【NHK杯将棋観戦記】千田翔太七段vs阿部隆 八段~ハチワンシステムのような出だしと攻めのつなぎ方~

注意書き

将棋連盟の将棋連盟ライブ中継アプリ等(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/ )を使って観戦を楽しんでいる方向けの将棋観戦記です。

ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ等 のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第70回NHK杯将棋トーナメント

対局者:千田翔太七段vs阿部隆 八段

日付:2020.4.18

観戦記

さあ、はじまりました。今週のNHK杯ですね。

千田先生は将棋ソフト研究の第一人者で、新型角換わり・左美濃急戦などの定跡導入にも積極的な居飛車党。

対する阿部八段は、筋がいい将棋で、デビュー時は羽生先生のライバルと言われておりました。

出だしは、後手が雁木か振り飛車。角道を止めると、このどちらにも変化できるので、美味しいんですよね。自分もよくやります。

ハチワンシステムっぽいですね。

昔、書いた研究記事はこちら

この序盤の選択肢の多さから後手は端の位を確保しました。これは意外と振り飛車にすると存在感が大きくなります。

ということで、阿部先生は、向かい飛車を採用しましたね。

向かい飛車藤井システム(向かい飛車トマホーク含み)みたいな意欲的な序盤ですね。

向かい飛車は、急戦向かい飛車も穴熊に強いので、こちらを選ぶのはなにか研究があると思います。

千田先生はフォークの桂馬を招き入れる冒険の一手。

まとめきれるのかな。

力戦党の血がうづいているんですね。

ちなみに、自分は定跡からわざと外れたくなるタイプなので、レベルは違いますが、ワクワクします(笑)

中盤的に、千田先生持ち。主導権を完全に握っていますね。

居玉のままの後手陣は、なんとなく不安定で怖いですね。

じわじわとした削り合いの将棋になりました。

昨日のアベマでもでた攻防の角もでましたね。

中盤の攻防の角は好手になりやすい。なんとなく、ハチワンダイバーの準決勝を思いだします。

先手は歩を捨てて、陣形を崩す。つき捨ての攻めで、将来的な貯金を作る手。基本ですが、なかなか見えないんですよね。今日は勉強になる手筋が多いです。

最後は切れない攻めで一気に押し切りました。難解な局面が続いていたんですが、さすがは千田先生ですね。手筋を駆使しながら、攻めをつなぎました。

まとめ

今回の見どころ

・阿部先生の意欲的な序盤

・千田先生の剛腕ぶり

・中盤の手筋

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投稿者:

D

小説家になろうで、小説を書いています。 得意ジャンルは、ラブコメ、SF、歴史もの。 このサイトでは、オリジナル小説・詩・ゲームの紹介や読んだ本の書評をしていきたいと考えています!

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