ということで、今日のNHK杯は矢倉でした!
最近は雁木ブームも終焉に向かいつつあり、矢倉が完全に復活しました。
今回は同型矢倉のような形から、後手土居矢倉でしたね。
増田先生も最近ではかなり矢倉をやっています。
現代矢倉は……
①先手が後手が米長流急戦矢倉をするかどうか
②拒否した場合は同型矢倉になるかどうか
③先後のどちらかが土居矢倉に変形するかどうか
こんな感じの思考の読み合いがあって成立します。
今回は③で変化しましたね。
②で拒否した場合は脇システムになりやすいです。
後手は雀刺しで端から矢倉崩しを狙いましたが、先手の右の攻撃が早くて、攻めが繋がりまくる。
ここらへんは、渡辺先生の棋風通りです。固くて切れない攻め!
プロからすると少しもたついた感じらしいですが、それでも圧勝でしたね。若手のエースをここまで粉砕するとはさすがは脂がのった名人です。
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