【冴えカノ特集】『冴えない彼女の育てかた』原作3巻・4巻感想

『冴えない彼女の育てかた』原作小説ネタバレ有感想です。ご注意ください。

劇場版公開までもう少しなので、バンバン盛り上げていきますよ。

前回の感想

3巻感想

前回はシナリオ担当の霞ヶ丘先輩との和解が描かれました。今回は、後輩(波島出海)とライバル( 波島伊織 )の登場とそれにともなう波乱、イラスト担当の幼馴染(澤村 英梨々)との確執の発覚などなど。

 正直なところ、メインヒロイン加藤恵と対抗できる存在は、 英梨々だけだったのではないかと思っています。今回は、その幼馴染のメイン回。

 幼馴染の利点は、小学生時代からの付き合いがあること。ただ、小学校時代の対立で、主人公と疎遠となってしまっているのがネックとなっています。ゲーム制作のため再び接近する2人ですが、過去のしこりは取り除けていない。

 正直、この幼馴染はメインヒロインよりも意地っ張り。その意地っ張りが、ある意味では致命傷となってしまうのだから、わからない。この本の最終章で、幼馴染が主人公を含むみんなの特別な絵描きになるという選択肢を選びました。もしこれが、主人公だけの特別な存在になると言っていたら、最新刊のような結末にならなかったのではないかと複雑な気持ちになります。

 彼女にとっては、そんな気持ちはなかったと思いますが、結果的に恋愛よりも仕事をとったような選択肢になってしまったのが非常に切ないです。運命の分かれ道になる3巻でした。

4巻感想

 この巻は、音楽担当のいとこヒロイン(氷堂 美智留)が登場。物語的にはそこまで動きはないものの、メインヒロイン加藤恵の感情が所々にでてきて良い感じ。

 加藤って第一部だと、フラットでこだわりがないように描かれますが、実際は隠しているだけなんですよね。結構、意地っ張りとも思えるほど、与えられた役割を演じているというか?素の部分がドンドン出てくる後半に魅力がドンドンわかってくる終盤型ヒロインだと思っています。この巻はその伏線的な意味を持っていました。

 デートを途中ですっぽかされた時の笑顔を「見栄」と認めたり、主人公にからかわれたときの発言をブーメランにしてぶつけ返したりなどなど。メインヒロインが前面に押し出されるのは、第1部の終わりからのなのですが、そういう伏線があったのだなとニヤニヤしながら読んでいました。

 この巻にて、ほぼ登場人物が出そろいました。次の巻から、第1部が後半となって話が一気に進みます。楽しみだ。

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