自作小説・詩・ゲーム・書評

当将棋ブログでたくさん読まれている記事紹介(^^)/~羽生式袖飛車・山崎流パックマン・終盤力養成法etc~

ということで、ブログの記事数も500を超えていまして、うちの看板記事もPVがどんどん伸びております(笑)

今回はこのブログの執筆者がおススメする記事5選を紹介していきたいと思います。

1位 羽生式袖飛車

こちら!実は、この戦法の体系的に研究はこのブログくらいしかない時代が2年ほど続いております(笑)

本もなければブログもない状態なので、羽生式袖飛車を知りたい人はどうぞ!

2位 山崎流パックマン

これはNHK杯の観戦記ですね!山崎先生が日曜の朝に全国でパックマンを披露したあの伝説の対局の観戦記です(笑)

研究したいんですが、正直指しこなせる気がしませんw

3位 終盤勉強法

どちらかといえば終盤型の自分が、終盤力を鍛える勉強法を考えてみました!

今はこれに棋譜並べを加えて回していますね!

4位 オールラウンダーが語る戦法まとめ

こちらも僭越ながら私がまとめた戦法の特徴記事です!

かなりわかりやすくまとめたので、読んでもらえたら嬉しいですb

5位 矢倉の最前線

これはソフト以後の矢倉の興亡史ですね。

矢倉5手目問題などからはじめて、左美濃急戦・同型矢倉・土居矢倉を語るシリーズです!

まとめ

以上が、うちのブログの看板記事です(^^)/

次の一手でわかる矢倉定跡ともどもよろしくお願いしますm(__)m

次の一手で覚える矢倉定跡《目次》

序章

初手から矢倉五手目問題まで(クリック) レベル:矢倉初心者の方向け

第1章 急戦矢倉編

棒銀

一直線棒銀基本編 レベル:矢倉初心者の方向け

一直線棒銀の攻撃アラカルト レベル:初段を目指す人向け

先手の一直線棒銀対策編 レベル:初段を目指す人向け

早繰り銀

後手早繰り銀基本編 レベル:初段を目指す人向け

後手早繰り銀対策編 レベル:初段を目指す人向け

後手偽装早繰り銀編 レベル:初段を目指す人向け

参考棋譜 

右四間飛車

右四間飛車基本編 レベル:初段を目指す人向け

右四間飛車対策編 レベル:初段を目指す人向け

矢倉中飛車

矢倉中飛車超基本編 レベル:初段を目指す人向け

矢倉中飛車基本編  レベル:初段を目指す人向け

矢倉中飛車対策編  レベル:初段を目指す人向け

米長流急戦矢倉

米長流急戦矢倉駒組編 レベル:初段を目指す人向け

米長流急戦矢倉仕掛け基本編 レベル:初段を目指す人向け

参考棋譜

米長流急戦矢倉仕掛け番外編 レベル:有段者

5三銀右急戦

左美濃急戦

第2章 5手目6六歩型矢倉(平成矢倉)

組上がりまで

加藤流

森下システム

4六銀3七桂

第3章 脇システム

第4章 矢倉早囲い(矢倉藤井システム)

第5章 5手目7七銀型矢倉(令和矢倉)

番外編

編集日記

矢倉が組めれば初段!?&難しい急戦矢倉定跡

級位者の方は相矢倉よりも急戦矢倉で攻め潰すべき?

先手番急戦矢倉&急戦矢倉の使い分けについて

5三銀右急戦について

土居矢倉の復活について~ソフト以後の矢倉史入門「矢倉は終わったの本当の意味とは?」~

矢倉をしっかり勉強したい人向けの村中先生の動画紹介~矢倉の組み方をしっかり学ぶ基本編~

急戦矢倉、将棋ソフトが一番評価する急戦は何か?

矢倉で有段者になるためにおススメの戦法

王座戦観戦記 深浦康市 九段 vs 藤井聡太 二冠~人類代表が怪物撃破!!~

いや、さすがは深浦先生のような将棋でした。

最初は矢倉でしたね。

藤井二冠はツノ銀雁木に構えたので、先手から仕掛けてきました。

▲3五歩急戦ですね。久しぶりに見た。

ただ、自分の知っている定跡は矢倉▲3七銀戦法の変化なんでまた違いますけどねw

今回は雁木に早繰り銀も含みのような形。

藤井二冠の棋風をような深浦先生の猛攻。

深浦先生ってどちらかと言えば受け将棋ですが、さすがは羽生キラーと恐れられた男。

ただ、最近の藤井二冠は受け将棋シフトな感じで後手も上手く対応していましたね。

後手のカウンターが炸裂して、これはいつもの藤井聡太パターンかと思いましたがさすがの粘り。

▲9五角あたりからまさに深浦将棋で逆転した感じでした。

この受け方はまさに深浦哲学!!

いや、しびれましたね。

最後は鮮やかな寄せ。

深浦先生はさすが人類代表みたいなすごい棋譜でした。

斬り合いで勝つ! 深浦の居飛車穴熊 (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,694から
(2021/5/8 00:32時点)

【新刊1500文字レビュー】『中飛車の逆襲 対三間飛車編』

ということで買ってしまいました!

久しぶりの中飛車本!

相振り飛車に弱いので最近は先手中飛車を封印中なので起死回生になると嬉しいな(笑)

① 相美濃囲い

第1章は相美濃囲いですね。

角を浮かない理由が語れていてとても勉強になりました。

この解説すごくいい。

端歩の見解もちゃんと語られていておもしろい。

囲いをどうやって固めるのか、端歩攻めのタイミングを具体的に指定してくれているのもいい。

ただ、前提知識としてはこの2冊くらい理解しておいた方がよさそうです。

相振り飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋21)

新品価格
¥1,430から
(2021/5/4 23:23時点)

将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,355から
(2021/5/4 23:24時点)

上は端攻めの手筋を知るため。下は基本の流れを知るために必須級ですからね。

やっぱりリスクが高い変化も多い印象ですね。これをまとめるには結構大変そう。

いい筋でも先手がなかなか主導権を握れないんですよね。これが先手中飛車使いの悩み。

最終的に向かい飛車に振り直す(浮き飛車)パターンですが、軽快に動く感じ。

② 後手穴熊編

こちらも難解な変化を避けている感じ。

基本はやっぱり端攻め。

個人的にはこっちの変化の方がわかりやすいですね。基本的に端攻めですから(笑)

あんまり三間飛車側が穴熊に組むメリットはないような気がします。軽快なフットワークをしなくちゃ打開できないので・・・

なら美濃囲いにして主導権を握る方が三間飛車的に指しやすい。

個人的には金無双型三間飛車の方が有力だと思います。

③角道不突き中飛車

これは比較的に新しい中飛車です。

これは自分もたまに指します(ただ、変化が居飛車に振り直したりするので純粋振り飛車党的にはどうなんだろう? オールラウンダーだから勝てればOK)

嬉野流相振り飛車とも合流したりしてかなりおもしろいです(笑)

縦の将棋になりやすいのでこれ好き。自分の知らない変化も学べたのでこの章がお気に入りでした。

詰みまでの研究もあって難しいけど最先端ですね。

三間飛車が飛車先の歩を突くか、中央で止めるか、一手で止めるかで大きな流れがありますね。

3筋保留型だと角交換も有効になってきますからね。この変化はおもしろい。

基本的にじっくり組んで、振り直しのための手損の価値を低くする主張だと思います。

速攻型は基本取り扱わないので注意ですね。

➃中飛車左穴熊

従来型は厳しくなってきたのでこれは修正型ですね。

まずは乱戦型の変化の注釈もあって嬉しい。

後手が穴熊か美濃でわけていますね。

個人的には美濃の方が嫌ですw

この序盤で書かれていますが、普通の手だと左穴熊の方がきつくなりやすいので注意が必要ですね。

並べた感じ居飛車穴熊とも違うかなり独特な手筋が多い印象ですね。

で、対美濃囲いの場合は三間飛車側に速攻パターンが多いのでそれが難しいです。

自分が左穴熊を封印した理由がそれ。

▲7八金型って囲いが薄い気がするのも・・・

右の金銀を使って厚みで制圧するのは好きなんですが(笑)

この章は三間飛車党も読んでおいた方がいいと思います。ためになる筋が多い!

そう読んでいると185ページに▲5九金型中飛車左穴熊ありました。

自分はこれが好き。

固めやすいんですよね。ただ、先攻を許しやすいのがネック。

まとめ

基本的に定跡の難易度は結構高めだと思います。

というのも受け中心になりやすいんですよね。中飛車からふり直すとどうしても攻めが早い三間飛車に先攻されやすいので、それをどうするかという感じです。

端攻めも大事な要素なので、基本の2冊を抑えてから読んだ方が挫折は減りそうです。

初段以上の中飛車党におすすめ!

級位者の方には結構難しいかも?

中飛車の逆襲 対三間飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,525から
(2021/5/5 00:22時点)

棋書&定跡書について思うこと!

ということで今回は棋書について思うことを書きます。

自分の中で定跡書はこんな感じに分かれています。

①プロの最前線の定跡まで網羅して、将棋の心理を探求する定跡書(『羽生の頭脳』型)

②歴史を中心にどのように定跡が発達していったのかを説明し理解を深める定跡書(『四間飛車の急所』型)

③難しい定跡を排除してわかりやすい変化を中心に解説する入門書タイプ(創元社本や一手ずつ解説するタイプ)

この3つに分類して、現在の出版状況は①に偏っていると思います。羽生の頭脳以来続いている主流派です。

羽生の頭脳1 四間飛車破り (将棋連盟文庫)

新品価格
¥1,210から
(2021/5/2 10:53時点)

そして、①を使いこなせるアマチュアはアマ高段位レベルなんですよねw

逆に棋書を求めているボリューム層は中級~中段者。

なので、需要と供給が微妙にミスマッチしていると思うんですよ。

②の形がアマ的にはベストだと私は考えています。

このタイプはアマ的にも名著が多い。

四間飛車の急所〈1〉 (最強将棋21)

新品価格
¥1,540から
(2021/5/2 10:55時点)

四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21)

新品価格
¥1,540から
(2021/5/2 10:55時点)

矢倉の急所?4六銀・3七桂型 (最強将棋21)

新品価格
¥1,540から
(2021/5/2 10:56時点)

思いついただけでもこんな感じで名著が並びます。

アマ初段を目指す人(アマ将棋で最も人口が多い層)が①の論文みたいな定跡書を理解できるかと言えばまあ難しいでしょう。私も級位者時代に何度も挫折してますし、有段者になっても理解できないことが多いw

なので今後の出版としては②タイプと③タイプを増やしてもらいたいなと要望を出しておきたいなと(笑)

【名人戦観戦記】▲渡辺明名人vs△斎藤慎太郎八段~今度は圧巻の名人~

前回は圧巻の逆転劇でしたね。

今回は相掛かりでした。最近流行している端歩突きを入れる相掛かり。

名人は中住まい、斎藤先生は美濃囲いっぽく組みました。

ひねり飛車のような昭和の将棋っぽい感じでした。

角の打ち合いから一気に終盤に突入!

バランスの良い相掛かりでこういう角の打ち合いになるのって珍しいですよね。

攻めあいになってからがすごかった。

60手台の猛攻が完全に名人に勝利を引き寄せた感じですね。

こうまで完璧なせめぎ合いだと囲いの防御力が低い相掛かりでは逆転を生む粘りも難しいですからね・・・

これは次回は矢倉の予感!!

緩急自在! 新型相掛かりの戦い方 (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,462から
(2021/4/29 20:06時点)

矢倉で初段になるために!!

ということで矢倉で初段になりたい人向けの記事です。

矢倉大好き人間が書いていきますね~

①矢倉の5手目を決める

詳しくはこちらの記事などにも書いていますが、まずは矢倉5手目問題です。

▲7七銀は攻撃力がありますが、急戦矢倉に弱い。

▲6六歩は防御力が高いんですが、左美濃急戦に弱い。

一長一短です。

どちらを選んでも大丈夫なので好きな方を選んでみてください。

②矢倉を組む一手一手の意味を知る

この過程を知っているかどうかで伸び悩むかどうかが決まります。

我流矢倉の怖さは、組む前に潰されることです。

実際、矢倉の序盤は一手の手順前後で評価が分かれます。

一手ずれると本来は克服しているはずの急戦矢倉に弱くなったり、相矢倉で先手なのに後手から猛攻を受けて崩壊したりするのが多発します。

実際、矢倉が組めたら初段と言う言葉がありますが、意味を知らずに感性で組むには危険すぎる戦法ですね。

ここは意識的にやらなくてはいけないことです。プロの棋譜並べ(当たり前ながらプロ同士は前提条件を理解しているので基本的な急戦の受け方がでてきませんw)

しっかり定跡書を読み込む必要がありますね。

王道定跡の理解におススメの本(基本書)

矢倉の基本 ~駒組みと考え方~ (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,804から
(2021/4/25 10:51時点)

比較的新しい定跡はこちら(難易度高い)

矢倉の新常識 マイナビ将棋BOOKS

新品価格
¥1,525から
(2021/4/25 10:52時点)

矢倉アレルギーの人向け

初段に勝つ矢倉戦法 将棋必勝シリーズ

新品価格
¥1,359から
(2021/4/25 10:53時点)

【新刊2000文字レビュー】『負けない振り飛車!四間飛車穴熊のすべて』(青嶋未来先生)

こちらの感想もどうぞ!

ということで久しぶりの四間飛車穴熊本ですね!

実は最近四間飛車穴熊を封印していたのでかなり楽しみにしていました。

だって、かつてネット将棋において振り飛車穴熊で無双していた青嶋先生ですからね!!

第1章 vs居飛車穴熊▲6六歩編

こちらは基本的に飛車のふり直しから右四間飛車に構えて四間飛車がガンガン攻めていくオーソドックスな形ですね。

2枚穴熊で左金を穴熊にはくっつけない形ですね。

戦いの呼吸とかちょっとくすっときますね(笑)

最初に定跡形を説明して、次に発展形や最新形を説明していくスタイルなのでわかりやすいと思います。

四間飛車穴熊vs居飛車穴熊のなかでは比較的にとっつきやすい戦型でもありますからね(仕掛けやすいから)

※簡単とは言っていません

本来は無理筋だと言われていた△6五同銀の結論が覆っているのがおもしろいですね。

攻め続ける感じになるんでアマチュア的にもおもしろそうな形だと思いました。

第2章 vs居飛車穴熊▲6六銀編

居飛車穴熊がこっちの場合は右四間飛車には基本的にできません(状況によってはできますが)。

定跡的にはこっちの方が難しいです(※個人の感想です)

居飛車側の動きに四間飛車側が対応していかなくちゃいけないんですよね。

穴熊放棄して美濃にするパターンも有力ですし!

こっちは四間飛車側が四筋から攻めることが多いですね。

自分はこっちには美濃囲いを使った方が勝ちやすいのであんまり詳しくないです(笑)

まとめにも書かれているように、居飛車の指し手が広すぎて対応するのが難しいんですよね~だから、美濃にしてバンバン攻めていった方が自分の棋風的にはやりやすいです。

▲6六の場所に歩がいる→穴熊

▲6六の場所に銀がいる→美濃囲いと使い分けは結構有力ですよ(D流なので本には書かれていませんw)

第3章 トーチカ

いよいよこの本の目玉のトーチカです!!

この戦型が書かれるのは初めてかかなり久しぶりなんで貴重ですね。

トーチカは端攻めができるのがポイントで穴熊側としては結構怖い戦法です。

ここで穴熊側が端歩を受けるかどうかが問題になってくるので自分も気になっていました。

この本ではそこをちゃんとフォローしてくれていて嬉しいですよ。

個人的には積極策の△7二飛車からの猛攻がツボでした(桂馬の頭を狙う攻め)

ただ、どうしてもお互いにじっくり組み合いになってくると手が広すぎて振り飛車が対応しなくちゃいけないことが多くなってきて難解になってきますね。

ここ最近の定跡の最前線近くだから仕方がない面はありますが・・・

なんとなく居飛車穴熊みたいな指しまわしを要求されている気がします(四間飛車側が)

この定跡は難しいから何度も読もう!

第4章 対エルモ急戦

エルモ急戦は基本的に船囲いの応用ってイメージでした。

四間飛車穴熊の急所 (最強将棋21)

新品価格
¥1,540から
(2021/4/24 14:17時点)

対船囲いはこちらの本が決定版になっているのでおススメです。

△3二銀型に構えて四間飛車がさばきまくれば囲いの防御力差で勝利できるシンプルな将棋。

鷺宮定跡の応用個所も基本は上の本の進化系ですね。

さばきかたさえおぼえてしまえばあとは同じような形にできるのでまずはこの章から読んでいくとよいと思います。

一番勝率が上がりやすい章だと思います。

まとめ

広瀬先生の穴熊本だけでは対応できない戦法が増えてきたところでこの本の登場は相当意味が大きいですね。

どうしても穴熊の定跡って難解になりやすいので、難易度は結構高いんですが穴熊党は必須の内容だと思います。

エルモは2枚穴熊と耐久度はそう変わらないけど、遠さで劣る。こういう感覚も随所に描かれているのが魅力です。

最後のセオリーは勉強になる大局観なので必読だと思います!!

負けない振り飛車!四間飛車穴熊のすべて (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,372から
(2021/4/24 14:17時点)

矢倉と急戦矢倉について

ということで、今日は矢倉の歴史を考えていきます。

矢倉の歴史=急戦矢倉の歴史であると私は考えています。
がっつり組み合う矢倉は急戦矢倉をクリアしてこそできるものでありまずは急戦矢倉があるんです。

矢倉は5手目に分岐点があります

5手目▲7七銀(昭和・令和の矢倉)

5手目▲6六歩(平成矢倉)

この矢倉は交互に流行しているものです。
その流行の分岐点にあるものが急戦矢倉です。

5手目▲7七銀の矢倉の問題は何か?
それは急戦矢倉に弱いことです。

矢倉中飛車・米長流急戦矢倉など5手目▲7七銀の矢倉に強い急戦矢倉はたくさんあります。
それに対して令和矢倉は早めに▲2五歩を突きこちらも攻撃をするぞという意思表示を見せることで急戦矢倉と戦っています。(平成矢倉は早めの飛車先の歩を突くのは損だと考えていました。桂馬をはねる余地を残したいからです。)

では5手目▲6六歩の矢倉は何がいいのか。
それは従来の急戦矢倉に強いことです。

ほとんどの急戦矢倉に対して戦える定跡が完備されているんです。
それはこちらの本に詳しく書かれています↓

対急戦矢倉必勝ガイド (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,232から
(2021/4/20 20:17時点)

で、この5手目▲6六歩がどうして平成矢倉になってしまったのかですが・・・

これを潰す新しい急戦矢倉が生まれてしまったんです。
それが居角左美濃急戦です。

この新しい急戦矢倉によって5手目▲6六歩が壊滅しました。

▲7七銀矢倉はこの左美濃急戦には強いので令和に復活を果たしました。

このように矢倉の大きな流れを作っているのが急戦矢倉です。
なので矢倉を組むためには急戦矢倉が必須となっています。

先手矢倉の逆襲 (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,525から
(2021/4/20 20:18時点)

【竜王戦観戦記】▲藤井聡太 二冠  vs △ 八代 弥 七段~続く伝説・怪物の5期連続優勝~

ということで今回の藤井将棋もすごかったですね。

先手の藤井先生は矢倉に組みました。

久しぶりに早囲いをみました。後手が米長流急戦矢倉とかに組めない陣形でしたから組みやすいですもんね。

早囲いとは言っても金矢倉じゃなくて土居矢倉でした。

それに対して矢倉穴熊に組んだ八代先生。

最先端の矢倉はわけわかめ(笑)

最初は後手の端攻めで開戦しましたが、藤井先生のカウンターがすさまじいですね。

最近の藤井将棋は受けに回ることも多い印象で一時期的な棋風とは少しずつ変わってきている気がします。さらに進化しているのかも。

バランスの良い広い陣形で敵の攻撃を完全に見切ってあとは猛攻で敵に食らいついてあとは離さない。

いや、この勝ち方が強すぎる。横綱相撲でした(;’∀’)

矢倉は終わらない (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,694から
(2021/4/18 19:31時点)

【棋王戦観戦記】▲森内俊之 九段 vs. △青嶋未来 六段~がんじがらめの穴熊を攻略する伝説~

1週間前の棋譜ですが、今頃並べましたw

この森内先生がすごかった。

青嶋先生の伝家の宝刀でもある四間飛車穴熊を見事に攻略しましたね(;’∀’)

青嶋先生は耀龍四間飛車を見せつつ穴熊に組みましたが、森内先生も居飛車穴熊に・・・

かなり難しい形になった感じですが、序盤から森内先生がうまく指していたイメージ。

一度リードを作ったらそのまま押し切る森内流の指しまわし。

うますぎる。

穴熊の玉頭戦でカウンターからリードをどんどん奪う。

森内先生、完全復活って感じです( ;∀;)

不利と悟った青嶋先生はすさまじく強力な穴熊を作り上げます。

金銀の形が違う4枚穴熊が何度も出来上がって、さらに猛攻にさらされながらもリードは森内!

流れは完全に森内!!

いや、これはすごい。現代将棋に完全に順応し怪物が復活した。

そんな気がします。

実際、今年の森内先生の勝率75%ですからね!(^^)!

負けない振り飛車!四間飛車穴熊のすべて (マイナビ将棋BOOKS)

新品価格
¥1,372から
(2021/4/15 22:29時点)

【叡王戦観戦記】▲藤井聡太二冠vs△広瀬章人八段~圧巻の相掛かり~

いや、この棋譜はすごすぎましたね。

予選とは思えない豪華なマッチング。もうタイトル戦ですよね。

そして、相掛かりになりました。飛車先の歩を早めに切る古典的な相掛かりでしたね。

こういう相掛かりの場合はじっくり組み合う感じになることが多いんですが、後手の広瀬先生が仕掛けて急戦調に・・・

勉強不足かもしれませんが、かなり力戦よりの形でした。

後手から先攻するって結構無理をしている印象もあるんですが、そこをうまくカウンターで仕留める藤井二冠の老獪さがやばい。

角と桂馬だけでカウンターを鮮やかに決めて広瀬先生を沈めてしまう恐ろしさしか感じません。

切れ味が鋭すぎて斬られたこともわからないような将棋でしたね。

鮮やかすぎて逆に恐怖すら感じるすさまじい将棋でしたね。

間違いなく歴史上最強の怪物になりつつあります。

藤井聡太の軌跡 ~400年に1人の天才はいかにして生まれたか~

新品価格
¥935から
(2021/4/12 23:03時点)