さきほど、第31期女流王位戦 第3局が決着しました。
勝者は、先手番の里見香奈女流王位。
加藤桃子先生をストレートで降して、防衛を果たしました。
3局連続の中飛車vs一直線穴熊の意地の激突でしたね。
本局は、5筋位取り中飛車に対して、加藤先生の一直線穴熊でした。
自分的には、5筋位取り中飛車は、相手に穴熊を許すので、勝ち切るのは結構難しいイメージがあります(もちろん、5筋位取り中飛車のメリットは理解できるんですが)
里見先生・西山先生の女流棋界トップの棋譜は、本当に終盤が強くて面白いんですよね。
今局は、端攻めの勝負。
高美濃囲いですが、やはり端の反動がかなりきついなか、穴熊を攻め潰してしまった印象です。
振り飛車党としてはこういう棋譜にすごい憧れますね(おまえはオールラウンダーだろというツッコミはおいておいて)
加藤桃子先生は本当に強いのに、それを抑えて勝ってしまうトップ二人の棋力は本当にすさまじい。
清水市代先生の女流歴代1位のタイトル数も射程に入ってきました。
すごい勝負だ(;´Д`)