将皇)

※ぴよ将棋はスマホアプリなのでストアで検索してみてください。

3.簡単な詰将棋を解いてみる

さあ、次のステップです。

簡単な詰将棋ができるようになりましょうw

おすすめは1手詰からです。詰将棋がわかる=将棋の勝ち方がわかるという方程式が成立します。

最初は難しいから、わからなかったらすぐに答えをみちゃいましょう。何度も繰り返して反射的に問題がとけるようになったら、このステップは卒業。次の段階へ

4.ネット将棋を親しもう

さあ、ついに対人戦です。

今までのトレーニングは、素振りみたいなもので、ここからが本格的な将棋です。

おすすめのネット将棋は、「将棋ウォーズ」「将棋クエスト」でとうろくしたら10分切れ負けで遊んでみましょう。

意外と勝てるはずです。

毎日、③で解いた詰将棋を少しずつ復習しながら対局をこなしていきましょう。

これで将棋ウォーズなら4級・クエストなら5級くらいまではいけるはずです。そこに達したら次のステップへ。

5.3手詰を解いてみる

ここが一番の難所だと思います。

本格的な詰将棋の時間です。

とりあえず、3手詰からはじめましょう。

自分がこう指すと、相手がこうしてくるから、最後はこれで勝ち。この流れを勉強します。これは序盤・中盤・終盤すべてに役立ちます。この段階では対局数を減らして、詰将棋を多めに解くといいでしょう。

最初は難しいから、わからなかったらすぐに答えをみちゃいましょう。問題集を2周くらいできたら、間違いなく力がついているはずです。ここまできたら次のステップへ。

6.5手詰を解いてみよう

さあ、次のステップが5手詰です。正直に言うと、3→5手詰ができるようになるのが将棋で一番難しいステップアップですね。5手がらくらく解けるようになったら、初段までの道のりの70%は終わったと考えて間違いないですw

たぶん、最初はわからないので答えを見ながら、頭の盤で駒を動かしてみましょう。その動作を本1冊分やれば、完璧です。少しずつ5手詰が解けるようになっていると思います。

あとは、1冊を完璧に仕上げましょう。

1問30秒くらいで解けたら合格!

もうすぐ初段が待ってます。

同時並行で10分切れ負けをすき間時間にこなしましょう。

7.次の一手を解いてみる!

さあ、ここまできたあなたは、もう1~2級くらいの実力に達しているはずです。

次にやるのは、次の一手問題ですね。

次の一手問題は、一局の将棋で一番大事な場所を切り取って問題にしているものです。

5手詰が解けるようになったら、解説も理解できるはず。

バンバン解いていきましょう。

これで序中盤での悪手の咎め方・手筋・終盤の相手玉の追い詰め方・自玉の逃げ方を勉強します。

最初から問題集は難しいかもしれません。そういう時は↓の本のテーマ図を問題集代わりにしてみましょう。一緒に駒の手筋も勉強できます。

『羽生の法則』が完璧になったら、後は問題集をたくさん解きます。一緒に3・5手の詰将棋も復習していきます。

これで初段になるために必要な知識は身につきました。

8.復習をしながら実戦訓練

ここまでやったらあとはひたすら実地で学びましょう。

今までやった本を復習して、対局になれれば間違いなく初段に達する実力は身につくでしょう。

閑話休題で、私が独学で悪戦苦闘した話も置いておきますw

こちらは反面教師にしてくださいw

感謝の次の一手10万問チャレンジはじめます

ということで、今日から次の一手10万問チャレンジを始めていきたいと思います。どうして、こんなとてつもない企画を考えたのかと言うと↓の動画を見たことが原因ですw

youtuberさんが、サッカー練習のため、キックを100万回することを目標に練習しているそうです。なんと、4年間で5万回超えのキックをやっているそうです。動画を見てもらえればわかりますが、その間にすごい上達している!

1万時間法則という有名な法則がありまして、
世界レベルの技能に習得するためには、一万時間の練習が必要とかなんとか。彼はそれをこなすために、日々サッカーの練習をしているそうです。

まるで、本田圭佑やロベルトカルロス、ベッカムみたいなフリーキックをこなしているではありませんか。

これはすごいとすぐに影響される単純な私は、同じようなことを将棋でもやってみたいと思いました。

ということで、私も早速「次の一手10万問チャレンジ」を考えたのでした。

どうして、次の一手かというと、私が好きだからです(←おい)。こういうチャレンジの場合は、普通「詰将棋」とか「棋譜ならべ」が採用されると思うのですが、私が壱番好きな将棋の勉強法が次の一手なんですよねw

伊達に、twitterで「次の一手」製作者として活躍?しているわけではありません。正直、次の一手って将棋の勉強法だと最メジャーではないと思います。でも、力はつく!

大抵は「詰将棋」「棋譜ならべ」「定跡」「次の一手」みたいな順番で語られることが多い。

でも、次の一手ってバカにされるわけでもなく、とても有効的な勉強法だとも言われています。

例えば、プロの多くは、初段を目指す人に対して「基本的な定跡をおぼえたあとは、手筋をたくさんおぼえたほうがよい」と言った趣旨の話をたくさんしていますし、故米長永世棋聖は修行時代に「新聞に載っていた棋譜を熟考し、次の一手を考えていた」と著書に書いていました。

また、戸辺誠七段も「棋士の本棚フェア」というインタビュー記事で、次の一手問題を沢山解いて実力をつけたと言っていました。

よし、強豪たちの証言という証拠も手に入ったので、このチャレンジをやっていきます。

最初は何度か解いたことがある問題を中心にやっていこうと思っています。

頑張ればきっと、ハンターハンターのネテロ会長みたいに音を置き去りにできるはず?!

『将棋・ひと目の手筋』

『「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432 』

『一問一答で身につく 現代将棋の基本手筋432』

『寄せが見える本(基礎編/応用編)』

『寄せの手筋200』『凌ぎの手筋200』『美濃崩し200』

『羽生善治の終盤術』シリーズ

『羽生の法則』シリーズ

そのほかにも将棋世界のおまけとかもやっていければいいなと思っています!

さあ、頑張って棋力upするぞー!

進捗はブログ&twitterで適宜、報告していきます。

穴熊の暴力~友だち対局感想戦~&飛車穴熊音無の構え対策

さあ、今回も友だち対局感想戦です。

ついにぷいさんとの友だち対局も10回目!

私がまさかの全勝中で、10勝をかけての大一番ですw

▲居飛車穴熊音無の構え(自分)vs△四間飛車(ぷいさん)

今回は、穴熊戦です(^^)/

自分が、マイナー戦法の対藤井システム用「銀冠穴熊(居飛車穴熊音無の構え)」を採用。

角道を開けないで、銀冠穴熊に組むので、藤井システム対策に使えるマイナー戦法ですねw ぷいさんの藤井システム対策に勉強しておりました。

穴熊の暴力

さて、今日のテーマはずばり「穴熊の暴力」です。

穴熊は固い。固いので無理筋に見える攻めでも強引につなげることができてしまう。今回の棋譜は、特にそれがはっきりしております。

穴熊側の終盤の攻めのコツとしては、即詰みだけでなく詰めろをかけ続ける攻めを意識することだと思います。

穴熊を維持して、詰めろかけつづけることでかなり勝ちやすくなります。穴熊は守りの戦法だと考える人もいますが、やはり本質は攻めですね。

多少の攻撃ではビクともしないので、それを有効活用して相手玉に迫り続ける。よって勝ちやすい!無理攻めではなく、繋げていく攻めを意識しましょう。

固い・攻めてる・切れない。

これを体感しましょう。

棋譜

感想戦

・序盤戦

自分は銀冠穴熊を組んで、ぷいさんは高美濃にして様子を見ていく。対振り持久戦となりました。

今回のコツとしては、振り飛車側の攻め方です。

ぷいさんは、端攻め含みで上の陣形にしたと思うのですが、銀冠穴熊は端も強くなっているので、端攻めは結構難しいです。なので、別ベクトルからの攻撃が必要です。

実は、居飛車穴熊音無の構えには、弱点があるんです。それは5筋からの攻め。

振り飛車側が5筋からの速攻をかけてくる場合防御できる駒が少なく、食い破られやすいんです。

穴熊が完成するのには時間がかかるので、そちらを狙うべきだったと思います。

35手目のこのあたりで、5筋攻めをおこなえば後手有利ですね。

銀冠穴熊は完成しないと、普通の穴熊ほど固くできないので、そのネックをつく感じです。

・中盤戦①

44手目

ぷいさんの5二飛車が悪手でした。このタイミングなら、飛車は動かさないで、別の駒で攻撃した方が得です。

もしくは↓の動き。

角を引いて、飛車を狙撃するのもかなり有効です。

これは対居飛車穴熊戦でよく使われる振り飛車側のカウンター手順ですね。大山名人もよくやっていました。

このどちらかが良かったと思います。

・中盤戦②

70手目

これがぷいさんの敗着の一手です。

ギリギリ受かっていないんですよね。同馬や棋譜の香車打ちで美濃が崩されます。1一の龍が嫌らしいので、2一に歩を打ちこんで妨害すべきでした。

これでまだ粘れます。

・終盤戦

これが自分の勝負手です。退路封鎖の銀打ち。6四金でよかったと思います。穴熊が健在なので、大駒を使わないゆったりとした攻めでも間に合う計算でした。そして、この後の連続詰めろですがなかなかほどけないんです。

7一に桂馬を打ってしのぎを目指した一手ですが、銀が斜めに動いて詰めろ継続。

6一角には桂馬を打って対抗し、詰めろは消えましたが後手玉は風前の灯火となりました。穴熊の固さが生きて、先手玉には詰みはないですね。よって、スピード勝負でこちらが勝利となっています。

こちらが投了図。

あとは、8三の地点に成香を動かすだけです。

9二金でも、同金同香8三金打の詰みですね。

最後にいつも通り自作棋譜データを貼り付けておきます。

KIF形式棋譜ファイル

手合割:平手
先手:D
後手:ぷいさん
手数—-指手———消費時間–
1 2六歩(27) (00:11 / 00:00:11)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 4八銀(39) (00:08 / 00:00:19)
4 4二飛(82) (00:03 / 00:00:03)
5 6八玉(59) (00:02 / 00:00:21)
6 9四歩(93) (00:03 / 00:00:06)
7 9六歩(97) (00:01 / 00:00:22)
8 7二銀(71) (00:01 / 00:00:07)
9 7八銀(79) (00:03 / 00:00:25)
10 5二金(41) (00:01 / 00:00:08)
11 8六歩(87) (00:07 / 00:00:32)
12 4四歩(43) (00:00 / 00:00:08)
13 8七銀(78) (00:01 / 00:00:33)
14 3二銀(31) (00:01 / 00:00:09)
15 7九角(88) (00:04 / 00:00:37)
16 4三銀(32) (00:00 / 00:00:09)
17 7八玉(68) (00:01 / 00:00:38)
18 3三角(22) (00:01 / 00:00:10)
19 8八玉(78) (00:02 / 00:00:40)
20 6二玉(51) (00:03 / 00:00:13)
21 7八金(69) (00:01 / 00:00:41)
22 4五歩(44) (00:00 / 00:00:13)
23 5六歩(57) (00:02 / 00:00:43)
24 4四銀(43) (00:03 / 00:00:16)
25 2五歩(26) (00:05 / 00:00:48)
26 2二飛(42) (00:01 / 00:00:17)
27 3六歩(37) (00:07 / 00:00:55)
28 5四歩(53) (00:03 / 00:00:20)
29 3七銀(48) (00:02 / 00:00:57)
30 7一玉(62) (00:01 / 00:00:21)
31 9八香(99) (00:07 / 00:01:04)
32 6四歩(63) (00:04 / 00:00:25)
33 9九玉(88) (00:01 / 00:01:05)
34 6三金(52) (00:02 / 00:00:27)
35 8八金(78) (00:01 / 00:01:06)
36 7四歩(73) (00:07 / 00:00:34)
37 5九金(49) (00:01 / 00:01:07)
38 7三桂(81) (00:01 / 00:00:35)
39 6九金(59) (00:02 / 00:01:09)
40 8二玉(71) (00:07 / 00:00:42)
41 7八金(69) (00:04 / 00:01:13)
42 8四歩(83) (00:02 / 00:00:44)
43 2六銀(37) (00:06 / 00:01:19)
44 5二飛(22) (00:12 / 00:00:56)
45 2四歩(25) (00:08 / 00:01:27)
46 同 歩(23) (00:01 / 00:00:57)
47 1五銀(26) (00:02 / 00:01:29)
48 5五歩(54) (00:15 / 00:01:12)
49 2四角(79) (00:30 / 00:01:59)
50 5六歩(55) (00:03 / 00:01:15)
51 3三角成(24) (00:02 / 00:02:01)
52 同 桂(21) (00:00 / 00:01:15)
53 2一飛成(28) (00:05 / 00:02:06)
54 5一飛(52) (00:10 / 00:01:25)
55 同 龍(21) (00:05 / 00:02:11)
56 同 金(61) (00:01 / 00:01:26)
57 2一飛打 (00:05 / 00:02:16)
58 6一金(51) (00:11 / 00:01:37)
59 4三角打 (00:06 / 00:02:22)
60 6五角打 (00:49 / 00:02:26)
61 同 角成(43) (00:12 / 00:02:34)
62 同 歩(64) (00:01 / 00:02:27)
63 1一飛成(21) (00:02 / 00:02:36)
64 5七歩成(56) (00:05 / 00:02:32)
65 4三角打 (00:08 / 00:02:44)
66 5二歩打 (00:28 / 00:03:00)
67 3四角成(43) (00:19 / 00:03:03)
68 2八飛打 (00:10 / 00:03:10)
69 4四馬(34) (00:05 / 00:03:08)
70 5三金(63) (00:13 / 00:03:23)
71 6四香打 (00:14 / 00:03:22)
72 4四金(53) (01:09 / 00:04:32)
73 6一香成(64) (00:04 / 00:03:26)
74 7五歩(74) (00:05 / 00:04:37)
75 7四銀打 (00:12 / 00:03:38)
76 2一歩打 (01:21 / 00:05:58)
77 6二成香(61) (00:37 / 00:04:15)
78 8三銀(72) (00:16 / 00:06:14)
79 同 銀成(74) (00:35 / 00:04:50)
80 同 玉(82) (00:06 / 00:06:20)
81 6三銀打 (00:05 / 00:04:55)
82 2九飛成(28) (00:30 / 00:06:50)
83 7二成香(62) (00:29 / 00:05:24)
84 6八と(57) (00:20 / 00:07:10)
85 8二金打 (01:43 / 00:07:07)
86 9三玉(83) (00:08 / 00:07:18)
87 7三成香(72) (00:15 / 00:07:22)
88 7一桂打 (00:32 / 00:07:50)
89 7四銀成(63) (00:13 / 00:07:35)
90 6一角打 (00:04 / 00:07:54)
91 6三桂打 (00:12 / 00:07:47)
92 7八と(68) (00:05 / 00:07:59)
93 同 金(88) (00:21 / 00:08:08)
94 7九銀打 (01:39 / 00:09:38)
95 同 金(78) (00:12 / 00:08:20)
96 同 龍(29) (00:03 / 00:09:41)
97 8八銀打 (00:02 / 00:08:22)
98 6九龍(79) (00:14 / 00:09:55)
99 7一桂成(63) (00:03 / 00:08:25)
100 投了 (00:00 / 00:09:55)
まで99手で先手の勝ち

変化:70手
70 2一歩打 (00:00 / 00:03:10)
71 7六歩(77) (00:00 / 00:03:08)
72 6九角打 (00:00 / 00:03:10)
73 7七馬(44) (00:00 / 00:03:08)
74 7八角成(69) (00:00 / 00:03:10)
75 同 銀(87) (00:00 / 00:03:08)
76 6八と(57) (00:00 / 00:03:10)
77 8七銀(78) (00:00 / 00:03:08)
78 6六歩(65) (00:00 / 00:03:10)
79 同 馬(77) (00:00 / 00:03:08)
80 7八金打 (00:00 / 00:03:10)
81 5五角打 (00:00 / 00:03:08)
82 8八金(78) (00:00 / 00:03:10)
83 同 馬(66) (00:00 / 00:03:08)
84 5八飛成(28) (00:00 / 00:03:10)
85 6五香打 (00:00 / 00:03:08)
86 7八金打 (00:00 / 00:03:10)
87 6三香成(65) (00:00 / 00:03:08)
88 8八金(78) (00:00 / 00:03:10)
89 同 角(55) (00:00 / 00:03:08)
90 6三銀(72) (00:00 / 00:03:10)
91 2一龍(11) (00:00 / 00:03:08)
92 7二銀(63) (00:00 / 00:03:10)
93 3三角成(88) (00:00 / 00:03:08)
94 6七龍(58) (00:00 / 00:03:10)
95 8八金打 (00:00 / 00:03:08)
96 7九角打 (00:00 / 00:03:10)
97 7七銀打 (00:00 / 00:03:08)
98 8八角成(79) (00:00 / 00:03:10)
99 同 銀(77) (00:00 / 00:03:08)

変化:44手
44 6五歩(64) (00:00 / 00:00:44)
45 3五歩(36) (00:00 / 00:01:19)
46 4二角(33) (00:00 / 00:00:44)
47 3四歩(35) (00:00 / 00:01:19)
48 6四角(42) (00:00 / 00:00:44)
49 3七銀(26) (00:00 / 00:01:19)
50 5五歩(54) (00:00 / 00:00:44)
51 同 歩(56) (00:00 / 00:01:19)
52 5二飛(22) (00:00 / 00:00:44)
53 2四歩(25) (00:00 / 00:01:19)
54 5五飛(52) (00:00 / 00:00:44)
55 2三歩成(24) (00:00 / 00:01:19)
56 8五歩(84) (00:00 / 00:00:44)
57 3二と(23) (00:00 / 00:01:19)
58 8六歩(85) (00:00 / 00:00:44)
59 同 銀(87) (00:00 / 00:01:19)
60 同 角(64) (00:00 / 00:00:44)
61 8三歩打 (00:00 / 00:01:19)
62 同 玉(82) (00:00 / 00:00:44)
63 8四歩打 (00:00 / 00:01:19)
64 同 玉(83) (00:00 / 00:00:44)
65 2一飛成(28) (00:00 / 00:01:19)
66 7五角(86) (00:00 / 00:00:44)
67 7六歩(77) (00:00 / 00:01:19)
68 8七歩打 (00:00 / 00:00:44)
69 6一龍(21) (00:00 / 00:01:19)
70 同 銀(72) (00:00 / 00:00:44)
71 7五歩(76) (00:00 / 00:01:19)
72 8八歩成(87) (00:00 / 00:00:44)
73 同 角(79) (00:00 / 00:01:19)
74 5八飛成(55) (00:00 / 00:00:44)
75 7六桂打 (00:00 / 00:01:19)
76 7五玉(84) (00:00 / 00:00:44)

vs激指 激闘の記録

① 角換わり4五桂馬強襲

手合割:平手
先手:自分
後手:激指10 二段
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
5 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
6 8五歩(84) (00:00 / 00:00:00)
7 2二角成(88) (00:00 / 00:00:00)
8 同 銀(31) (00:00 / 00:00:00)
9 8八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
10 3三銀(22) (00:00 / 00:00:00)
11 7七銀(88) (00:00 / 00:00:00)
12 3二金(41) (00:00 / 00:00:00)
13 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
14 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
15 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
16 9五歩(94) (00:00 / 00:00:00)
17 3七桂(29) (00:00 / 00:00:00)
18 7二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
19 3五歩(36) (00:00 / 00:00:00)
20 同 歩(34) (00:00 / 00:00:00)
21 4五桂(37) (00:00 / 00:00:00)
22 4四銀(33) (00:00 / 00:00:00)
23 2四歩(25) (00:00 / 00:00:00)
24 4五銀(44) (00:00 / 00:00:00)
25 2三歩成(24) (00:00 / 00:00:00)
26 3六桂打 (00:00 / 00:00:00)
27 2七飛(28) (00:00 / 00:00:00)
28 4八桂成(36) (00:00 / 00:00:00)
29 同 金(49) (00:00 / 00:00:00)
30 3六銀(45) (00:00 / 00:00:00)
31 2四飛(27) (00:00 / 00:00:00)
32 1五角打 (00:00 / 00:00:00)
33 3四飛(24) (00:00 / 00:00:00)
34 4八角成(15) (00:00 / 00:00:00)
35 同 玉(59) (00:00 / 00:00:00)
36 2三金(32) (00:00 / 00:00:00)
37 3二飛成(34) (00:00 / 00:00:00)
38 2二歩打 (00:00 / 00:00:00)
39 3一角打 (00:00 / 00:00:00)
40 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
41 同 龍(32) (00:00 / 00:00:00)
42 同 玉(51) (00:00 / 00:00:00)
43 4一角打 (00:00 / 00:00:00)
44 6一玉(52) (00:00 / 00:00:00)
45 5二金打 (00:00 / 00:00:00)
46 7一玉(61) (00:00 / 00:00:00)
47 5三角成(31) (00:00 / 00:00:00)
48 6二銀打 (00:00 / 00:00:00)
49 同 馬(53) (00:00 / 00:00:00)

②雁木vs矢倉

手合割:平手
先手:自分
後手: 激指10 二段
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 3二金(41) (00:00 / 00:00:00)
5 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
6 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
7 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
8 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
9 7八金(69) (00:00 / 00:00:00)
10 5四歩(53) (00:00 / 00:00:00)
11 6七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
12 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
13 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
14 4一玉(51) (00:00 / 00:00:00)
15 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
16 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
17 6九玉(59) (00:00 / 00:00:00)
18 5三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
19 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
20 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
21 4七銀(48) (00:00 / 00:00:00)
22 3三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
23 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
24 8五歩(84) (00:00 / 00:00:00)
25 3七桂(29) (00:00 / 00:00:00)
26 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
27 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
28 3一角(22) (00:00 / 00:00:00)
29 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)
30 7三桂(81) (00:00 / 00:00:00)
31 5六銀(47) (00:00 / 00:00:00)
32 4三金(52) (00:00 / 00:00:00)
33 4八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
34 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
35 4五歩(46) (00:00 / 00:00:00)
36 6五歩(64) (00:00 / 00:00:00)
37 4四歩(45) (00:00 / 00:00:00)
38 同 銀(53) (00:00 / 00:00:00)
39 4五歩打 (00:00 / 00:00:00)
40 5三銀(44) (00:00 / 00:00:00)
41 2五桂(37) (00:00 / 00:00:00)
42 2二銀(33) (00:00 / 00:00:00)
43 4四歩(45) (00:00 / 00:00:00)
44 4二金(43) (00:00 / 00:00:00)
45 4五銀(56) (00:00 / 00:00:00)
46 3三銀(22) (00:00 / 00:00:00)
47 同 桂成(25) (00:00 / 00:00:00)
48 同 金(42) (00:00 / 00:00:00)
49 4三銀打 (00:00 / 00:00:00)
50 5五桂打 (00:00 / 00:00:00)
51 3二銀成(43) (00:00 / 00:00:00)
52 同 金(33) (00:00 / 00:00:00)
53 4三金打 (00:00 / 00:00:00)
54 4七歩打 (00:00 / 00:00:00)
55 同 金(58) (00:00 / 00:00:00)
56 6七桂成(55) (00:00 / 00:00:00)
57 同 金(78) (00:00 / 00:00:00)
58 6六銀打 (00:00 / 00:00:00)
59 同 金(67) (00:00 / 00:00:00)
60 同 歩(65) (00:00 / 00:00:00)
61 5九玉(69) (00:00 / 00:00:00)
62 6七歩成(66) (00:00 / 00:00:00)
63 3二金(43) (00:00 / 00:00:00)
64 同 玉(41) (00:00 / 00:00:00)
65 3四銀(45) (00:00 / 00:00:00)
66 7七と(67) (00:00 / 00:00:00)
67 4三歩成(44) (00:00 / 00:00:00)
68 4一玉(32) (00:00 / 00:00:00)
69 6三桂打 (00:00 / 00:00:00)
70 2二角(31) (00:00 / 00:00:00)
71 4二歩打 (00:00 / 00:00:00)
72 同 飛(82) (00:00 / 00:00:00)
73 同 と(43) (00:00 / 00:00:00)
74 同 銀(53) (00:00 / 00:00:00)
75 4三銀打 (00:00 / 00:00:00)
76 同 銀(42) (00:00 / 00:00:00)
77 同 銀成(34) (00:00 / 00:00:00)
78 6八金打 (00:00 / 00:00:00)
79 4九玉(59) (00:00 / 00:00:00)
80 5八金打 (00:00 / 00:00:00)
81 3八玉(49) (00:00 / 00:00:00)
82 4八金(58) (00:00 / 00:00:00)
83 同 金(47) (00:00 / 00:00:00)
84 3七歩打 (00:00 / 00:00:00)
85 同 玉(38) (00:00 / 00:00:00)
86 5五角(22) (00:00 / 00:00:00)
87 4六歩打 (00:00 / 00:00:00)
88 同 角(55) (00:00 / 00:00:00)
89 同 玉(37) (00:00 / 00:00:00)
90 5五角打 (00:00 / 00:00:00)
91 4五玉(46) (00:00 / 00:00:00)
92 4六飛打 (00:00 / 00:00:00)
93 5四玉(45) (00:00 / 00:00:00)
94 4三飛(46) (00:00 / 00:00:00)
95 同 玉(54) (00:00 / 00:00:00)
96 5二銀打 (00:00 / 00:00:00)
97 5四玉(43) (00:00 / 00:00:00)
98 3三角(55) (00:00 / 00:00:00)
99 7一飛打 (00:00 / 00:00:00)
100 6一歩打 (00:00 / 00:00:00)
101 同 飛成(71) (00:00 / 00:00:00)
102 同 銀(52) (00:00 / 00:00:00)
103 4二銀打 (00:00 / 00:00:00)
104 同 角(33) (00:00 / 00:00:00)
105 3二角打 (00:00 / 00:00:00)
106 3一玉(41) (00:00 / 00:00:00)
107 4一飛打 (00:00 / 00:00:00)
108 3二玉(31) (00:00 / 00:00:00)
109 4三金打 (00:00 / 00:00:00)
110 2二玉(32) (00:00 / 00:00:00)
111 4二飛成(41) (00:00 / 00:00:00)
112 3二歩打 (00:00 / 00:00:00)
113 同 龍(42) (00:00 / 00:00:00)

玉頭戦の考え方~友だち対局感想戦~

1はじめに

さて、今日は友だち対局の感想戦です。

今回も棋士団仲間のぷいさんとの対局です。 いつもありがとうございますm(__)m

前回の感想戦はこちら↓


前にも書きましたが、ぷいさんとは将棋ウォーズで棋士団を組んでいるのですが、この前大会があって、上位10%の世界に入ることができました。ふたりしかいない少数精鋭ですが今後も頑張れるとイイナ~

今回は四間飛車vsミレニアムの戦いになりました。

注目は玉頭戦です。

私が最も好きな戦いは玉頭戦!

なので、力を入れて解説していきますよ~

2棋譜

3感想戦

・ミレニアム

今回は自分が後手となりました。ぷいさんは、藤井システムの使い手なので、穴熊には組みたくないです。しかし、後手の急戦は無理筋。なので、持久戦にしようと思い、今回はミレニアムを採用しました。

ミレニアムは比較的にマイナー戦法なので、少し解説。こんな感じです。

穴熊がずれた感じの囲いですね。穴熊とは違って、角の移動経路に王がいないので、藤井システム対策で活躍しました。

固いことは固いんですが、ひとつ難点があって、手数がかかるので、その間、相手に振り飛車穴熊にされると、固さ負けするのがネック。

・1~33手目まで

自分はミレニアムを目指して、ぷいさんは高美濃を目指して様子を見る。

後から、聞いたらぷいさんは「vsミレニアム」ははじめてだったらしいので、かなり戸惑っていたそうですw 今となってはマイナー戦法ですからね(;’∀’)

33手目に▲6五歩と指すのを覚えてもらいたい手筋ですね。

桂馬が跳ねる前に銀がこの位置にいるとかなり効果的な一手となる確率が高いです。ここでしかけると、まだ居飛車のミレニアムが未完成なので、振り飛車側が固さ勝ちを狙えます。

四間飛車vs居飛車持久戦は、なるべく四間飛車側からしかけると良い手が多いです。相手が理想形を作るとたいてい四間が不利になっているイメージですね。急戦の感覚を捨てることができるかどうかが勝負を分けますね。

・50手代の攻防&玉頭戦について

ぷいさんが、玉頭戦にもちこんだ判断はGOODでした。

やはり、居飛車持久戦には玉頭戦というのが有力な選択肢ですからね。

ただ、玉頭戦は力戦模様になりがちなので、難しいですよね。

ということで、いくつかコツを紹介します。

① なるべく囲いは、高美濃or銀冠にしておく

これは、平美濃よりも上に厚みを作れるので、将来相手の王を捕まえやすくなる&玉頭戦に駒を参加させやすくなるからですね。

厚みの重要性についてはこちらを参照

② 桂馬を跳ねておく

これも基本ですね。横からの攻めには弱くなりますが、攻撃力が上がります。

ぷいさんは、それができているのでGOOD

③ 玉頭に展開できる駒を増やしておく

これが一番難しいコツですが、数的有利を確保できるようにしておきたいところです。攻めに使える持ち駒の数、相手の守備駒、相手の持ち駒をうまく計算しましょう。

今回の局面では、ぷいさんの判断は正解でしたね。数的有利を作りやすい状況でしたので

以上、これが玉頭戦の基本的なコツです。

あとは、端攻めをうまく絡めるなどを考えれば有段者はすぐそこですね。

・59手目 敗着の一手

これがぷいさんの敗着の一手ですね。

▲8三角。玉頭戦の準備が整っていたのに、惜しいですね。

方針がぶれてしまいました。これで、自分の玉頭戦対策の準備が整ってしまったんですね。なるべく玉頭戦は、ぶれることなく勝負した方がいいです。時間的な余裕を与えてしまったら、カウンターをくらう危険性があがります。

今回は、この緩手がカウンターの準備を整えさせてしまった悪手でした。

▲3四歩と玉頭戦を続けるのが正着ですね。

・投了図からの説明

前述の通り、玉頭戦のカウンターが決まりました。

最後は15手詰の詰将棋ですね。

読み抜けがあったら、私の負けでしたが、今回は完璧に読めていたようです。上の投了図から

▲3九歩 △3八金 ▲同 飛 △同銀不成 ▲1八玉 △2七銀上成

玉頭戦のカウンターは、今回の将棋みたいな流れが理想です。

相手の駒を逆用して、一気に上から押しつぶす。

桂馬を有効活用できたほうが、勝つ確率が高いと思います。桂馬をうまく使いましょう。

ということで、今回はギリギリの勝負でしたw

玉頭戦はスリル満点で、辞められないですよね(笑)

いつものように棋譜データ作りました。ご活用ください!

KIF形式棋譜ファイル

手合割:平手
先手:kapuhiro
後手:ririth
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 8四歩(83) (00:24 / 00:00:24)
3 6六歩(67) (00:03 / 00:00:03)
4 3四歩(33) (00:02 / 00:00:26)
5 6八銀(79) (00:01 / 00:00:04)
6 6二銀(71) (00:02 / 00:00:28)
7 6七銀(68) (00:01 / 00:00:05)
8 4二玉(51) (00:02 / 00:00:30)
9 7七角(88) (00:01 / 00:00:06)
10 3二玉(42) (00:03 / 00:00:33)
11 1六歩(17) (00:00 / 00:00:06)
12 1四歩(13) (00:06 / 00:00:39)
13 6八飛(28) (00:01 / 00:00:07)
14 5二金(61) (00:02 / 00:00:41)
15 4八玉(59) (00:01 / 00:00:08)
16 5四歩(53) (00:01 / 00:00:42)
17 3八銀(39) (00:01 / 00:00:09)
18 5三銀(62) (00:08 / 00:00:50)
19 3九玉(48) (00:00 / 00:00:09)
20 4四角(22) (00:27 / 00:01:17)
21 2八玉(39) (00:04 / 00:00:13)
22 3三桂(21) (00:02 / 00:01:19)
23 5八金(69) (00:04 / 00:00:17)
24 2一玉(32) (00:06 / 00:01:25)
25 9六歩(97) (00:03 / 00:00:20)
26 2二銀(31) (00:02 / 00:01:27)
27 9八香(99) (00:01 / 00:00:21)
28 3一金(41) (00:02 / 00:01:29)
29 4六歩(47) (00:01 / 00:00:22)
30 6四銀(53) (00:03 / 00:01:32)
31 7八飛(68) (00:02 / 00:00:24)
32 7四歩(73) (00:01 / 00:01:33)
33 5六歩(57) (00:09 / 00:00:33)
34 4二金(52) (00:03 / 00:01:36)
35 4七金(58) (00:09 / 00:00:42)
36 3二金(42) (00:01 / 00:01:37)
37 3六歩(37) (00:01 / 00:00:43)
38 8五歩(84) (00:01 / 00:01:38)
39 3七桂(29) (00:03 / 00:00:46)
40 7五歩(74) (00:03 / 00:01:41)
41 5九角(77) (00:23 / 00:01:09)
42 7六歩(75) (00:10 / 00:01:51)
43 同 飛(78) (00:03 / 00:01:12)
44 7五歩打 (00:04 / 00:01:55)
45 7八飛(76) (00:02 / 00:01:14)
46 8四飛(82) (00:16 / 00:02:11)
47 4八角(59) (00:04 / 00:01:18)
48 7三桂(81) (00:05 / 00:02:16)
49 5九角(48) (00:10 / 00:01:28)
50 9四歩(93) (00:05 / 00:02:21)
51 4五歩(46) (00:01 / 00:01:29)
52 5三角(44) (00:05 / 00:02:26)
53 6八角(59) (00:03 / 00:01:32)
54 7四飛(84) (00:05 / 00:02:31)
55 3五歩(36) (00:02 / 00:01:34)
56 同 角(53) (00:05 / 00:02:36)
57 同 角(68) (00:01 / 00:01:35)
58 同 歩(34) (00:04 / 00:02:40)
59 8三角打 (00:03 / 00:01:38)
60 8四飛(74) (00:05 / 00:02:45)
61 6一角成(83) (00:07 / 00:01:45)
62 8六歩(85) (00:02 / 00:02:47)
63 3四歩打 (00:05 / 00:01:50)
64 8七歩成(86) (00:06 / 00:02:53)
65 4八飛(78) (00:10 / 00:02:00)
66 9八と(87) (00:15 / 00:03:08)
67 3三歩成(34) (00:02 / 00:02:02)
68 同 銀(22) (00:01 / 00:03:09)
69 7七桂(89) (00:52 / 00:02:54)
70 8九飛成(84) (00:05 / 00:03:14)
71 6五歩(66) (00:21 / 00:03:15)
72 同 桂(73) (00:02 / 00:03:16)
73 同 桂(77) (00:01 / 00:03:16)
74 同 銀(64) (00:02 / 00:03:18)
75 2五桂打 (00:29 / 00:03:45)
76 3六桂打 (00:06 / 00:03:24)
77 同 金(47) (00:07 / 00:03:52)
78 同 歩(35) (00:02 / 00:03:26)
79 3三桂(25) (00:03 / 00:03:55)
80 同 金(32) (00:03 / 00:03:29)
81 2五桂(37) (00:02 / 00:03:57)
82 3二金(33) (01:56 / 00:05:25)
83 3五桂打 (00:14 / 00:04:11)
84 5七角打 (00:15 / 00:05:40)
85 3三銀打 (00:16 / 00:04:27)
86 3五角成(57) (00:18 / 00:05:58)
87 3二銀成(33) (00:19 / 00:04:46)
88 同 金(31) (00:02 / 00:06:00)
89 3三金打 (00:00 / 00:04:46)
90 3七金打 (00:01 / 00:06:01)
91 同 銀(38) (00:05 / 00:04:51)
92 同 歩成(36) (00:01 / 00:06:02)
93 同 玉(28) (00:00 / 00:04:51)
94 3六銀打 (00:02 / 00:06:04)
95 2八玉(37) (00:22 / 00:05:13)
96 3七銀打 (00:29 / 00:06:33)
97 2九玉(28) (00:11 / 00:05:24)
98 4九龍(89) (00:04 / 00:06:37)
99 投了 (00:00 / 00:05:24)
まで98手で後手の勝ち

変化:99手
99 3九歩打 (00:00 / 00:05:24)
100 3八金打 (00:00 / 00:06:37)
101 同 飛(48) (00:00 / 00:05:24)
102 同 銀(37) (00:00 / 00:06:37)
103 1八玉(29) (00:00 / 00:05:24)
104 2七銀成(36) (00:00 / 00:06:37)

変化:59手
59 3四歩打 (00:00 / 00:01:35)
60 8四飛(74) (00:00 / 00:02:40)
61 6五歩(66) (00:00 / 00:01:35)
62 同 桂(73) (00:00 / 00:02:40)
63 6二角打 (00:00 / 00:01:35)
64 8一飛(84) (00:00 / 00:02:40)
65 3五角成(62) (00:00 / 00:01:35)
66 8六歩(85) (00:00 / 00:02:40)
67 4四歩(45) (00:00 / 00:01:35)
68 同 歩(43) (00:00 / 00:02:40)
69 3三歩成(34) (00:00 / 00:01:35)
70 同 金(32) (00:00 / 00:02:40)
71 3四桂打 (00:00 / 00:01:35)
72 8七歩成(86) (00:00 / 00:02:40)
73 2二桂成(34) (00:00 / 00:01:35)
74 同 金(31) (00:00 / 00:02:40)
75 3四歩打 (00:00 / 00:01:35)
76 3二金(33) (00:00 / 00:02:40)
77 3三銀打 (00:00 / 00:01:35)
78 7八と(87) (00:00 / 00:02:40)
79 2五桂(37) (00:00 / 00:01:35)
80 2四角打 (00:00 / 00:02:40)
81 4四馬(35) (00:00 / 00:01:35)
82 5七桂成(65) (00:00 / 00:02:40)
83 同 金(47) (00:00 / 00:01:35)
84 同 角成(24) (00:00 / 00:02:40)
85 2二銀成(33) (00:00 / 00:01:35)
86 同 金(32) (00:00 / 00:02:40)

変化:33手
33 6五歩(66) (00:00 / 00:00:24)
34 7七角成(44) (00:00 / 00:01:33)
35 同 飛(78) (00:00 / 00:00:24)
36 6五銀(64) (00:00 / 00:01:33)
37 7八飛(77) (00:00 / 00:00:24)
38 8五歩(84) (00:00 / 00:01:33)
39 7七桂(89) (00:00 / 00:00:24)
40 8六歩(85) (00:00 / 00:01:33)
41 同 歩(87) (00:00 / 00:00:24)
42 7三桂(81) (00:00 / 00:01:33)
43 9五角打 (00:00 / 00:00:24)
44 5五角打 (00:00 / 00:01:33)
45 7五歩(76) (00:00 / 00:00:24)
46 9四歩(93) (00:00 / 00:01:33)
47 7三角成(95) (00:00 / 00:00:24)
48 同 角(55) (00:00 / 00:01:33)
49 6五桂(77) (00:00 / 00:00:24)
50 5五角(73) (00:00 / 00:01:33)
51 8五桂打 (00:00 / 00:00:24)
52 8七角打 (00:00 / 00:01:33)
53 7三桂成(65) (00:00 / 00:00:24)
54 8一飛(82) (00:00 / 00:01:33)
55 7四歩(75) (00:00 / 00:00:24)
56 7八角成(87) (00:00 / 00:01:33)
57 同 銀(67) (00:00 / 00:00:24)
58 9九飛打 (00:00 / 00:01:33)

オリジナル戦法考察① 「ハチワン=Dシステム」

ということで、今日は将棋の考察記事です。

今回は 柴田ヨサクル先生 のマンガ『ハチワンダイバー』で開発された「ハチワンシステム」の考察記事です。少し自分の方でその戦法を魔改造したので、オリジナル戦法化しておりますw

よって「ハチワン=Dシステム」(仮)の名称を今回は使わせていただきます。

①ハチワンシステムとは?

まずは元となったハチワンシステムの解説です。

この図がハチワンシステムの基本図。

この状態を作った後に、相手が振り飛車・居飛車・急戦のどれを使うか見て、自分の戦法を決めるという大胆な戦法ですね。趣旨としては矢倉の森下システムに近いものを感じます。

例えば、相手が対振りの姿勢を先に作ったら、ここから雁木に変化して上から押しつぶす。

相手が矢倉に組んでくるものなら、振り飛車にして作戦がちにする。

こんな感じの狙いなんですが、一つ問題があります。

それは、はやめに左辺がツノ銀の形になりやすいので、相手に飛車を振られた時に、苦戦しやすいんです。

この状態だと、対抗形は難しいし、相振りにしても中飛車or四間飛車にしか振れずに作戦負けしやすいです。

よって、今回は相手が振り飛車にしてきても大丈夫なように、システムを魔改造したいと思います(笑)

なお、先手用のシステムはまだ未完成なので、後手番専門となりますw

基本的には、角道を閉じて、ノーマル振り飛車でよく見るこの形を作ってしまいましょう。

or

②vs矢倉

まずは、相手が矢倉を目指してきた場合です。

▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △4四歩 ▲6八銀 △4二銀 ▲4八銀 △4三銀 ▲7八金 △3二金 ▲5八金 △5二飛

相手が、カニ囲いを作ってきた状態を見て、中飛車に振る感じ。相手は雁木か矢倉になると思っているので、驚くことでしょうw

これで相手は、ノーマル中飛車に矢倉で挑まなくてはいけなくなるので、作戦負けと言えるでしょう。

もしくは、このまま雁木にして矢倉つぶしをしても美味しいです。

③vs舟囲い

こちらはねらい目ですw

角道を閉じて、銀の動きをみると、対振りになると予想して、舟囲いをフライング気味に作っちゃうことあるじゃないですかw

その油断をつきましょう。

基本図のツノ銀の形を作る前に相手が舟囲いを作ってきました。

これは狙い撃ちできます。

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角  ▲4八銀 △4二銀 ▲6八玉 △4三銀 ▲7八玉 △6二銀 ▲5八金右 △6四歩 ▲6八銀 △6三銀 ▲7七銀 △3二金 ▲6六歩 △5二金 ▲6七金 △4一玉 ▲7九角 △5四銀  ▲5六歩 △7四歩 ▲3六歩 △6二飛

相手は、矢倉に組み替えようとしますが、後手がもう攻撃準備が整いました。

先攻できるので、後手有利。

➃vs振り飛車

さあ、懸念となる対振り飛車です。

悩んだ結果、たどり着いた結論は、「右玉」ですw

対振りの右玉ですね。

▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △4四歩 ▲6八銀 △4二銀
▲7七角 △4三銀 ▲6七銀 △3二金 ▲6八飛 △6二銀
▲4八玉 △7四歩 ▲3八玉 △6四歩 ▲5六銀 △7三桂
▲2八玉 △6三銀 ▲3八銀 △7二金 ▲4六歩 △8一飛
▲5八金左 △6二玉

俗に言う「糸谷流右玉」です。

糸谷哲郎八段が、デビュー当初勝ち星を稼いだあの戦法ですw。

これはすべての振り飛車につかうことができるので、「ハチワン=Dシステム」の根幹になる戦法ですw

従来のハチワンシステムの悩み、対振り飛車戦をこれひとつでのりきることができます。

対居飛車だったら、雁木(相手が舟囲い模様の時)or中飛車(相手が雁木か矢倉模様の時)で対抗。中飛車をおぼえるのが面倒だったら、雁木オンリーでもいける。

振ってきたら、すべて右玉ですw

つまり、ふたつorみっつの戦法を覚えるだけで、ほぼオールジャンルの敵と戦えるのが魅力ですね。

これが「ハチワン=Dシステム」 の概要になります。

今後はこの戦法を補完するために、「矢倉vs中飛車」・「矢倉vs雁木」・「船囲いvs雁木」・「対振り右玉」の記事を追加していこうと思います。

以上、偉大なる柴田ヨサクル先生の開発した「ハチワンシステム」魔改造の巻でした(笑) ハチワンダイバー面白いのでみんなも読んでくださいね!

ハチワンシステムの弱点【2019・10・22追記】

最近、ハチワンシステム関係の来場者の方が多いので追記させていただきます。

上記のように理想的なハチワンシステムですが、いくつか落とし穴があります。

私が考えるハチワンシステムの弱点は……

①嬉野流や筋違い角などの相手のペースで序盤が動く対奇襲戦法では使いにくい

②雁木調の序盤なので、相手が早繰り銀や原始棒銀できた場合は振り飛車に転換するほうがいいがそのタイミングが意外と難しい。

③囲いが雁木や片美濃になりやすく、普通の矢倉や美濃囲いと比べると脆い

④相手が四間飛車を採用してきたときに、糸谷流右玉だと弱くなりやすく、相振り飛車を選択する必要がある。しかし、左金がツノ銀の形になっていると、手詰まりになりやすい相四間飛車となる。

これを踏まえたうえで、後手専用の作戦だと考えています。

以上、こんな感じです。

ハチワンシステムを指しこなすためにおススメの棋書(2019.11.30追記)

さて、そういえばハチワンシステムを指しこなすためにおススメする本を紹介していなかったので追記です。

この戦法の根幹にあるのは、雁木と(糸谷流)の右玉、ノーマル中飛車です。

なので、おススメの本を厳選して、こちらで簡単に紹介します。

棋界に伝わる二つの秘法 雁木・右玉伝説

棋界に伝わる二つの秘法 雁木・右玉伝説 (マイナビ将棋文庫)

こちらは、対居飛車用の定跡である雁木と右玉を同時に学べる名著です。

手に入る雁木定跡の中で、私が一押しするのがこちらの本です。

とてもわかりやすく基本が身につきます。

右玉編では、ノーマル中飛車の感覚に近い風車右玉が紹介されているので、そちらもどうぞ!

糸谷流右玉でも応用可能な手筋もあるので、一冊で二度美味しいです。

ハチワンシステムのために必須の一冊!

スリル&ロマン 対振り飛車右玉

ハチワンシステムの弱点。対振り飛車を克服するためにこちらも必要でしょう。

上でも書きましたが、雁木と対振り右玉ができれば、ハチワンシステムは再現可能となります。

そして、この本が唯一の対振り飛車右玉の専門書です(^^)/

こちらも必須の内容ですね。

続編です↓

KIF形式棋譜ファイル

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
4 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
5 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
6 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
7 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
8 4三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
9 7八金(69) (00:00 / 00:00:00)
10 3二金(41) (00:00 / 00:00:00)
11 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
12 5二飛(82) (00:00 / 00:00:00)

変化:7手
7 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
8 4三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
9 6七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
10 3二金(41) (00:00 / 00:00:00)
11 6八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
12 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
13 4八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
14 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
15 3八玉(48) (00:00 / 00:00:00)
16 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
17 2八玉(38) (00:00 / 00:00:00)
18 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
19 3八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
20 7三桂(81) (00:00 / 00:00:00)
21 5八金(69) (00:00 / 00:00:00)
22 6三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
23 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
24 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
25 7八飛(68) (00:00 / 00:00:00)
26 8一飛(82) (00:00 / 00:00:00)

変化:12手
12 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
13 4八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
14 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
15 3八玉(48) (00:00 / 00:00:00)
16 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
17 5六銀(67) (00:00 / 00:00:00)
18 7三桂(81) (00:00 / 00:00:00)
19 2八玉(38) (00:00 / 00:00:00)
20 6三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
21 3八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
22 7二金(61) (00:00 / 00:00:00)
23 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
24 8一飛(82) (00:00 / 00:00:00)
25 5八金(69) (00:00 / 00:00:00)
26 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)

変化:3手
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)

変化:4手
4 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
5 2五歩(26) (00:00 / 00:00:00)
6 3三角(22) (00:00 / 00:00:00)
7 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
8 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
9 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
10 4三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
11 7八玉(68) (00:00 / 00:00:00)
12 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
13 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
14 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
15 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
16 6三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
17 7七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
18 3二金(41) (00:00 / 00:00:00)
19 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
20 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
21 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
22 4一玉(51) (00:00 / 00:00:00)
23 7九角(88) (00:00 / 00:00:00)
24 5四銀(63) (00:00 / 00:00:00)
25 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
26 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
27 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
28 6二飛(82) (00:00 / 00:00:00)

変化:22手
22 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
23 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
24 7三桂(81) (00:00 / 00:00:00)
25 7九角(88) (00:00 / 00:00:00)
26 6二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
27 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
28 8一飛(82) (00:00 / 00:00:00)