ついに、横歩取り青野流時代も一区切りついたような感がある今日この頃。
その中で、横歩取りの若き権威大橋六段が、永瀬王座に挑みます。
先手も最近は、脱青野流が進んでいます。
青野流対策の△4二銀戦法などが猛威を振るって、横歩取りもやや昔の形に戻っている印象を受けます。
そして、今回も激しい空中戦でした。
中住まい型の先手横歩取りに構えている永瀬王座。
今回の空中戦は、お互いに相手の手を消し合う神経戦のような中盤から、ねじりあいのような形で永瀬先生が抜け出して、終盤へ。
優勢になっても焦らずに冷静な指しまわしで即詰みに追い込み勝利しました。
横歩取り新時代。
どうなっていくのでしょうか?
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