Dの雁木分析!

雁木といえば、昔は攻撃力抜群の対矢倉の秘密兵器となっていました!
プロが再評価したころは、そのバランスの良さと桂馬の使いやすさで、ライバルの「矢倉を終わらせた」一要因となっていました。
しかし、最近はやはり人気が下降気味ですね。
というのも、対雁木に対する急戦策の整備が大きいのです。
実際、アベマトーナメントや2~3月の公式戦の棋譜を見ていると、雁木に対して早繰り銀や右四間飛車で攻めたおす棋譜が増えております。
囲いも左美濃や船囲いのように構えて一気に速攻をかけると雁木は守備一辺倒になりやすく、あまり面白くない展開が多いです。評価値は互角ですが(;^ω^)
そんなこんなで最近は、雁木の数がめっきり減っているのを自覚しております。
矢倉も急戦矢倉で矢倉に組ませないようにしたい後手と、矢倉に組みたい先手の対立から定跡が発展してきた歴史があります。
なので、雁木もこのまま定跡が整備されて、矢倉化していくのか、それとも再び歴史の流れに埋没していくのか?
自分のハチワンシステムもこの急戦策に苦戦しているので、今後どうするかは悩みどころですね( ;∀;)
現状は、先手でも後手でも米長流急戦矢倉にするのが居飛車のマイブームです! 基本的に自分は主導権を握りたいタイプなんですねw
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