将棋で一番難しいことの一つに端歩があります。
これは突くべきどうかってかなり難しくて、高段者やプロまで悩むものですが、級位者の方のために端歩の原則みたいなことをまとめてみようと思います。
目次
①美濃囲いの端歩は突く

ここは基本的についていた方がいいです!!
これがあるかないかで生存率が違います。
ここは悩む必要もなく突くべし!
②エルモ囲い・船囲いの端歩は絶対に突く

ここは絶対に必要です。ないと端攻めができなくなってしまって、火力が落ちます。ここを突かないと居飛車にする必要性はないと言っても過言じゃない。
逆に・・・

こっち側の歩は別に突かなくても大丈夫です。突く定跡もあるので、まあ50%くらいの確率なんですが、慣れるまでは突かなくてもOKです。
③穴熊の端歩は慣れるまでは突かない方がいい

ここですが、プロだと「端歩突き穴熊」が流行していますが、あれはかなり高等戦術(穴熊の防御力が弱体化する一方で、攻撃力が増す)なので、慣れるまでは突かないことをお勧めします。
突いておくと端歩攻めが加速しやすいという諸刃の剣なんですよね。
➃矢倉の端歩は突かない

これも基本ですね。矢倉の定跡の進化は端攻めとともにあったと言えるので、基本は突きません。脇システムの定跡とかの例外はありますが、基本は突かないw
逆に、矢倉は端に弱いので自分のこっちは突きましょう。

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