永瀬先生の趣味のお話も聞かせてください。(中略)
https://news.livedoor.com/article/detail/18918635/
永瀬 今も毎週『ジャンプ』は買っています。『鬼滅の刃』は途中から自分の中では終わっていたので自然かなと。自分は佳境をすぎてしまうとあまり見なくなってしまうんです。形作りにはあまり興味がないんです。
(中略)
永瀬 漫画を読む基準は「勉強になるかどうか」なので、勉強にならなくなったら読みません。漫画とかアニメって世界観とかルールがあって、そのルール内でいかにうまくやるかだと思うんです。ルールの中でいかに知恵を出すかというのは将棋と同じなんですよ。奇抜だったり、自分の思いつかない発想だったり、力が強かったりとか、そういうところだと思うので、ブームだから読む、というのは全くないです。
この話が王将戦リーグ前の藤井聡太二冠×永瀬拓矢王座の対談インタビューで披露されています!
元ネタの記事はこちら
【永瀬拓矢×藤井聡太】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集
この永瀬先生のマンガ論おもしろいですね~
ちょっと俗物的なところも踏まえて、永瀬先生は現実主義者だと思っています。
マンガの終わりにはあまり興味がない。勉強になるかどうか、自分の中にないものを取り込めるかどうかでマンガを読むかどうかを判断している。
求めているのは知識や発想なんですね。
プラグマティックです。実利主義ですね。そこでも棋風が出ているんだと思いますw
負けない将棋という代名詞は伊達じゃありません。
自分もこれでも一応創作活動している身ですが、創作を作るにも読むにもある程度の流派みたいなものがあると思います。
・発想やアイディアを披露することに喜びを見るタイプ。物語が永遠に続きやすい。
・中盤の人間関係を重視するタイプ。
・いかに完成させて、物語に一つの流れを作り出すかを考えるタイプ(自分)
創作者としては、いかに綺麗に終わらせるかが後々の評価にも関わってくるので、そこに拘りたいんですが、永瀬先生みたいな実利主義者は、後々の評価ではなく、自分にどう生かせるのか考えているんだなと思うと結構勉強になりました!
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