失われた戦法を求めて①~灘蓮照名局紹介~

今日もラブコメのほう更新しました!『おれの義妹がこんなに強いわけがない ~妹とはじめる将棋生活~』

さて、今日はおもしろい将棋を発見したので、紹介します。
紹介するのは、灘蓮照九段の名局です!

灘蓮照九段とはいっても、ほとんどのひとが知らないかもしれません。
昭和の大棋士のひとりで、日蓮宗の僧侶にもなった異色の人物。
タイトル経験はないものの、棋戦優勝はNHK杯2回を含む6回、A級17期という堂々たる結果を残した棋士です。

このひとですが、力戦形にめっぽう強い。
独特な指しまわしで、敵を圧倒する指し方は「荒法師」としておそれられたのでした。

今日は、そんな大棋士の矢倉の名局を紹介したいと考えています。

1968-12-20 順位戦灘蓮照 vs. 加藤一二三 順位戦(外部リンク)

こちらは、加藤一二三との順位戦です。お互いに矢倉に組む戦いですが……

矢倉戦の最中、袖飛車に変化しました!
これが、灘流矢倉という戦い方らしいです。

ここから総矢倉にした、ひふみんの陣形を重い重い一撃で粉砕します。
角銀桂飛の連続攻撃で、3筋を一気に突破する姿は、まさに、荒法師……
特に、中盤の桂馬の連打すごいです。

115手目の3四飛車が好手!
一気に即詰み手順になりました。
一例は、以下の15手詰。
▲3七香打△4三玉(34)▲7三飛打△5三桂打▲3三金打△同銀(42)▲同香成(37)△同玉(43)▲5三飛成(73)△4三香打▲4五桂打△3四玉(33)▲2五銀打△4五玉(34)▲4六馬(13)

21手詰の手順もあります。
△同玉(33)▲3五香打△4三玉(34)▲7三飛打△5三桂打▲3三金打△同銀(42)▲同香成(35)△同玉(43)▲5三飛成(73)△4三香打▲4五桂打△同歩(44)▲4四銀打△3二玉(33)▲4三銀成(44)△4一玉(32)▲2三馬(13)△3一玉(41)▲3二成銀(43)

この好手は、うちの将棋ソフトを上回る一手でした。
いやー、おもしろい!

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