失われた戦法を求めて②~花村元司名局紹介~

昨日も将棋ラブコメのほう更新しました!『おれの義妹がこんなに強いわけがない ~妹とはじめる将棋生活~』

さて、今日の将棋名局シリーズは、花村元司九段の名局を紹介します。
花村元司九段と言えば、真剣師として名をはせた後に、プロ編入試験に合格した異色のプロ。
終盤に絶対的な自信を持っていて、「終盤の入り口で2:8の差なら五分、3:7なら俺の勝ち」という名言が有名です。

A級16期、タイトル挑戦4回、一般棋戦優勝3回の大棋士です。

中飛車を採用した花村の怒涛の力戦模様、ご覧ください!

1966-08-19 棋聖戦 花村元司 vs. 加藤博二(外部リンク)

ここにいた飛車が数手後には……

ここにいますw

この将棋のなにがすごいかというと、飛車の動きです。
縦横無尽に、動きまくって、敵をけん制し、少しずつ逆転の布石を作ります。
そして、後手の56手目がその契機。
7三桂のほうがよかったようですね。

△7三桂(81)▲3六歩打△4二金(41)▲2六歩(27)△2二銀(31)▲5八金(69)△2四歩(23)▲5九角(77)△2三銀(22)▲6九飛(67)△9四歩(93)▲7七桂(89)△2二玉(32)▲6五歩打△同歩(64)▲同桂(77)△同桂(73)▲同飛(69)△6四桂打▲6七銀(56)

序盤が不利になっても、力で逆転する指しまわし。
とても勉強になります。

こういう手は、やはり駒落ち将棋や真剣師時代につちかった剛腕によるものなのでしょうね。
あとは逆転で作ったリードを守って押し切っています。

このような剛腕将棋憧れますね。

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