ついにはじまりました叡王戦です。
タイトルホルダー同士の潰し合いが各所ではじまって、まさに戦国時代のような状況です。
戦型は相掛かりになりました。
やはり、最近の角換わり離れは大きいですね。相掛かりと矢倉の採用率が下がっていると思いきや、なんと角換わりになっちゃいましたww
相掛かりから角換わりに合流するパターンか!?
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こちらの本でも書かれていますが、最近は居飛車の戦法の垣根がかなりさがってますからね。この変化は有名なんですが、油断していました。
そして、相早繰り銀からの乱戦で、先手の飛車が縦横無尽に動いていく。角換わりと横歩取りと相掛かりが合体したかのようなすごい将棋になりましたww
順調に攻めて、優勢だと考えられていた永瀬二冠ですが、かなり遅い段階で千日手を選択。ここでか!?
ふたりともすごい過密日程ですが、大丈夫なんでしょうか(;’∀’)
指し直し局は、角換わりの後手右玉(永瀬叡王)になりました。
永瀬先生は連チャンの右玉採用です。
重要局面で右玉を連採。
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時間が少ない指し直し局で、右玉です。いや~真似できないな。右玉なら考える時間がいっぱい欲しいですw
また、千日手かと外野がざわついたものの、玉頭戦の削り合いに……
この削り合いを制したのが豊島竜王名人でした。
必勝形を作るとじわじわと永瀬先生を追いこみ投了に追いこみました。
さすがは序列1位ですね。
千日手局の形勢判断は、正直自分の能力をはるかに超えているので、わかりませんが、感想戦の様子を見る限り、どこかに見落としがあったような反応でしたね。
凄い将棋でした!
「第5期叡王戦 七番勝負 ▲永瀬拓矢叡王 vs △豊島将之竜王・名人」への1件のフィードバック