今日は定跡書のお話です!
というのも、振り飛車系の定跡書なら、アマチュア同士の対局でも同じ局面になりやすく勉強になるんですが、相居飛車の定跡書はほとんど定跡どおりにならないw
自分もアマチュア三段くらいになってようやく定跡書通りに進行することが増えた印象があって・・・
それで、現在たくさん出版されている定跡書なんですが、ほとんどの本がプロの最前線定跡について書かれていることが多くて難しすぎるw
この難関な定跡を見様見真似でまねると、大やけどしかしないので注意した方がいいです。
ある程度の前提知識(定跡の進化・手筋・終盤力)がなければ、最前線定跡なんて使いこなせないっていうのが本当のところ。
特に、中級者向けの本でも、この難しい定跡が書かれていることが多いのが今の将棋界の問題なんじゃないかなと思ったりします。
プロ棋士の方々は、真面目過ぎるw
最新定跡書は、たぶんアマチュアの上位数パーセントしか使いこなせない(自分の棋力よりも上の人たち)
https://www.shogi-extend.com/swars/histograms/grade
こちらのサイトからウォーズの棋力分布を引用しますと・・・
自分も定跡書をある程度すらすら読めるようになったのは三段くらい(それでもわからないところは結構ある)なので・・・
四段レベル(上位約2%)くらいのために書かれている内容が多いと思うんですよね。
もしかすると、五段レベル(0.86%)くらいしか理解できないかもしれない。
ほとんどの定跡書のレベルが、アマ初段くらいからようやく少しずつ理解できるようになるとすると・・・
それでも結構狭き門なんですよねぇ。
つまり、世の中には難しい定跡書(人口の上位2%向け)の本が多すぎるので、勉強する本を選ぶ際には、理解できるものを選んでいくのがいいと思います!
実際、級位者の方と対局することも多いんですが、定跡書が難しすぎると悩む人が多くて(それもそのはず。全体の上位数パーセント向けの本が多いから)、棋力の伸び悩みの要因になっている気がします。
ということで、少しずつわかりやすい定跡書を自分でもピックアップしていきたいなと思っています(オールラウンダーの利点をいかして!)
業界的にも、すそ野を広げるために、難しい定跡書だけでなく、わかりやすい定跡書を出版する流れが生まれている感じですからね!
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