オールラウンダーが考える定跡が難しい戦法

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オールラウンダーが考える定跡が難しい戦法

さて、久しぶりにオールラウンダーっぽい将棋の戦法のお話です。
私が考える定跡をおぼえるのが難しい戦法5選です。
居飛車・振り飛車5つずつ選びました。

参考になると幸いです。

居飛車編


1位 先手番横歩取り

後手番なら自分の好きな戦法に誘導できるのいいんですが、先手番だと相手の土俵で戦わなくてはいけないのが難しい。
△2三歩戦法・△3三角型空中戦・△4五歩戦法などメジャーどころでも即死手順が多いのに、裏定跡も多数あるのが非常に怖いです。
なので、基本は避けちゃいます。相横歩なんて突入したら生きた心地はしないはず。

相手が横歩に誘導しても、横歩とらずで相がかりに突入させるのが私流。

ご先祖様申し訳ございません。

2位 角換わり腰掛け銀

こちらも即死手順が多い難関。
最近は、ソフトの影響で従来の同形だけでなく、2九飛車型なども登場してよりわけわかめな状況へ。
木村定跡は、必勝手順があるし、怖くてなかなか突入できません。

基本的に角換わりは棒銀か右玉を採用してますw

1位・2位が居飛車定跡の難関定跡の双璧です。

3位 相横歩取り


これは先手が横歩を受けて、後手が選択した場合に発生する戦いですが、はっきり言って激しすぎる。
20手台で、大駒総交換とかがざらに発生します。

プロの見解も結構変動する定跡で、古い本の結論が結構覆っていることも多いです。
研究家だけが採用できる戦法だと思います。

4位 一手損角換わり

どうして、一手損したほうがいいのか?
それを理解するためには、まず相腰掛銀の定跡を結構理解する必要があるのが難しいところ。

そして、それを理解しても、かなりの段階で正確に受け続ける必要が出てきます。
基本的に受けが大事になってくる戦法なので、持ち時間が短いネット将棋とかの相性が悪いと思います。
プロでも糸谷先生とか専門家だけがなんとか使っていますからね。めちゃくちゃ難しい印象です。

5位 先手矢倉

これは、後手の急戦策の対応を知らないと、タコなぐりにされる危険性があります。
ただ、この関係は名著が多くて、わかりやすく解説してくれるので、上記2つよりかは難しくないと思います。
また、最近は矢倉の自由化も進んできているので、以前のような定跡勝負にならないことも多くなってきました。

なのでここの順位へ。

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(明日は振り飛車編を追記します)

振り飛車編


1位 藤井システム

これがはっきり言って難しい。
とりあえず、玉形が薄い。攻めが細い変化が多い。
しっかり研究しなくては指せない研究家向きの戦法です。

勝ちきった時の爽快感は、半端ないんですけど、勝ちきれないことのほうが多い印象です。

やっぱり藤井猛九段はすごいなと思います。

2位 超急戦

居飛車vsごきげん中飛車の激しい戦型ですね。

こちらも激しい将棋です。相横歩取り並みの激しさがあって、指しこなすのがかなり大変です。
いかに事前の準備をしたかの勝負なので、私は基本的に拒否してます(;’∀’)
大駒が乱舞して、詰みまで一直線の変化がある。怖いですね~
登場してから20年以上が経過しますが、いまだに進化を続ける怪物のような存在です。

激しい将棋を拒否しておくすべを理解するのも、オールラウンダーに必要な知識です。
すべてを勉強しようと思うと、まず時間が足りなくなりますからね。

3位 コーヤン流

こちらも穴熊潰しのための激しい変化。
端攻めを中心に、穴熊を押しつぶす作戦ですが、結構反動がきつい印象です。
反動を避けるために、3九や6二の地点に玉を置きますが、私が使ったら反動で圧死することが多いんですよね。

華麗な攻めをつなげる楽しさはありますが、実際にやるのは難しいです。

4位 相振り飛車

横の将棋じゃなくて、縦の将棋になる相振り飛車。
しかし、居飛車も指す自分的には、ちょっと特殊な縦将棋だと思います。

乱戦になる手順が多くて、相振りでしか登場しないような手筋もたまにある。

最大の根幹は、「端攻め」が戦いの中心であること。

端攻めと金無双・美濃囲い・右矢倉・穴熊などなど。
無数にある組み合わせをおぼえるのが難しいです。

5位 ダイレクト向かい飛車

これは角交換振り飛車最難関戦法。
まず、大乱戦になることが多い。
逆棒銀の反動が大きい。

こんな感じで指しこなすことに独特のセンスが必要になってくる戦法です。
勝局集が「魔導書」に例えられる佐藤会長の得意戦法なのもうなづけるところ(;’∀’)

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投稿者:

D

小説家になろうで、小説を書いています。 得意ジャンルは、ラブコメ、SF、歴史もの。 このサイトでは、オリジナル小説・詩・ゲームの紹介や読んだ本の書評をしていきたいと考えています!

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