失われた戦法を求めて③~丸田祐三名局紹介~

ついに将棋ラブコメも15万字突破です(^^)/
『おれの義妹がこんなに強いわけがない ~妹とはじめる将棋生活~』

ということで、今回は、丸田祐三九段の十八番。「9七角ひねり飛車」、通称「丸田流ひねり飛車」のおもしろい名局です!
丸田祐三九段は、将棋連盟の会長も務めた名棋士です。
A級24期、棋戦優勝10回、タイトル挑戦4回と凄まじい実績ですね。

これを上回る成績を持つ棋士はそういないはずです。
歩の使い手としても有名で「小太刀の名手」という異名もありました。
最後の大正生まれの棋士として、95歳まで存命で、将棋界の長老的な存在でした。

特にNHK杯には強く、3回の優勝経験をもっています。
今回もNHK杯の名局です。あいては、加藤一二三九段。お互いに、NHK杯を得意とした大棋士同士の対局になっています。

1965-02-06 NHK杯 丸田祐三 vs. 加藤一二三(外部リンク)

炸裂したひねり飛車!
今は対策が確立し、絶滅しかけていますが、おもしろい戦法です。相がかり大好きな自分としては、一度は極めてみたい戦法の一種。角が端に上がるのが、丸田流。飛車を一気に捌こうとする豪快な戦い方です。

お互いにミスをし合い、形勢が変わりまくる大乱戦。
最後に詰みを見つけたのは、丸田九段でした……

投了図は以下の詰みです。
△1五玉(26)▲2六銀打△2四玉(15)▲3五銀(26)△1三玉(24)▲2五桂打

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