三間飛車研究③ 後手棒銀対策kif

昨日の将棋研究を、KIF形式にまとめたので公開します。
お持ちの将棋ソフトでご研究ください。↓

記事はこちら 前編 後編

# KIF形式棋譜ファイル
# Generated by Shogidokoro
手合割:平手
先手:
後手:
手数—-指手———消費時間–
1 7六歩(77) (00:00 / 00:00:00)
2 3四歩(33) (00:00 / 00:00:00)
3 7八飛(28) (00:00 / 00:00:00)
4 8四歩(83) (00:00 / 00:00:00)
5 6六歩(67) (00:00 / 00:00:00)
6 8五歩(84) (00:00 / 00:00:00)
7 7七角(88) (00:00 / 00:00:00)
8 4二玉(51) (00:00 / 00:00:00)
9 4八玉(59) (00:00 / 00:00:00)
10 3二玉(42) (00:00 / 00:00:00)
11 6八銀(79) (00:00 / 00:00:00)
12 6二銀(71) (00:00 / 00:00:00)
13 3八玉(48) (00:00 / 00:00:00)
14 5二金(61) (00:00 / 00:00:00)
15 2八玉(38) (00:00 / 00:00:00)
16 7四歩(73) (00:00 / 00:00:00)
17 3八銀(39) (00:00 / 00:00:00)
18 5四歩(53) (00:00 / 00:00:00)
19 6七銀(68) (00:00 / 00:00:00)
20 7三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
21 5八金(69) (00:00 / 00:00:00)
22 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
23 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
24 8四銀(73) (00:00 / 00:00:00)
25 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
26 9五銀(84) (00:00 / 00:00:00)
27 同 角(77) (00:00 / 00:00:00)

変化:26手
26 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
27 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
28 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
29 6八角(77) (00:00 / 00:00:00)
30 7六歩(75) (00:00 / 00:00:00)
31 4六角(68) (00:00 / 00:00:00)
32 9二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
33 7六銀(67) (00:00 / 00:00:00)
34 6六角(22) (00:00 / 00:00:00)
35 6七銀(76) (00:00 / 00:00:00)
36 9九角成(66) (00:00 / 00:00:00)
37 7一飛成(78) (00:00 / 00:00:00)
38 8九馬(99) (00:00 / 00:00:00)
39 8一龍(71) (00:00 / 00:00:00)

変化:32手
32 5五歩(54) (00:00 / 00:00:00)
33 7六飛(78) (00:00 / 00:00:00)
34 7五歩打 (00:00 / 00:00:00)
35 7八飛(76) (00:00 / 00:00:00)
36 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
37 5五角(46) (00:00 / 00:00:00)
38 7三銀(84) (00:00 / 00:00:00)
39 7五飛(78) (00:00 / 00:00:00)

変化:28手
28 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
29 5七金(58) (00:00 / 00:00:00)
30 6五歩(64) (00:00 / 00:00:00)
31 5五歩(56) (00:00 / 00:00:00)
32 同 角(22) (00:00 / 00:00:00)
33 5八飛(78) (00:00 / 00:00:00)
34 6六歩(65) (00:00 / 00:00:00)
35 同 金(57) (00:00 / 00:00:00)
36 3三角(55) (00:00 / 00:00:00)
37 5四飛(58) (00:00 / 00:00:00)
38 7三銀(84) (00:00 / 00:00:00)
39 3四飛(54) (00:00 / 00:00:00)

変化:25手
25 9八香(99) (00:00 / 00:00:00)
26 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
27 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
28 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
29 6八角(77) (00:00 / 00:00:00)
30 7二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
31 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
32 7六歩(75) (00:00 / 00:00:00)
33 4六角(68) (00:00 / 00:00:00)
34 5五歩(54) (00:00 / 00:00:00)
35 7六銀(67) (00:00 / 00:00:00)
36 7三銀(84) (00:00 / 00:00:00)
37 6五銀(76) (00:00 / 00:00:00)

変化:30手
30 7六歩(75) (00:00 / 00:00:00)
31 同 飛(78) (00:00 / 00:00:00)
32 7五歩打 (00:00 / 00:00:00)
33 7八飛(76) (00:00 / 00:00:00)
34 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
35 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
36 6五歩(64) (00:00 / 00:00:00)
37 4六角(68) (00:00 / 00:00:00)
38 9二飛(82) (00:00 / 00:00:00)
39 5七金(58) (00:00 / 00:00:00)
40 6六歩(65) (00:00 / 00:00:00)
41 同 銀(67) (00:00 / 00:00:00)
42 6五歩打 (00:00 / 00:00:00)
43 7五銀(66) (00:00 / 00:00:00)
44 同 銀(84) (00:00 / 00:00:00)
45 同 飛(78) (00:00 / 00:00:00)

変化:20手
20 4二銀(31) (00:00 / 00:00:00)
21 5八金(69) (00:00 / 00:00:00)
22 5三銀(42) (00:00 / 00:00:00)
23 5六銀(67) (00:00 / 00:00:00)
24 7三銀(62) (00:00 / 00:00:00)
25 4五銀(56) (00:00 / 00:00:00)
26 3五歩(34) (00:00 / 00:00:00)
27 3四銀(45) (00:00 / 00:00:00)
28 8四銀(73) (00:00 / 00:00:00)
29 6七金(58) (00:00 / 00:00:00)
30 4二金(41) (00:00 / 00:00:00)
31 5六歩(57) (00:00 / 00:00:00)
32 6四歩(63) (00:00 / 00:00:00)
33 9六歩(97) (00:00 / 00:00:00)
34 9四歩(93) (00:00 / 00:00:00)
35 1六歩(17) (00:00 / 00:00:00)
36 1四歩(13) (00:00 / 00:00:00)
37 2六歩(27) (00:00 / 00:00:00)
38 6五歩(64) (00:00 / 00:00:00)
39 同 歩(66) (00:00 / 00:00:00)
40 7七角成(22) (00:00 / 00:00:00)
41 同 金(67) (00:00 / 00:00:00)
42 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
43 同 歩(76) (00:00 / 00:00:00)
44 同 銀(84) (00:00 / 00:00:00)
45 6六金(77) (00:00 / 00:00:00)
46 同 銀(75) (00:00 / 00:00:00)
47 7一飛成(78) (00:00 / 00:00:00)

変化:46手
46 8六歩(85) (00:00 / 00:00:00)
47 7五飛(78) (00:00 / 00:00:00)
48 8七歩成(86) (00:00 / 00:00:00)
49 7一飛成(75) (00:00 / 00:00:00)

変化:26手
26 8四銀(73) (00:00 / 00:00:00)
27 3四銀(45) (00:00 / 00:00:00)
28 7五歩(74) (00:00 / 00:00:00)
29 6五歩(66) (00:00 / 00:00:00)
30 7七角成(22) (00:00 / 00:00:00)
31 同 飛(78) (00:00 / 00:00:00)
32 2二角打 (00:00 / 00:00:00)
33 7五歩(76) (00:00 / 00:00:00)
34 7七角成(22) (00:00 / 00:00:00)
35 同 桂(89) (00:00 / 00:00:00)
36 7五銀(84) (00:00 / 00:00:00)
37 4六角打 (00:00 / 00:00:00)
38 7三歩打 (00:00 / 00:00:00)
39 7四歩打 (00:00 / 00:00:00)

三間飛車研究② ▲三間飛車vs△棒銀(後編)

さて、前編の速攻棒銀編に続きまして、舟囲いを完成させた後の△棒銀対策です。

とりあえず、基本図までは変わらずにいきますね。

①基本図まで

▲7六歩△3四歩▲7八飛△8四歩▲6六歩△8五歩▲7七角△4二玉▲4八玉△3二玉▲6八銀△6二銀▲3八玉△5二金右▲2八玉△7四歩▲3八銀△5四歩▲6七銀

基本図
基本図

端歩をつき合う場合もあります。

②△棒銀(vs玉頭銀) PART1

(基本図より)△4二銀▲5八金左△5三銀左▲5六銀△7三銀
図①

今回の対策では、▲5六銀がポイントです。
俗に言う「玉頭銀」を目指す形。
舟囲いの急所である王の直上を強襲します。
相手は歩を逃がして対応しますが……

相手は後手なので、攻めが間に合いません。

(基本図より)▲4五銀△3五歩▲3四銀△8四銀▲6七金
図②

薄くなった守りを、美濃囲いから金を引っ張ってきます。これで十分守りきれる体制が完成。
相手は棒銀の銀を捌くことが難しくなりました。

(図②より)△4二金上▲5六歩△6四歩▲9六歩△9四歩▲1六歩△1四歩▲2六歩△6五歩
図③

棒銀が難しくなったので窮余の早仕掛けです。ただ、これは金があがっているので、受けきれます。

(図③より)▲同 歩△7七角成▲同 金△7五歩▲同 歩△同 銀▲6六金△同 銀▲7一飛成
結果図

相手はなんとか棒銀で攻めをつなぎますが、強烈なカウンターの飛車成りで駒損ながらも先手優勢。
玉頭銀もあるので、寄せやすいです。

③△棒銀 PART2

玉頭銀に対して、歩を逃がした展開を見てきました。
後手が歩を逃がさない展開もありますので、説明しますね。
図①にもどります。

図①

(図①より)▲4五銀△8四銀▲3四銀
相手は歩を逃がさずに、棒銀で攻め合う展開を選びました。
図④

(図④より)△7五歩▲6五歩
図⑤

ここで、あえて振り飛車側から角交換です。

(図⑤より)△7七角成▲同 飛△2二角▲7五歩△7七角成▲同 桂△7五銀▲4六角△7三歩▲7四歩
相手は角を打ちこみますが、ここは美濃囲いの固さを生かして、飛車角交換です。
これで先手が大優勢となります。

▲4六角と打ちこんで、最後は▲7四歩。
これで相手は、どうしようもなくなりましたね。
飛車を逃がすしかありませんが、角で陣地をズタズタにされてしまいます。

まとめ

以上、▲三間飛車vs△棒銀の攻防でした。
後手は、最初から三間飛車の場所にいる先手に、一手遅れて急戦はかなり厳しいです。

今回は玉頭銀での対策を紹介しました。
ちなみに相手が、玉頭銀をふさいできても、高美濃やダイヤモンド美濃を作ることで固さを増強できるので、振り飛車ペースです。

桂馬の早仕掛けや3五早仕掛けなど、急戦好きの人用の定跡もありますが、あちらはかなり難解です。専門家以外は使ってこないと思われるので、詳しく知りたい方は『羽生の頭脳』などを読んでもらえればと思います。
急戦=棒銀というひとも多いので、今回は棒銀の定跡を紹介しました。

需要があれば、先手棒銀対策やら右四間飛車対策もありますので、あとで紹介できればと考えております。
ぶっちゃけPV次第ですw
読んでいただいてありがとうございました。
前編はこちら

目次

三間飛車研究① ▲三間飛車vs△棒銀(前編)

はじめに

ということで、今回は三間飛車の定跡研究です。
級位者時代から愛用している三間飛車なのですが、前から作っていた急戦対策をまとめようと思いまして、今回の記事とさせていただきます。

恥ずかしながら、三間飛車使いにも関わらず、三間飛車の本をあまりもっていないんです汗。自分が将棋を始めた時代は、今と違ってノーマル三間飛車冬の時代で(´・ω・`) 石田流の本はたくさんあるのに、ノーマル三間飛車はほとんどない時代を生きてきました。

当時の状況としてはほとんどの本が絶版となっていて(笑)
『羽生の頭脳』を頼りに悪戦苦闘した覚えがあります。

なので、今回の定跡はコンピュータソフトを使って独自研究したものとなっております。
級位者~低段者同士の対局をもとにした研究になっておりますので、高段者以上のかたはご遠慮ください笑

それでは、今回は、▲三間飛車vs後手棒銀の研究です!

先手: 三間飛車 / 後手: 棒銀

①基本図まで

▲7六歩△3四歩▲7八飛△8四歩▲6六歩△8五歩▲7七角△4二玉▲4八玉△3二玉▲6八銀△6二銀▲3八玉△5二金右▲2八玉△7四歩▲3八銀△5四歩▲6七銀

基本図
基本図

多少の手順のズレこそあれ、こちらが基本図。
先手が三間飛車に構えて、後手が舟囲いですね。
正直、三間飛車は、後手の急戦はそれほど怖くありません。
棒銀に強い位置に、飛車が最初からいますし、固さもこちらが上。

先手なら成立する仕掛けもかなり制限されている状況です。
本来なら△3二銀と上がりますが、級位者同士の戦いだとそれが省略されることも多いので、まずは速攻型の手順を考えていきます。

②△7三銀速攻型(棒銀)

(基本図より)△7三銀▲5八金左△1四歩▲1六歩△8四銀▲5六歩

最後の▲5六歩が重要です。これが急戦対策の大事な一手。あとで、カウンターを仕掛けるための布石です。
図①

――――――――――――――――――
△9五銀▲同 角
まずは、やってはいけない手順を軽く紹介。
誰もが一度はやるうっかりです。角の利きを忘れての、銀の特攻。間違いなく投了待ったなし。
――――――――――――――――――

図①へ戻ります。

(図①より)△9四歩▲9六歩△7五歩

自分の級位者時代を思い出すとこの手順が多いかなと思います。
図②

これに対しての返し技がこちら↓

(図②より)▲6八角△7六歩▲4六角

図③

▲5六歩が利いてますね。
これで相手の飛車を狙撃することができます。

(図③より)△9二飛▲7六銀△6六角▲6七銀△9九角成▲7一飛成△8九馬▲8一龍

結果図

飛車はたまらず逃げ出します。その後、歩交換を挟んで、飛車が成りこむ感じ。
馬が成って、桂馬と香車が取られますが、相手の飛車を封印させて、角成りも可能。さらに、美濃囲いまである。
明らかに先手が勝ちやすく、有利な状況となります。

③△6四歩型

もうひとつ考えられるのは、居飛車側が角交換をしかける手順ですね。
図①に戻ってください。
図①

(図①より)△9四歩▲9六歩△6四歩▲5七金

この△6四歩が角交換を狙う一手。それに対して、▲5七金が対策となっています。

図④

(図④より)△6五歩▲5五歩△同 角▲5八飛△6六歩▲同 金△3三角▲5四飛△7三銀▲3四飛

結果図

ノーマル系の振り飛車は、基本的に角交換が不利になるので、相手の狙いを金で抑え込んで、十字飛車で、相手の角頭の歩を1枚多く獲得。後手は攻撃手順が限られているので、先手有利となります。

このように、後手が舟囲い完成前に、速攻を仕掛けるのはかなり難しいです。
後編は、舟囲い完成後の棒銀です。

次回に続く

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