ネットをサーフィンしていたら、羽生善治九段の奨励会時代の勉強法が紹介されていたので、ちょっと書いていきます。
元ネタは『将棋世界1994年8月号』ですね。羽生先生が名人をとったときのロングインタビューです!
将棋ペンクラブログさんのこちらの記事から読むこともできます↓
―若い頃は、詰将棋を解いていた時期もありましたか。
『将棋世界1994年8月号』より(https://shogipenclublog.com/blog/2020/08/20/habu-165/)
羽生「ええ、奨励会時代は、詰将棋と実戦だけでした。『無双』と『図巧』も図面用紙に書いて解きました。四段になってからですね、棋譜を並べて序盤を考えるようになったのは。最近でも詰将棋は考えますよ。将棋世界の詰将棋サロンや付録、詰パラなんかも」
―解けないこともありますか。
羽生「あります。時間をかければ解けるのは分かっているんですが、最近は一題に1時間も2時間も考えるのがだんだんめんどくさくなってきて。30手前後には、難しい作品が多いですから」
棋譜並べをするようになったのは、プロになってからで、それよりも前は詰将棋と実戦であそこまで強くなったのはすごいですね!!
昭和期はまだ研究が一般的ではなく、終盤が将棋の本質だと考えられていたことも大きいと思います。
まぁ古典詰将棋と詰パラといった超難問集ですからね。アマチュアの我々とはレベルの差がありすぎますが・・・
難しい詰将棋を何時間もかけて解くのは、結構力がつきます!考えるのがおっくうにならなくなる気がしますね。
自分も短い手数から長い手数に切り替わるのは大変でしたが、11手以上の中手数が解けると世界はかなり変わりますよ!
アマチュアで勝ちにこだわるなら短手数(3~7手くらい)をたくさん解くのがいいと思いますが、もう一歩先に進むのに結構おススメです!
最近はアマチュアの序盤レベルもかなり上がっているので、将棋ソフトとの序盤研究や感想戦を多めにしてそこを補うようにしていかなければいけないとは思いますが、詰将棋はやっぱり勉強の中心ですね!
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このあたりの基本的な詰将棋をマスターが一番最初の目標で、7手詰まで完璧になったら次のステージへというのが一般的だと思います!!