【将棋観戦記】豊島将之 竜王・名人 vs. 鈴木大介 九段~アマ必見の四間飛車鈴木システム~

注意書き

将棋連盟の将棋連盟ライブ中継アプリ(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/ )を使って観戦を楽しんでいる方向けの将棋観戦記です。

ただし、将棋連盟から「棋譜利用に関するお願い」(https://www.shogi.or.jp/news/2019/09/post_1824.html )という通達も出ているのでこれを遵守して、観戦記を書いていこうと思います。

・棋譜と図面を使用しない

・読者の方が上記のアプリを使用して棋譜並べをする参考になるように、序盤の構想のどこがおもしろいのかや、終盤の注目ポイントを簡潔に述べる

・あくまで、 将棋連盟ライブ中継アプリ のバックナンバーで参考になる対局紹介というレベルで抑える。

今回の対局の基本情報

棋戦名:第61期王位戦挑戦者決定リーグ紅組

対局者: 豊島将之 竜王・名人 vs. 鈴木大介 九段

日付:2020.3.23

観戦記

ついに注目の一戦です。

四間飛車で好調の鈴木先生vs棋界の頂点豊島竜王・名人の激突です。

これはアマチュアに本当に参考になる棋譜なので、紹介させていただきます。

豊島名人の居飛車穴熊に対して、鈴木先生は四間飛車の△4四銀型でいどむ一局ですね。

四間飛車のオーソドックスな居飛車穴熊対策としては、 △4四銀型 と△5四銀型があります。

△5四銀型 はバランス重視で玉頭戦にも含みを持たせた形。

今回の △4四銀型 は四間飛車の攻撃力が高く、積極的に主導権を握りに行く形ですね。欠点としては、さばきあいになりやすく、そうなった場合は固さの暴力で居飛車穴熊が勝ちやすくなってしまうこと。

端歩の有無・穴熊の金の位置などで定跡が結構違うので、詳しく知りたい方はこちらの本の195~256頁をお勧めします。

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定跡通りになってしまうと、居飛車穴熊が有利になるので、鈴木先生は工夫し、△7一玉にして、展開を一手早めて打開しようとしていますね。

定義がイマイチ定まっていませんが、 △4四銀型 でできる限り早く速攻をかける広義の鈴木システムの変化ですね。

藤井システムよりもマイナーですが、この形はアマにとっては相対的に指しやすく、まずはこちらから始めるのが私のおススメです。

鈴木システムにはいくつか指し方があるのですが、今回は端攻めへの変化です。豊島名人が端歩を受ける穴熊を採用してきたこともあって、そちらを目指したものだと思われます。

中盤までのこの端攻めは本当に凄かった。

この流れは、是非ともお手本にして欲しい四間飛車です。

完全に主導権を握っていて、一時的に豊島名人からリードを奪っていたんですが、穴熊の固さを活かした指しまわしで、逆転されて、端攻めの反動もあり一気に勝負が決まってしまいました( ;∀;)

しかし、序中盤までの流れは、振り飛車党は必見です。

まとめ

今回の見どころ

・鈴木システム( △4四銀型 )の攻め方

・端攻めの手順

・端攻めの反動を活かした、豊島名人の穴熊感覚

こちらのブログの四間飛車人気記事はこちらですw

投稿者:

D

小説家になろうで、小説を書いています。 得意ジャンルは、ラブコメ、SF、歴史もの。 このサイトでは、オリジナル小説・詩・ゲームの紹介や読んだ本の書評をしていきたいと考えています!

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