目次
はじめに
今回は、矢倉5三銀右急戦について語っていきたいと思います!
この急戦は、急戦なんですが、変化によっては普通の矢倉戦に移行する不思議な急戦ですね。
羽生先生の7冠戦や渡辺初代永世竜王誕生のタイトル戦で注目を浴びるなど、大舞台で登場するジンクスがあります(笑)
分かりやすいように先後を逆にしています↓
5三銀右にするから、△5三銀右急戦
これが開戦の合図です。
中央から揺さぶっていくのがこの急戦の特徴で……
ここから角の動く場所でさらに急戦が分岐します。
①△2二角
角が戻るこちらの流れは中原流や郷田流の急戦矢倉。
激しい攻撃力を持ちますが、囲いが薄くなりやすくまとめるのが難しいです。
②△7三角
飛車の方に角が移動するのが、阿久津流急戦です。
慣れない人はこちらがおススメ。
この位置は、三手角・四手角とよばれる居飛車の理想形の一つです。
本来なら手数がかかる場所に、わずか二手で移動できるのがこの急戦の最大の魅力です(笑)
ここからじっくり矢倉に組み替える方法があり、かなり有力な変化となっています。
どうして、今回この記事を書いたのかというとこちらのツイートがきっかけです。
後手側からでも理想形の矢倉に組めるのは、かなり魅力なんですよね。
矢倉を指さない人には、なじみが薄い急戦なんですが、その基本知識をまとめておきたいと思いました。
詳細は、今後の矢倉次の一手にご期待ください。
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今後かく予定の次の一手の補完を目的としています(笑)
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