1日目の記事はこちら
天王山とも言われる第3局の2日目観戦記3です!
昨日、序盤の構想がうまくいかなかったのか渡辺先生が1日目にしてかなり劣勢になってしまった昨日ですが、やはりこんなところで簡単に終わらないのが、頂上決戦ですね。盤面の複雑化で紛れを作る技術。
故・米長邦雄永世棋聖が最も得意とした泥沼流のような指しまわしですね。
力戦形の劣勢って結構粘りやすいんですよね。そこをうまく生かした指しまわしで、さすがは勝負師って感じです。
谷川先生や羽生世代を除けばくぐっている修羅場の数が違いますからね。
渡辺先生、いつもネギトロ食べているイメージですw
豚しゃぶも美味しそう。
一手ミスればバッサリの難解な終盤戦が続きます。
豊島名人が優勢ながら、地雷原のような罠が続く削り合いですね。
ミスれば頓死筋まで出現している泥沼の終盤戦ですね。
豊島名人が抜け出して、敵陣に王をトライ。ひらひらかわして、王が縦横無尽に敵陣に突撃するのは圧巻ですね。
「まるで駒を持った仮面舞踏会」(ジョンカビラさん風)
そして、渡辺先生が投了となりましたね。
いやー、人間らしい面白い将棋でした。
渡辺先生の追い上げがすごかったんですが、やっぱり名人は強かった・・・
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「【名人戦 七番勝負第3局2日目】▲豊島名人VS△渡辺三冠~相居飛車力戦 後手猛追!!~」への1件のフィードバック