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9話 卒業式と超展開 感想
恵との仲直りに成功した倫也は、サークルの企画第二段をもって、卒業式後の霞ヶ丘先輩のもとへ。
新しい企画を見た先輩は「75点」という高得点を示す、しかし、……
彼女は、脱退を表明するのだった。
英梨々とともに……
理由は、超人気クリエイター紅坂 朱音 の企画に参加するため。
彼女から直接的なアプローチをかけられたふたりは、そっちに行ってしまうのでした。
倫也の考えでは、安らぎが強すぎて、クリエイターとして前に進めないからという残酷な理由で……
紅坂 朱音 の影響でさらに、英梨々も復活。
倫也は完全に敗北してしまうのでした。
倫也と英梨々の関係もこのタイミングで変わってしまったのだと思います。
英梨々が、仕事ではなく、女の子としての選択をすれば、たぶん結果はかわっていたはずなんですよね……

10話 そして竜虎は神に挑まん 感想
この話は、前話と関連して、先輩と英梨々がどのように紅坂と出会ったのかについてのお話です。コミケと出会い、出版社を通して、3人は出会う。
そして、エンタメの最前線にいる偉大なるクリエイターの企画書に彼女たちは魅せられてしまう。
そして、大好きなひとを裏切る選択をしてしまうのでした。
まさに、クリエイターのカルマみたいなものですよね。
恋愛感情がある人よりも作品を優先してしまう。
失ったものが大きければ大きいほど、前に進む活力も大きくなる。
すごい決心をこめて、ふたりは紅坂を超えることを宣言するのでした。
一方、傷心中の倫也は……
紅坂とたもとを別かった伊織と会っていた。
犬猿の仲だったはずが、親友時代のように打ち解けた雰囲気で話す二人。
伊織は、切磋琢磨し続けようと言って去っていく。
帰り道、いつもの坂で待っていたのは、加藤恵だった。
「デート、してみよう。私たち」

ここがいいんですよね。かつて倫也が恵に言った誘い文句をあえて繰り返す。
8話のフラグを折らなかった彼女も、一期の2話と対比になっていましたが
本当に憎い演出です。
ここで実質的に加藤恵ルートが確定でした。
やっぱり正妻は強い。
11話 再起と新規のゲームスタート 感想

そして、二期最終話です。
原作の本編・アニメ一期・二期すべての感想を書き終えます。
まだ、メモリアルとかFDシリーズのような番外編が残っていますが、一区切りです。
あと、30分くらいで日付が変わって映画公開日。
無事に間に合いましたw
主要メンバーが抜けてしまったサークルに残ったふたりは、デートすることに。
場所は思い出の六天馬モール。
この前はできなかった最後までのデートを堪能する。
そして、倫也は、「同じだけど全然違う」帽子をプレゼントするのだった。
そして、約束の坂でふたりは、またサークルをリスタートさせることを宣言するのだった。
「私は諦めない」
恵が本当に強くなったシーンですよね。
挿入歌の「glistening♭」も本当にいい歌詞で泣けます。
そして、抱きしめようとして抱きしめられないふたりの絶妙な距離感。
甘くて最高にいい。
最高に盛り上がった後で、Bパートへ。
倫也は、仕事の打ち合わせで関西に向かう英梨々と霞ヶ丘先輩を見送りに行く。
ふたりとの仲直りを経て、彼は激励する。
「食われないでよ、紅坂朱音に」
英梨々が感極まって、倫也の唇に近づこうとした瞬間……
彼の唇は先輩に強奪されたのでしたww

そして、この顔である。
でも、やっぱりここでは倫也はふたりのことを完全にクリエイターとしてしか見られないようになっているのでした。
また、原作とは違いここで英梨々と恵の仲直りイベントも発生。
ふたりが旅館で仲直りするイベントが好きだったんですが、映画で見れなそうなのはちょっと残念です。
そして、エンディングが流れてCパートへ。
出海ちゃんが倫也たちの学校に入学し、新生ブレッシングソフトウェアを立ち上げることを匂わせて完結となりました。
続きは、明日の劇場版ですね。
「【冴えカノ特集】アニメ 冴えない彼女の育てかた♭ 9話・10話・11話感想~二期感想完結~」への1件のフィードバック