【棋書レビュー】雁木伝説~雁木は居飛車党の有力選択肢~

はじめに

今日は久しぶりに棋書レビューを書きます。

本は、『雁木伝説』です。

これは、90年代に書かれた雁木の本ですが、未だに基本的な定跡はここに詰まっているので、雁木をやりたい人はここから始めるのがおすすめです。

ちなみに、これは新型雁木(ツノ銀型)ではなくて、旧型雁木がメインです。コラムで少し取り上げられていますが、ほとんど旧型ですね。

今は、『雁木・右玉伝説』として、合体した本が出版されています。

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以前書いた雁木の定跡研究はこちら↓

そもそも雁木の魅力とは?

雁木をはじめて指す人もいるので、ここでレビューの前に雁木の魅力をいくつかあげます。

・攻めが分かりやすくて、強烈(右四間飛車型など)

・広くて、王を逃がしやすい

・速攻型・厚み重視型なども選べる

・相手に対して一方的に攻めることができる

・戦型の指定がしやすい

こんな感じです。

矢倉よりも攻め将棋になりやすいので、持ち時間が短い将棋が多いアマチュア向きだと思っていました(笑)まさか、プロの世界でここまで人気が出るとは(;’∀’)

居飛車をやってみたい人は、これか極限早繰り銀のどちらかがスタートとしては分かりやすいと思います。

レビュー

何度か読んでいて、今日も一気に読んだので覚えているうちにまとめます。

内容はこんな感じです。

第1章 攻める雁木 (基本形) ◎

第2章 三手角雁木(相手が早めに6四歩とついてきた場合の対処法)◎

第3章 盛り上がる雁木(相手が6四角と飛車を狙ってきた場合の対処法)◎

第4章 超急戦雁木(雁木を組まずに攻め込む形)

第5章 5六銀型雁木(基本形とは異なる攻め方の例)

第6章 変則攻撃雁木(相手が角道を止めなかった場合の袖飛車)

第7章 角交換雁木(相手が2五歩を早めた場合に角交換が発生する変化)◎

第8章 最新の雁木(第二章以外の相手が早めに6四歩とついてきた場合の対処法)

これが内容です。

結構ボリュームがありますね。

一番最初からこれらをマスターすると厳しいと思いますので、最も根幹になる定跡に◎をつけてみました。

最初はこいつらを覚えて基礎を固めるといいと思います。

丸をつけなかった定跡はやや応用パターンなので、基本が出来上がった後に並べるのがおススメ。基本的な攻め筋は応用可能なので、新型雁木をやりたいひとでもここからはじめるとよりスムーズになると思います。

雁木の攻め方の基本が1冊に濃縮されている名著。

雁木を指したい人に一押しの棋書です!

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投稿者:

D

小説家になろうで、小説を書いています。 得意ジャンルは、ラブコメ、SF、歴史もの。 このサイトでは、オリジナル小説・詩・ゲームの紹介や読んだ本の書評をしていきたいと考えています!

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