ということで年末年始のキャンペーンで少しだけこの本を安く買えたので並べています。
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キャリア最初のころの50局を並べました!
意外と四間飛車は少なくて、矢倉・三間飛車・中飛車が多い印象です。
奨励会時代のてんてーの得意戦法は、中飛車穴熊でしたからね。そのあと矢倉を猛勉強したということもあって、藤井猛九段の将棋って振り飛車なのに縦将棋っぽいんですよ。
特に藤井システムなんて、まんま居飛車急戦の四間飛車版みたいなものですもんねw
急戦矢倉とかの流れを汲んでいる気がします。
そして、縦の将棋の振り飛車党といえば、私の中では大山康晴永世名人を思い出すんですよ。
この本でも書かれていますが、藤井先生は大山将棋の影響を強く受けていて、対急戦対策の左金の使い方や大山流雲隠れ飛車(対急戦対策の振り飛車から居飛車に戻す高等テクニック)が結構炸裂していて、それがまさに大山将棋の後継者としての藤井猛を象徴していますね。
そして、キャリア序盤は結構受けつぶしして穴熊を撃破することが多いのもおもしろいです。
ここはまさに大山将棋の再来。
大山名人も若い時代は居飛車でしたからね。四間飛車や中飛車はまさに縦の振り飛車って感じですごいんですよ。
升田幸三先生の陰に隠れててあれですが、大山名人も序盤うまいんですよね。あの序盤は、歴史的に考えてオーパーツ的な存在です。
ということで四間飛車を極めたいと思います(笑)