中飛車研究① △中飛車vs▲居飛車力戦 PART1

ということで、最近は中飛車の研究にこっているDです。
ラブコメ『おれの義妹がこんなに強いわけがない ~妹とはじめる将棋生活~』もついに7万PVを超えて大躍進中なので、頑張っていきたいです。

最近、中飛車党になることを決意し、定跡研究に励んでいます。
昨日、Twitterでアンケートを取ったところ、中飛車vs居飛車力戦の記事を読みたいという意見が多かったので、今回、筆をとらせていただきました。

第一弾は、この力戦。
ずばり、▲6五角急戦(自分命名)です。

後手の時の中飛車の時、先手から角交換されて、飛車を振る前に5三角と打たれる時、たまにあるじゃないですか。
あれだと、中飛車にしにくいので、私は、△中飛車の4手目は、5二飛車とすることが多いんです。

そんな時、二段の力戦党のかたとの対局ででましたこの形。
さあ、みなさんどう受けますか?

まずは、基本図までいきます!

基本図まで

▲7六歩△3四歩▲2六歩△5二飛▲2二角成△同 銀▲6五角

5三角を避けたら、別の力戦にもちこまれた基本図です。
この▲6五角受け間違えたら終わりです(笑)

基本図

失敗例

(基本図より)△7二銀▲4三角成△3二金▲3四馬△4二飛▲5六馬△7四角▲5八金右△5六角▲同 歩△6二玉

途中図

△7二銀は一見、美濃囲いを作る余地を残す手に見えますが、これが悪手。
馬が大暴れして、歩を二枚失い、後手の反撃手段がかなり厳しくなります。

ちなみに馬で、飛車を取っても先手有利ですが、乱戦傾向になるので、上記の手順のほうがより先手は得をいかしやすくなるはずです。この受け方では中飛車が面白くはありません。

結果図

対策法

ということで、本命の対策方法はこちら

(基本図より)△3二金▲8三角成△7四角

相手に馬を許して、美濃囲いを放棄しますが、△7四角の反撃でうまくおさえこめます。

図①

(図①より)
▲同 馬△同 歩▲8八銀△8二飛

図②

馬を退治した後、再び居飛車に戻す。
これで、後手がやや有利となります。

この後の指し方としては、後手が角換わり棒銀の要領で前進して、敵陣を上から圧迫していくのがおすすめです。
早繰り銀にしてしまうと、先手が腰掛け銀にできるので、相性の関係で不利となります。
よって、棒銀を目指して、敵の手損をとがめていくのが最善手。
これで後手がやや有利。先手の利点が消えました。

(図②より)
▲4八銀△6二銀▲7八金△4二玉▲5八金△5二金▲4六歩△7三銀▲6六歩△3三銀▲4七銀△8四銀▲6七金右△3一玉▲3六歩△4四歩▲1六歩△1四歩▲3七桂△7五歩▲同 歩△同 銀▲7六歩△6四銀

結果図

番外編

先手が途中で振り飛車にする手もあります。
下画像参照。

ただ、これだと2六歩がネックで、2七の地点に角を打ちこまれる危険性が高く、美濃囲いを採用できなくなるので、かなり勝ちにくいです。美濃を無理やり作ってもちょんまげ美濃になっているのでかなり不安定。さらに、手損も多いので、かなり難しい戦いになるでしょう。

先手が好んで、やる変化ではないと思います。

先手が振り飛車を目指す場合なら、筋違い角のほうが有力だと思います。

まとめ

ということで、居飛車の力戦対策第一弾が終わりました。
中飛車講座のはずが、いつのまにか相居飛車にもどってしまいました汗。

上述の実戦では、図①から無理やり中飛車で戦ったんですが、かなり厳しかったです。
終盤力で逆転する将棋だったので、こちらはあまり紹介できません汗。

振り飛車と言っても、勝ちやすい形に柔軟に対応していくのが実戦的かなと思い紹介させていただきました。
次回は、▲中飛車vs△嬉野流研究を紹介できればと考えておりますm(__)m

関連項目

 

 

KIF形式棋譜ファイル

手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
4 5二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
5 2二角成(88) (00:00 / 00:00:00)
6 同 銀(31) (00:00 / 00:00:00)
7 6五角打 (00:00 / 00:00:00)
8 3二金(41) (00:00 / 00:00:00)
9 8三角成(65) (00:00 / 00:00:00)
10 7四角打 (00:00 / 00:00:00)
11 同 馬(83) (00:00 / 00:00:00)
12 同 歩(73) (00:00 / 00:00:00)
13 8八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
14 8二飛(52) (00:00 / 00:00:00)
15 4八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
16 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
17 7八金(69) (00:00 / 00:00:00)
18 4二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
19 5八金(49) (00:00 / 00:00:00)
20 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
21 4六歩(47) (00:00 / 00:00:00)
22 7三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
23 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
24 3三銀(22) (00:00 / 00:00:00)
25 4七銀(48) (00:00 / 00:00:00)
26 8四銀(73) (00:00 / 00:00:00)
27 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
28 3一玉(42) (00:00 / 00:00:00)
29 3六歩(37) (00:00 / 00:00:00)
30 4四歩(43) (00:00 / 00:00:00)
31 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
32 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
33 3七桂(29) (00:00 / 00:00:00)
34 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
35 同 歩(76) (00:00 / 00:00:00)
36 同 銀(84) (00:00 / 00:00:00)
37 7六歩打 (00:00 / 00:00:00)
38 6四銀(75) (00:00 / 00:00:00)

変化:29手
29 6八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
30 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
31 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
32 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)

変化:29手
29 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
30 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
31 3六銀(47) (00:00 / 00:00:00)
32 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
33 6九玉(59) (00:00 / 00:00:00)

変化:26手
26 6四銀(73) (00:00 / 00:00:00)
27 5六銀(47) (00:00 / 00:00:00)

変化:15手
15 6八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
16 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
17 2八銀(39) (00:00 / 00:00:00)

5 Replies to “中飛車研究① △中飛車vs▲居飛車力戦 PART1”

  1.  確かにプロなら後手も面白いかもしれません。
    しかし、素人が後手の中飛車使いなら、これはこれで先手もアリではないでしょうか?
     ・一歩得かつ、相手を無理矢理に相居飛車へ誘導できる。
     これは意外と(素人同士なら)いけるかも? と思いました。

    まあつまり、将棋って奥深くて面白いってことですね。

    1. ありがとうございます!
      そうですね。中飛車が使えなくなるのが、後手としてはネックです。
      自分は角換わり系の将棋も好きなんで、この手順を多用しますが、居飛車側の力戦としては結構有効だと思っていますm(__)m

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