矢倉の基本知識~相矢倉にはどんな種類があるのか?~

1はじめに

今回は矢倉の種類わけです。

矢倉にもいろんな形があるので、簡単に種類を説明していこうと思います。

急戦矢倉とじっくり矢倉に分けて、簡単に解説していきます!

急戦矢倉はこちら↓

矢倉の戦型はたくさんあるので、今回は主な内容を中心にしています。

今回はじっくりの相矢倉定跡ですb

2相矢倉とは?

先手も後手も矢倉に組む相居飛車の持久戦のことです。

今は、後手の急戦矢倉や雁木が全盛期なので、減少中ですが、かつては将棋の純文学とも呼ばれて王道戦術でした。

先手の銀が3七の地点にいるので、▲3七銀戦法と呼ばれて、1970~2010年代まで主流戦法の王道にいた怪物です。

3相矢倉

①▲4六銀3七桂戦法

灘流矢倉を源流とする戦法。羽生世代を中心に、91手組とも呼ばれるガチガチの定跡研究がおこなわれた形。

理想形が完成すると先手に非常に攻撃力があり、後手は苦戦する。

理想形に組ませない後手の対策が生まれて、主流戦法の地位から陥落。

②加藤流

矢倉が完成した後に、1筋の歩を突く。

名前の通り、加藤一二三先生が定跡化に貢献している。

80年代前後に全盛期を迎え、タイトル戦でも数多くの採用実績がある。

端攻めに移行して、雀刺しになるなど、ねじり合いになりやすい矢倉の王道。

最も基本となる矢倉の形。

③脇システム

角が向かい合う矢倉。

角交換が発生すると手が狭まり研究勝負になりやすく、三浦先生など研究家に好まれる。

相矢倉では、これと藤井流早囲いが現在の主流。

攻め方は、ここから先手が棒銀にすることがわかりやすい。

脇先生が開発した。

➃森下システム

▲3七銀を保留して、矢倉を作る。

後手の出方を見て、戦型を決める矢倉。

雀刺しが天敵で、森下システムvs雀刺しが、この戦型の永遠のテーマ。

森下先生が作り出して、深浦先生が改良するなど花村門下に縁がある戦法。

90年代前後が全盛期。

⑤早囲い

このように王が銀と角の間を移動して矢倉を作る。

通常の矢倉よりも早く完成するため、早囲いと呼ばれる。

米長流急戦矢倉が天敵だったが、藤井猛先生の研究で克服。

片矢倉に脇システムと組み合わせる矢倉藤井システムが、相矢倉においては主流の形の一つ。

⑥土居矢倉

古くて新しい形。

急戦矢倉対策に流れの中で、組むことができることが再評価され、矢倉の王道へ。

固くはないが、バランスが良く、最近は対急戦以外でも、相土居矢倉まで飛び出すほど評価が高い。

投稿者:

D

小説家になろうで、小説を書いています。 得意ジャンルは、ラブコメ、SF、歴史もの。 このサイトでは、オリジナル小説・詩・ゲームの紹介や読んだ本の書評をしていきたいと考えています!

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